カーナビメーカーの選び方
カーナビの選び方で悩んでいるナビ取り付け初心者の方に、メーカーや機能から判断する最適なカーナビの選び方を説明していきます。カーナビといっても機種ごとに特徴や機能に違いがあり、どういった物が良いのか悩む人は少なくありません。ポイントを抑えてよいカーナビに出会えるようにしておきましょう!
目次
まずは設置タイプです。カーナビの種類は大まかにポータブルタイプと2DINがあります。それぞれの特徴とおすすめポイントについて知っておきましょう。
ポータブルタイプの特徴とおすすめポイント
ポータブルタイプのメリットは簡単に取り付けや取り外しが出来るという点です。
一家で何台も自動車を所有している方や、会社でたくさんの車両を管理している場合は全車両にカーナビを設置するにはお金が掛かり過ぎてしまいます。
あまり使わない車にカーナビがついているのはもったいないので、ポータブルタイプであればあまり使用しない車両からカーナビを取り外すことが可能です。
便利な面が目立つポータブルタイプのカーナビですが、不便な点もいくつかあります。それは綺麗に収まらないということです。
ポータブルタイプは綺麗に収めることを前提に作られてはいないので、多くの場合が空いているスペースに設置する形になります。
場合によっては運転中の視界を遮ってしまったり、操作の邪魔になる場所に設置せざるを得ないこともあります。
ドライバーは運転に集中しなくてはいけないので、なるべく気が散らないようなところにポータブルタイプのカーナビを設置するようにしましょう。
2DINの特徴とおすすめポイント
次は2DINの特徴とおすすめポイント、デメリットについて触れていきます。2DINの特徴は収まりがよいというところです。
ワンタッチでディスクを挿入することができますし、余計なスペースを必要としないのですっきりとした印象を受けます。
車内はシンプルですっきりしているのが好きだという人や、なるべく目線に入るところにカーナビを置きたくない方は2DINの方をお勧めします。
デメリットは簡単に持ち運ぶことができない、取り外しが困難という点です。無理に外そうとすると故障の原因になりますし、内装の故障にもつながるので知識がない方は業者にお願いするようにしましょう。
以上のことを踏まえて、自分の車種やライフスタイルに合うタイプを選ぶことをお勧めします。
最新機種の人気機能(VICS/VICSWIDEの特徴/音質・通信(ハイレゾやblouetooth)/音声操作)について説明していきます。
VICS/VICSWIDEの特徴は正確な渋滞情報、道路状況を知ることができるというところです。車を運転していると一度は経験があると思いますが、思わぬところで渋滞に巻き込まれることがあります。
時間に余裕があれば良いですが、仕事などで急いでいるときに渋滞に巻き込まれると色々なところに迷惑をかけてしまいます。
渋滞というのは常に色々なところで起きていて、予想するのが難しい場合があります。特に交通事故、自然災害による渋滞は予想できません。知らずに運転をしていて、そういった渋滞に巻き込まれることもありえます。
そんな時に役に立つのがVICS/VICSWIDEです。これらの機能を搭載していれば瞬時に最新の渋滞情報、道路状況を把握することが出来ます。長距離ドライブを頻繁にする方や、仕事で走り回っている人はあったほうが便利な機能です。
音楽好きの方は気になるのが音質・通信(ハイレゾやblouetooth)/音声操作です。カーナビは自動車のスピーカーと連動していて、スピーカーの性能を十分に活かすにはこのカーナビの性能が鍵になります。
カーナビは人間の体で言うところの脳のような部分です。スピーカーは手足と考えてもらえば分かりやすいでしょう。
手足を上手く動かすには脳から情報を伝達する必要があります。車内で音楽を聴くときも同じで、カーナビ本体からスピーカーに情報を伝達する必要があります。
この伝達機能が高いものが音質の良いカーナビということになります。さらに伝達方法もいくつか種類があります。
一昔前は有線で直接つなげたりするのが主流でしたが、今はハイレゾやblouetooth遠隔操作することが可能です。伝達スピードも正確性も上がっているので、有線と同じくらいのクオリティで高い音質の音楽を楽しむことができます。
ドラレコとの連動性(メリット記載)についても知っておいたほうが良いです。最近搭載する人が増えているのがドライブレコーダーです。
ドライブレコーダーは運転中のドライバーの視界を録画していて、事故のときの過失割合の算出に役立ったり、道路交通法違反や犯罪に巻き込まれたときの証拠資料になります。
自分の安全を守ることが出来ますし、危険な運転に巻き込まれることを未然に防ぐことにも繋がります。このドライブレコーダーとカーナビが連動しているとスイッチ一つでモニターにドライブレコーダーで録画した映像を見ることができます。
事故状況をすぐに確認したいときや、何か違和感を感じた時にすぐに映像で見返すことが出来るので非常に便利です。この先さらに需要が高まると予想されているので、付けようか迷っている人は今のうちに付けておいても無駄ではないでしょう。
ドライブレコーダーを付けていることでマイナスに働くことはないので、その点の心配はいらないです。今は安いものも増えてきているので、インターネット通販などで購入して自分で付ければ数千円でドライブレコーダーを搭載することが可能です。
取り付け作業に不安がある場合は無理をしないで専門業者や取り付けをしてくれるお店に持っていきましょう。
メーカーごとの特徴(パイオニア/ALPINE/PANASONIC/ECLIPSE/YUPITERU)を整理します。
カーナビはメーカーによって連動性に違いがあったり、スピーカーとの相性があるのでどこのメーカーでも良いというわけではありません。
パイオニア
パイオニアは非常に有名なメーカーで、好んで選んでいる方が多いです。信頼できる性能と、豊富な実績があるので、予算に余裕があるのであれば候補に入れたいメーカーの一つです。スピーカーとの連動性も非常に高く、再現性も優れているので音楽好きには人気です。
ALPINE
ALPINEもパイオニアと並んで音楽好きには人気が高いメーカーです。音質にこだわったモデルもあるので、音質にこだわりたい人はお勧めといえます。
PANASONIC
PANASONICは家電で有名ですが、カーナビも定評があります。音質が特別優れているというわけではありませんが、低価格で使いやすいものがたくさんあるので、機能性重視の方にはピッタリです。
YUPITERU
YUPITERUも派手さはないですが、堅実でコストパフォーマンスが良いのが特徴です。
このようにカーナビにはたくさんの種類があり、それぞれの特徴を持っています。
機能や装備で選ぶ人も多いですが、お気に入りのメーカーの中から最新型を選ぶという方も多いです。 新車で車を購入する時は、必ずと言って良いほど純正品の取り付けをすすめられます。
純正品は悪くはないですが、市販のものよりも高価な場合が多く、さらに使用できる機能も限られていることが多いです。
しかし、メーカー指定のものしか取り付けできない車種も増えているので、簡単に市販のものをつけることは難しいです。
その時に便利なのが取り外し簡単なポータブルタイプのものになります。ポータブルタイプであれば取り付けできないことはほとんどないです。
車を買い替えるときに外しておけば新しい車が納車された時にすぐに取り付けすることが出来ます。カーナビに入っている情報も更新する必要がないので、手間が省けて非常に便利です。綺麗に収めるのは難しいですが機能に問題はないです。