従来はコンポとスピーカーは同じ部屋に
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従来の音響設備といえば、音響設備の心臓部であるステレオコンポとスピーカーを有線で接続するタイプでした。
近年は技術が進歩し、ステレオコンポとスピーカーをワイヤレスで繋いで、音響のネットワークを構築する方法が可能になっています。
従来のようにステレオコンポとスピーカーを有線で接続しますと、配線距離の関係から設置場所が限られてきます。
基本的にはステレオコンポとスピーカーは同じ部屋に置いて音楽を楽しむスタイルになります。
それに加え、配線距離が長くなるほど音質が劣化するというデメリットがありました。
ワイヤレスなら別の部屋でも
しかし、ステレオコンポからワイヤレスで音の情報を発信することで、設置する場所を限定することから解放されます。
自由に設置できるのです。
つまり、同じ部屋でなくても、ステレオコンポを置いていない部屋でも音楽を聴くことが出来るという訳です。
同じ家の中であれば、どの部屋においてもステレオコンポから発信された音を受信して聴くことが可能となります。
つまり、音響のネットワークを構築できるのです。
ワイヤレスにすることで音響のネットワークを構築する利点としましては、ステレオコンポを各部屋に配置する必要が無くなるということです。
1箇所にステレオコンポを置いておけば、そこから各部屋に音の情報を発信しますので、各部屋には受信機とスピーカーだけ設置しておけば良いのです。
つまり、ステレオコンポを各部屋に購入する必要がなくなり、音響設備への投資代が安くなります。
なおかつ、ステレオコンポを置く必要が無くなりますので、省スペースにも繋がります。
ワイヤレスなら音質の劣化がない
また、ステレオコンポからスピーカーへの音情報の伝達方法は有線による配線ではなくワイヤレスですので、距離による音質の劣化はありません。
有線配線の弱点を克服したことになります。
ですから、ワイヤレスだからといって音質が悪くなるということはありません。
どの部屋でも同等の音質で音楽を楽しむことが出来ます。
これは大きなメリットと言えるでしょう。
時代は省スペース化へ
近年の住宅事情を鑑みると、省スペースというのは重要視されていることです。
各部屋で音楽を聴きたいけど、ステレオコンポを置くスペースが無い上に、各部屋にステレオコンポを購入する設備投資が難しいのが現状です。
このような時に、このワイヤレス音響システムで家に音響のネットワークを構築すれば、とても合理的に音楽を楽しむことができます。
これから普及率が上がるシステムと言えるでしょう。
ホームシアターにもワイヤレスがオススメ
自宅で映画鑑賞等をする際は、臨場感のあるホームシアターで鑑賞するのが理想的です。
ホームシアターが世に知られるようになった初期の頃は、音響設備から普及されました。
いわゆる5.1チャンネルという音響設備で、前方の左右と中央にスピーカーを配置し、ウーハーを配置します。
そして後方にスピーカーを2つ左右に設置することで、映画館さながらのサラウンド効果を発揮するというものでした。
その当時は画面はテレビでした。
その後、手頃な価格で購入できるプロジェクターとスクリーンが登場したのです。
このプロジェクターとスクリーンによる映像効果は、まさに映画館で映画鑑賞しているかのような臨場感を味わうことが出来ます。
このようにして、ホームシアターは進歩を続けています。
スピーカーとコンポをワイヤレスでつなぐオススメ商品
オンキョーの「X-U1X」
コンパクトでいて、Bluetooth対応なのでスマホ接続もOK。
インテリアにもマッチして色んな場所にスピーカーを持っていける為オススメです。