最近話題のDCモーター扇風機とは、他のものと何が違うのでしょうか。
扇風機は簡単に涼みたいときや冷暖房運転の効率アップに役立ちます。しかし、気になるのは静音性や電気代です。
実は、DCモーター扇風機は運転音の静かさや電気代の面でおすすめの商品です。しかも、デザイン性が高いものもあり、インテリアにこだわりがある方にもおすすめです。
今回はDCモーター扇風機の特徴とメリットやデメリット、おすすめの商品をご紹介します。
DCモーターのDCって何?DCモーター扇風機のメリットやデメリット、おすすめ製品
目次
コスパよし!SHARP PJ-H2DS
3枚羽根が特徴のこの扇風機は、数アホウドリ羽根形状を応用し開発されたものです。
空気抵抗の少ないこの形状により、小さくても直進性の高い風を作り出すことが可能となっています。
また、シャープならではの除菌技術が搭載されているのも特徴です。この技術によって、部屋全体の空気を循環させるだけではなく、浮遊カビなどの除菌も行うことができます。
洗濯物の部屋干しをしている場合は、生渇き臭も消臭できるなどリーズナブルでありながらコスパは高い商品です。
DC扇風機のDCって何?
DC扇風機のDCとは、電流の流れ方を表す言葉で直流(Direct Current)の略です。直流電流は向きが一定に流れ、この流れが変わることがありません。
日常で使われている身近な直流電流としては乾電池がありますが、乾電池を入れるときにプラスとマイナスの向きを間違えると動かないのは電流の流れる方向が決まっているからなのです。
家電製品の多くは交流(AC)のものが多く、ACモーターで動く扇風機もあります。
メリット・デメリットとかあるの?
DCモーター扇風機のメリットは、細かい風量調整が可能なこと、ACモーター扇風機と比較すると電気代が安く済むことです。
ACモーター扇風機でできる風量調整は、弱・中・強など細かな設定はありません。
就寝時に使う場合などは、弱風でも強いと感じることもあるのではないでしょうか。DCモーター扇風機であれば、風の微調整が可能で弱風よりも更に弱い風も作り出せるのです。
電気代も安く済むためメリットばかりのように感じられますが、扇風機本体はACモーター扇風機よりも高くなってしまうのがデメリットです。
売れ筋DCモーター扇風機
DCモーター扇風機はACモーター扇風機と比較すると価格が高いというデメリットがあるものの、風量調整や電気代の面でメリットがあることや、デザイン性の高いものが多いことから人気を集めています。
人気とはいえ、実際に購入するとなると何を選ぶか迷うものです。今回は、様々な製品の中から売れ筋の商品をご紹介します。
インテリアの邪魔をしないものが欲しい、風量の微調整ができるものが欲しいと考えている人は参考にしてください。
日立 HEF-DL300
様々なシリーズがある扇風機ですが、これは軽量設計で3kgと軽いのが特徴です。
他のシリーズよりも厳選した機能と、シンプルな作りでこの軽さを実現しました。
軽いので気軽に持ち運ぶことができるため、家の中のどこでも使うことができます。
低速回転が可能なモーターでうちわで扇いだような微風も含む、6段階の風量調整が可能です。首振り範囲75度と幅広く、サーキュレーターとしての利用にも向いています。
おすすめポイント
比較的リーズナブルな価格で、風量も6段階調整できるので気軽に購入しやすい商品です。
うちわ風のような優しい風は、おやすみ前にもぴったりですしタイマー付なので安心して利用できます。
就寝時に便利な機能は他にもあり、消音・減灯モードが搭載されていて使用時に操作音を消したりランプの灯りを抑えることが可能です。
購入するときは組み立て済みで箱に入っているため、購入後は箱から出してすぐに使えます。
SHARP PJ-H2DBG
アホウドリとアマツバメ、2種類の鳥の羽根の構造を応用した形状の羽根は、風の直進性と風量のアップを実現しました。アホウドリの羽根は細く長く、空気抵抗が少ないのが特徴です。
アマツバメからは尖りと丸みのある羽根を参考にすることで、風量を従来商品よりも50%アップしています。
首振り範囲は上下に100度(上90度下10度)、左右に90度と部屋の空気の循環にも活躍します。コードレスモードもあり、持ち運びも簡単です。
おすすめポイント
シャープ独自の技術で空気清浄機能もあり、部屋の空気を綺麗にしながら使えます。
高さは最小550mm、重さは3.2kgとコンパクトで軽くコードレスで利用できるため、持ち運びが楽にできて様々な場所で使うことができます。
上下の首振り範囲が広いのも特徴で、コンパクトで場所をとらないので狭い部屋の空気の循環に便利です。
上下の首振り範囲が広いので、涼みたいときに自分の周りに効率よく風を送ることや、冷暖房利用時の運転効率アップにも役立ちます。
日立HEF-DC6000
風量の調節は8段階で、最弱風量はうちわで扇いでいるようなやさしさの風も送ることができます。
リモコン操作ができるため、離れたところからの操作も簡単です。
8枚羽根を採用した扇風機は風を送り出す間隔が短くなるため、切れ目のない風を送り出すことができます。
表示パネルはLED表示で見やすいのが特徴で、操作も触れるだけで動くタッチキーを搭載して操作性も快適です。
おすすめポイント
首が上方向に90度動くため部屋の空気の循環にも活躍する製品です。
左右の首振り範囲も45度、70度、90度と使用シーンに合わせて変えることができます。
室温感知機能もあり、室温に合わせて自動で風量を変えて運転することがかのうです。
リモコン操作はこっち向いて機能を搭載しているため、離れたところで涼んでいるときもリモコン一つで風向きを変えることができます。
リモコンは本体に収納できるため、使用しないときも邪魔になりません。
バルミューダ EGF-3300
自然界の風を再現することにこだわった独自開発の羽根が作り出す風は、通常の4倍以上広がり広範囲の空気を動かします。
首振り範囲も150度と広く、最大風量運転時は15m先まで風を送るパワフルな商品です。
静音性も高く、最小風量運転時は13dbの音量と無音に近い静かな運転音でやさしい風を送ることができます。
別売りのオプション品を使うと充電をして使えるようになり、コードレスで最大20時間使用することも可能です。
おすすめポイント
静音性の高さは無音に近く、13dbという音量は蝶2匹の羽ばたきの音程度と就寝時に使っても気にならないレベルです。
そして、最大風量では15mまで届くパワフルな風を送ることができ、首振り範囲も150度と広いのでサーキュレーターとして1年中活躍できます。
これだけの性能を持ちながら省エネルギー性能も高く、最弱運転の使用エネルギーは1.5wです。これはひと夏使っても27円程度の電気代で、一日1円もかからないとされています。(最弱運転で一日8時間の運転で、90日間使用した場合の計算です。)
DYSON AM07DCBN
羽根のない扇風機で有名な、ダイソンのシリーズの扇風機です。
パワフルな風でありながら、消費電力は従来商品よりも10%軽減できています。
羽根がないためカバーもなく、スタイリッシュなデザインはインテリアの邪魔をすることもありません。
スリープタイマー機能もあり、15分から11時間の範囲で設定することができます。
重量は2.8kgと他社製品と比較すると、軽いので持ち運んで利用したいという場合も使いやすいです。
おすすめポイント
羽根がないのでデザイン性が高いだけでなく、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。
回転しないので子供のいる家庭でも、カバーなしで安心して利用できるため様々な場所で使うことができます。
羽根がないので、作られる風にムラが起きることなく一定の風を送ることができるのも特徴です。
独自の技術を搭載したことによって作り出される風は、周囲の空気を巻き込んで送るためパワフルな風を送ることができます。