PREMOA-MAGAZINE

進化する電子辞書|英語のネイティブ発音や手書き検索も!

電子辞書の進化


スマートフォンやITの発達で、手軽にいろいろなことが出先でも調べやすくなりましたが、携帯できてレファレンス機能を持つ端末として、その機能に特化した電子辞書は、使い勝手の面でやはり一日の長があります。
さらに、電子辞書は日々進化を続け、ますます機能を増やし、洗練させ、使う側にとって非常に役立つものになっています。
特に、ビジネスなどにも使える生活・実用モデルの進化は目覚ましいものがあります。
以下に、その一端を紹介します。

収録辞書


ほとんど、なんにも使えるのが実用モデルの電子辞書です。
収録辞書数やコンテンツ数も100冊以上のモデルが最近増えてきました。
これをもし書籍で揃えるとなると、本棚の約2段分は占領してしまいます。
もちろん、価格の面でも格段に割安になります。
入っている辞書も医学、生活、ビジネスからホビー分野など様々充実しています。
これらの辞書は、読むだけでも楽しめます。

手書き検索など


最近の電子辞書は「手書きパネル」が多く採用されています。
ここにアルファベット、日本語を手書きすることで、手書き検索がスムーズにできます。
覚えたい単語などを手書きパネルに書き込めるという「学習帳」機能を搭載した電子辞書も登場しています。
また、カラー液晶付き電子辞書であれば、ワンセグテレビを見ることができたり、メモリーカードに保存した写真をスライドショーで再生したりできるなど、さまざまな機能が増えています。

英語のネイティブの発音を聞く


英語を学習の人から英文学専攻の学生、ビジネス英語を極めたいビジネスマンまで対応するよう、英語に関する機能も本格化しています。
紙の辞書と電子辞書の大きな違いはネイティブの発音機能がついていることで、これは大きなメリットです。
発音機能搭載モデルはほとんどの電子辞書がスピーカー付きで、ヘッドホンをつければ電車の中でも勉強することが可能です。
さらに、上位機種の電子辞書にはTTS技術による音声読み上げ機能が搭載されています。
合成音声による発声ですが、例文をはじめ、英語のテキストであれば、すべての文章を読み上げてくれます。
音声に合わせて、何と再生中のテキストを字幕のように表示する便利な機種も登場していて、レベルに合わせたリスニング学習が可能です。

第2外国語


グローバル化の進展で、英語だけでなくその他の言語も必要な時代になってきています。
第2外国語として、各社が力を入れている言語のひとつが中国語です。
ピンイン検索や手書き検索など中国語の入力も格段に使いやすくなっています。