切っても切ってもすぐ枝毛が出来る方へ
目次
毛先のダメージがひどいからカットしに行こう・・と美容室に行って切っても、しばらくするとまた出来ている枝毛。
特にロングヘアーの女性は慢性的に枝毛・切れ毛に悩まされているのではないでしょうか。
伸ばしたいのにダメージで泣く泣く切ることもしばしば。
一体なんなの!?と私のようにブチ切れている方の為に、枝毛の気になるメカニズムや原因、対策を調べてみました。
枝毛のメカニズムとは?
枝毛とは、ダメージによって表面のキューティクルがはがれてしまい、髪の中の水分が失われて、髪の繊維が裂けてしまう現象です。
切れ毛との違いは、枝毛は縦に裂けており、切れ毛は横に切れている状態です。
両方とも、キューティクルが髪の水分やたんぱく質などを紫外線などのダメージから守れていないことから起きており、キューティクルがはがれてしまうと毛皮質(コルテックス)というキューティクルのうちがわにある部分がむき出しになっていまいます。
毛皮質がむき出しになることでさらに内側にあるケラチンタンパク質が流れ出てしまってスカスカになり、髪が弱くなってしまうのです。
キューティクルがはがれた部分から5センチくらいの髪の水分は減少してしまっているので、枝毛を切っても切った上の部分が再び枝毛になってしまうんですね。
枝毛を裂いたりちぎったりはNG!
これはもうよく知れた事実ですが、枝毛を裂いたりちぎったりする行為はもちろんNGです。
毛が普通より細くなってまとまりにくくなりますし、あとから生えてくる髪の質を悪くしてしまいます。
切るにもコツがある
枝毛は切るのが一番ですが、その際は普通のハサミではなく髪用のハサミを使いましょう。
切る場所は枝毛になっている部分より3~4センチ上を、まっすぐカットしましょう。
枝毛になっている部分から最低2~3センチはダメージを受けているので、また枝毛にならないよう余裕をもってカットするのと、毛先を斜めに切るとそれもまた枝毛になる可能性があるためです。
枝毛の原因とは?
枝毛の原因は「ダメージ」の一言に尽きますが、いろいろな類のダメージがあります。
・ヘアカラー・パーマによるダメージ
・アイロンやコテによるダメージ
・シャンプーの刺激によるダメージ
・ドライヤーによるダメージ
・栄養不足・睡眠不足・生活習慣
・ストレス
・濡れたまま寝ることによるダメージ
・過度なダイエット
・摩擦・静電気・紫外線のダメージ
髪のダメージとなり得る原因はたくさんあります。
一度枝毛になってしまうとくっついたりはせずもう治らないので、これらを見直して未然に防ぎたいものです。
枝毛になりやすいNGシャンプー
シャンプーのやり方次第では髪にダメージを与えかねないので、これらのことに気を付けて髪を洗うようにしましょう。
・洗う前にブラッシングで絡まりをとる
・後頭部からお湯をかけて洗わない
・シャンプー前に髪をしっとりぬるま湯で予洗いしておく
・シャンプーを泡立ててから頭にのせる
・ごしごしこすらない
・地肌をマッサージするように洗う
思い当たることがある方も多いのではないでしょうか。
ブラッシングは根元から毛先に向けて一気にやると傷みの原因になるので、毛先から徐々に行い、ガンコに絡まっている部分はヘアオイルと手ぐしで優しくほぐしましょう。
ブラシ本体も、目が細かく静電気が起こりやすいプラスチック製などではなく、木製にしましょう。
また、キューティクルの流れに逆らうと刺激を与えてはがれやすくしてしまうので、髪を逆さの方向で洗ったり後頭部からお湯をかけて洗うことはNGです。
シャンプー選びももちろん大事で、栄養素が多いアミノ酸系シャンプーが、修復作用がありおススメです。
枝毛になりやすいNGドライヤー
髪の乾かし方にも多くのコツがあります。
・タオルドライはタオルをこすり合わせない
・ドライヤー前に熱から髪を守るヘアオイルをつける
・髪の根元から乾かす
・ドライヤーを髪から20センチほど離す
・タオルでごしごししながら乾かさない
・ドライヤーをこまめに動かし熱風が集中しないようにする
シャンプー中も言えることですが、濡れている髪はキューティクルが開いて無防備な状態なので、摩擦などの刺激を与えないようにすることが大事です。
タオルドライはタオルで髪をはさんで手でおさえて優しく水気を切りましょう。
濡れたまま長い時間放置することももちろんNGです。
ドライヤーは遠赤外線低電磁波の安心セラミックを使おう
遠赤外線の効果で髪の毛を芯から乾かすセラミックドライヤーがおススメです。
また温度が高すぎないことも大事です。
有名なヘアビューザーは、独自のバイオプログラミング技術で髪のたんぱく質の水和構造を堅固にし、熱のダメージから守ってくれます。
奇跡のドライヤーを呼ばれるだけあってかなりおススメのひと品です。
これは欲しい・・!(なかなか手が出ないお値段ですが・・)
まとめ
無意識に髪にダメージを与えるような行為をしていると思い当たる人も多いのではないでしょうか。
日頃のシャンプーやドライの仕方から意識して、枝毛を防いで清潔感ある髪の毛にしましょう!