PREMOA-MAGAZINE

家庭菜園もスマホでする時代!?スマート菜園「foop Lite」

お部屋のすみでちょっとしたミントやハーブを育てている方って結構多いですよね。
その場で摘み取ってハーブティーを淹れたりモヒートを作ったりとおしゃれに楽しむ人も多いようです。
土耕栽培で本格的に家庭菜園をしようと思うと、一戸建てに庭がついているような自宅でないと難しいですが、手軽に楽しめる水耕栽培というものを皆さんはご存知でしょうか。
水と液体肥料で植物を育てる栽培法で、畑づくりや土作りに経験や手間がいる土耕栽培と違い、天候や季節に左右されずに野菜作りを楽しめるんです。
土を使わないので虫などがつく心配もなく、殺虫剤や除草剤も使わないので安心かつ衛生的。
成長スピードも土耕栽培の1・5倍という速さで、室内のちょっとしたスペースで手軽に始められるとあって、近年世界的に人気なんです。
その為現在様々な水耕栽培キットが販売されています。
中でも昨年発売されて大人気だったIoT水耕栽培器に新モデル登場したそうなので、ご紹介致します。

IoT水耕栽培器 スマート菜園「foop Lite」


スマホで管理しながら野菜などを育てることが出来る、日本初のIoT水耕栽培機「foop」に新モデルが登場しました。
「foop Standard」を手の出しやすい価格にしたベーシックモデル「foop Lite」は、2017年3月21日から公式サイトにて予約販売が開始されます。



公式サイトによると「foopは、スマートフォンで水耕栽培を楽しめる、新しいタイプのインテリア」とのことで、インテリアと言うだけあってそのデザイン性はお部屋のどこに置いても雰囲気を損なわないスタイリッシュなたたずまいです。
丸みのあるシリンダー型のデザインで側面は上質な飛騨木で出来ているので温かみはありつつ、余計なボタンなどは省いてスマホからの操作に集約することで、未来的で先進的なデザインを実現。
まるで観葉植物のようですね。

スマートフォンで管理!食べ頃などをお知らせしてくれる



専用アプリが野菜の状態や食べ頃などを教えてくれるので、ちょっとした旅行などで家を離れる時も安心です。
野菜の種類をアプリで選択すると、最適な環境に自動で設定してくれるほか、水量や温度、栽培日数をモニタリング出来ます。
スマホの位置情報をオンにすると、その地域や季節に合わせたアドバイスもくれるという気の利きよう。
アプリの操作自体もシンプルで、直感的に操作出来ます。

野菜を良質な環境で育てられる!



野菜を育てる上で重要な「光」。
「foop Lite」は、太陽の光に近い光質を出す3派長のLEDが採用されています。
お部屋の中でも野菜の成長に不可欠な栄養をしっかり与えることが出来ます。
朝、夜の時間に応じて明るさは自動制御されるので、より自然に近い環境で野菜を育てることが出来ます。
さらに非接触センサーが搭載されており、センサーで分析された温度や湿度をもとに、中の2つのファンの運転を調整し、自動で環境を最適な状態に保ってくれます。
植物が栄養を吸収する上で重要な水の中の空気量を調整するエアーポンプも装備されています。
もはや人の手をほどこすところがないのでは?というくらい、なんでもスマートに自動で管理してくれちゃうんです。

育て方は?



気軽に野菜を楽しく育てられるのがfoopのいいところ。育て方も至ってシンプルです。
栽培カップにスポンジと種をセットして、水と液体肥料を入れれば準備完了。
あとはアプリで野菜を設定すれば、お手入れや食べるタイミングはアプリが教えてくれます。
水耕栽培なので、土栽培と違い採れた野菜は洗わずそのまま食べられます。
しかも一気に収穫するのではなく、食べたい分だけ採って食べられるので、せっかく育てた野菜を無駄にしてしまうこともありません。
野菜は15センチ以下の葉物野菜に対応しており、レタス、パセリ、小松菜、ミニトメィト、ハーブなどいろいろな種類が栽培可能です。
一度に20株を植えることができ、収穫時期が近い野菜であれば、種類の違う野菜を同時に育てることも可能です。

日本の伝統工芸 foop Premiumモデルも





「foop Lite」の他にも、日本の伝統工芸を取り入れた「foop Premium」も新しく登場しました。
側面に漆工芸が用いられたモデル2色(朱色・黒色)と、西陣織2柄(金襴 花紋様、金襴 アフリカ紋様)、鹿革が用いられたモデルの計5種類が、夏に注文受付を開始します。
全て職人の手で作られており、こだわりと気品を感じるデザインです。

価格は38,500円



2016年4月に発売された初期のモデル「foop Standard」は、予約台数150台がほんの数日で完売するほどの人気だったそう。
LiteはStandardより1万円ほどお安くなっており、手が出しやすくなった分、さらに人気が出そうですね。