かまどさん電気が美味しく炊ける理由
土鍋で炊いたご飯は格別ですが、なかなか自宅で土鍋を使ってご飯を炊くのは難しいものがあります。
火加減調整も難しいですし、火加減を間違うとご飯を炊いている最中に吹きこぼれてしまうこともあります。ご飯は電気炊飯器で炊くという人がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、ご飯は毎食食べる事もある主食なので、出来るだけ美味しく食べたいと思うものです。そこで人気を集めているのが、かまどさん電気という全自動炊飯専用土鍋になります。釜土さん電気は火を使わずに、土鍋で炊いたご飯を食べることができます。
長谷園×siroca共同開発について
かまどさん電気は、伊賀焼窯元の長谷園と家電メーカーのsirocaが共同で開発しました。
開発にかかった期間は4年にも上り、試作した土鍋は500個にもなります。伝統的な熟練の技と最新の技術が融合しており、ボタン一つで本格的な土鍋ご飯を炊くことができます。
面倒な火加減調整もいりませんし、吹きこぼれる心配もありません。かまどさん電気は、2018年にグッドデザイン賞ベスト100にも選ばれています。
かまどさん電気の特徴
かまどさん電気の特徴は、何といっても土鍋にあります。
伊賀ならではの400万年前の土を使っており、職人の熟練した技によって作られています。本物の伊賀の土で作られた土鍋は、ご飯を炊く時に呼吸をするのです。
伊賀の土には微生物の化石が豊富に含まれているので、土鍋を焼き上げる際に無数の穴が生まれ、呼吸をする土がご飯を美味しくしてくれます。
土鍋に金属コーティングがされていると、その呼吸が妨げられてしまいます。かまどさん電気の土鍋は呼吸をすることで、ご飯がべたつくことはありません。
それから遠赤外線の効果によって、お米の芯にまで熱を通すことが出来ます。それによりご飯の一粒一粒までふっくらと炊き上がります。
熱源にはシーズヒーターが採用されており、熱源を感知するセンサーも鍋底に埋め込まれています。それにより炎で炊くのと変わらない状況でご飯を炊くことができます。
イチオシポイント
かまどさん電気で一番のポイントは、簡単に本格的な土鍋ご飯を炊けることです。
火加減を調整する必要もありません。誰でも同じように炊けるので、失敗することがないのも大きな魅力です。
蓋も二重になっているので、吹きこぼれる心配も全くありません。また、二重のふたは圧力釜の役割も果たしてくれます。
それからかまどさん電気の魅力は、冷めても美味しいところにあります。
通常、羽釜で炊いたご飯は木のおひつに移す必要があり、そうしないと美味しさを保つことができません。
かまどさん電気の土鍋は呼吸するので、そのままでも美味しさを保つことができるのです。
また、他の土鍋に比べると肉厚に成型されています。それにより熱しにくく、冷めにくい土鍋になっています。ご飯が冷めにくいので、美味しさをキープするには最適です。
かまどさん電気は、美味しい土鍋ご飯を手軽に食べたいという人におすすめです。
仕事や家事で忙しく、なかなか土鍋でご飯を炊く気にはなれないという人も多いのではないでしょうか。ふっくらと炊き上がった美味しいご飯は食べたいものの、火加減調整が難しいので土鍋で炊くのを敬遠しているという人もいると思います。
かまどさん電気は操作がとても簡単なので、料理があまり得意ではないという人にも喜ばれています。
また、飲食店などで利用されることもあります。お手入れも簡単で、少し水につけておけばお焦げご飯も綺麗に取れます。
これは伊賀焼の特性を生かしたもので、土鍋とご飯の間に水分の膜が出来るからです。