最近の家電のトレンドは、お部屋の雰囲気を壊さないデザイン性、高性能、高級感、と言った、見た目と性能両方を重視する高級志向なユーザーが多いイメージがありますね。
それを象徴する家電の一つとして、インテリアのようなスタイリッシュかつ近未来的なデザインのホームクリーニング家電が最近話題。
「LG Styler」は以前ここの記事でもご紹介したことがありますが、今回はなんと全自動で衣類を畳んでくれるという超未来的な家電をご紹介致します。
セブンドリーマーズ / laundroid 1(ランドロイドワン)
目次
約1年前にその開発が発表されていた全自動洗濯物たたみ機「/ Laundroid 1(ランドロイドワン)」が、2017年3月から予約販売されます。
「世の中にないモノを創り出す技術集団」と自称するベンチャー企業、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが、パナソニック、大和ハウス工業と三社で合弁会社を設立し、開発をしてきました。
今回の予約販売は「屈指のイノベーターの方」を対象としているそうで、一般人が手軽に手を出せる完全版のLaundroidの発売は、リリース文によると2018年3月だそうなので、もう少し先の話になりそうです。
とは言ってもこの近未来的な家電、気になりますよね。
画像解析技術、A.I. (人工知能)、ロボティクス技術
ランドロイドは世界初の全自動衣類折りたたみ機です。
画像解析技術、A.I. (人工知能)、ロボティクス技術をコアに、テクノロジーの調和から生まれた未来型家電。
投入した乾いた洗濯物を画像解析によってどのような衣類かを判別し、人工知能(AI)が最適な畳み方を選択します。
A.I.が学習しデータベース化するので、たためばたたむほど成長し、データベースに蓄積された知識によって最適な畳み方を選択します。
まさに未来型ロボットのようでわくわくしますね。
衣類を仕分けてくれる!
ランドロイドはただ畳むだけではありません。
あらかじめ設定すると、衣類を種類ごとや持ち主ごとに自動で仕分けてくれるんです。
家族が多いと仕分けるのってかなり面倒ですが、これはお母さん大助かりな機能なのではないでしょうか。
もちろんスマホから操作可能
もはや家電のIoT化は当たり前の時代。
本体での基本操作だけでなく、ランドロイドアプリで様々な設定や操作が可能です。
本体寸法、価格などの詳細はまだ未公開
今回3月に予約販売が開始される「ランドロイドワン」はハードウェアは完成しており、衣類を畳む中枢のソフトウェアに関しては開発最終段階のベータ版が搭載されます。
価格などの多くの詳細がまだ公開されていませんが、100台限定で先行入手できるランドロイド・ゼロは会員権価格で2,500,000円(税別)。
これはランドロイド1も結構な額を覚悟する必要がありますね。
まとめ
人は一生で9000時間、つまり375日分もの時間衣類を畳んでいるそうです。
ランドロイドの提案する「ランドロイド・ライフ」は、
より良い時間のあり方
より良い空間のあり方
今までにない、新しい生活習慣
を可能にするもので、私たちの生活に大きな変化をもたらしてくれます。
一般家庭に浸透するのはまだまだ先かもしれませんが、近い将来、人は洗濯という手間から解放される日が来るでしょう。