写真を入れて贈ろう。プレゼントに喜ばれるデジタルフォトフレームの選び方
今年の敬老の日は、9月18日(月)。
親族への贈り物って意外と難しかったりしますよね。
何をあげてもあんまり使ってくれなかったり、かと言って旅行や食事は離れて暮らすおじいちゃんおばあちゃんとは難しかったり・・
お花、パジャマ、健康グッズ、お取り寄せグルメ、旅行や食事のギフト券、
筆者もあれこれ考えたのですが、今年は家族の写真やそれに合った音楽を詰め込んだデジタルフォトフレームを贈ろう!と決めました。
そこで贈り物にぴったりなデジタルフォトフレームを徹底的に調べてみました。
選び方の基本:画面のサイズ
まずは大きさから選ぶのがざっくり選択肢を絞れてよいです。
【近くで見るなら】
・7インチ・・・L判(いわゆる写真サイズくらい)
【インテリアとして飾ったり遠くから見るなら】
・8インチ・・・ハガキサイズくらい
・10インチ・・・2L判
デスク周りなどに置くなら7インチ未満、複数の人数で見て楽しんだりするのには7インチ以上がおススメです。
贈り物には7インチ以上がよさそうですね。
今回は特に敬老の日のプレゼントとして贈るので、老眼気味のおじいちゃんおばあちゃんの為を思っても大きめがよさそうです。
選び方の基本:内蔵メモリがあるかないか
デジタルフォトフレームはSDカードやUSBメモリなど外部メモリを挿入して写真を再生するものがほとんどなので、家族との写真を入れて贈りたい場合には、データの入った外部メモリも一緒に用意する必要があります。
もしくは内蔵メモリが搭載されているモデルだったら、デジタルフォトフレーム本体に写真を保存することが出来ます。
なので選ぶ際に内蔵メモリの有無は要チェック!
内蔵メモリはあった方がいちいち外部メモリを出し入れせずに済むので楽ですが、その分価格も少し上がります。
そして地味に気になるのが、内蔵メモリへのデータの取り込み方です。
安価なモデルだと、パソコンとデジタルフォトフレームをUSB接続しないと取り込み・削除が出来ないので、パソコンを持たない・使わない年配の方への贈り物としては、内蔵メモリはあまり意味がなくなります。
調べた中だとソニー製はメモリーカードの写真を表示させた状態で、メニューに「内蔵メモリーに取り込み」があるようです。
こっちの方がご年配の方には親切ですね。
選び方の基本:動画・音楽再生機能の有無
写真に合わせてBGMを流せるものや動画を再生できるものもあります。
動画が再生出来れば、孫からのメッセージ動画なんかも入れられておじいちゃんおばあちゃんも喜んでくれそう!
機種によっては40曲までなどといった曲数の制限があったりします。
こちらも当然動画・音楽再生できる機種はできない機種よりお値段が上がりますが、最近の機種は再生できるものが多いです。
画素数をチェック
言わずもがな、写真は1枚当たりの画素数が多い方が美しく見えます。
せっかく画素数の高いカメラで撮影したのだから、きれいに表示させたいですよね。
デジタルフォトフレームを選ぶ際は画素数を選ぶ基準にしましょう。
自動電源オン・オフ機能で節電
せっかくあげたのにコンセントを抜きっぱなし・・なんてことにならないよう、曜日や時間帯で自動で電源をオン・オフしてくれる機能つきを選びましょう。
1日8時間の使用で月の電気代は目安として約20円なので、そう教えてあげれば安心してずっと使ってくれることでしょう。
カレンダー・アラーム機能、リモコン
このあたりはあると良いなあくらいの感覚ですが、リモコンなんかはほとんどの機種についているようです。
カレンダーでおじいちゃんおばあちゃんの誕生日などを設定しておいてあげても良いかもしれないですね。
Wi-Fi機能の有無
Wi-Fi機能が搭載されたデジタルフォトフレームはあまり多くないですが、メールで送った画像を再生できたり、パソコンに保存してある写真などをワイヤレスで再生できたりFacebook上の写真を再生できたりと、なかなか便利です。
メールで送れば遠く離れた場所で暮らすおじいちゃんおばあちゃんにも最新の写真を見せてあげられるわけです。
スマホを持たない世代とも最新の写真を共有できる良い手段だと思います。
だた値段がなかなか高いのが難点で、Wi-Fi搭載のソニーのデジタルフォトフレーム「DPF-WA700」は45000円ほどします・・。高級ですね。
厳選!1万円以下で買えるプレゼントに最適なデジタルフォトフレーム機種
今はタブレットが主流でデジタルフォトフレームは家電量販店でもあまり出回っていないのが現状。
しかも10インチ程度、メモリ内蔵、というだけで余裕で15000円ほどの価格になってきます。
タブレットの方が安いやんけ、となりますよね。
かと言って機械に疎いおじいちゃんおばあちゃんにタブレットを贈るのはなあ・・
ということで、今回はシンプルな使い勝手とお手頃価格なデジタルフォトフレームを探してみました。
【7インチ・最低限の写真再生のみなら】KEIAN KD71R
安価かつコンパクトなデジタルフォトフレームを発売しているKEIANの製品の中でもとにかくシンプルな機能のみを搭載した機種で、2017年6月に発売されました。
・7インチ
・画素数800×480
・対応メディア: SD(SDHC)カードスロット(最大16GBまで対応) x 1、USBポート(最大16GBまで対応) x 1
・重量:260 g
・\3880(税込)
・その他:カレンダー・時計表示可能
内蔵メモリやWi-Fi、動画、音楽の再生機能はありません。
とにかく写真の再生のみ出来ればよい、機械の操作が得意でなさそうな方へのプレゼントには十分だと思います。
KEIANのデジタルフォトフレームは、写真の縦横表示の自動判別に対応しておらず、横で表示されてしまう写真などはパソコンで回転させて保存したものを再生する必要があります。
また、KEIANにはメモリが内蔵されている機種もあるのですが、先述した通りパソコンとUSB接続してデータを移行する必要があるので、それだったら格安のタブレットと価格も近いしタブレットの方がお得な気がする・・と思い、「デジタルフォトフレームを買うなら」この機種かなと選びました。
【7インチ・音楽動画も再生するなら】GREEN HOUSE GH-DF7X-WH
・7インチ(LED)
・画素数800×480
・対応メディア: SDカード/SDHCカード/メモリースティック/メモリースティックPRO/USBフラッシュメモリ
・重量:345 g
・\5992(税込)
・その他:省電力モデル、オートパワーオン/オフ機能、オートローテーション機能(画像自動回転)、カレンダー・時計表示可能、音楽再生(MP3/WMA)、動画再生対応ファイル(M-JPEG/MPEG1/MPEG2)、リモコンつき
さきほどのKEIANのかゆいところに手が届いた感じの機種がグリーンハウスのこちら。
発売が2014年と古いので在庫僅少ですが、Amazonなどに新品が出回っています。
省エネモデルで1日8時間×1か月使用しても約14円という経済的なデジタルフォトフレームです。
指定の時間に電源をオン/オフしてくれるオートパワーオン/オフ機能、スマホのように縦置きと横置きを自動認識して画像を自動回転してくれるオートローテーション機能が搭載されています。
なので縦置き、横置き、また壁掛け用の穴があり壁に飾ることも可能。
レビューを見ると、SDカードが取り出しにくい、macから画像を入れると再生できないなどの口コミも・・
【7インチ・内蔵メモリー】FUJIFILM DP-700SH 内蔵メモリー1GB
FUJIFILMのデジタルフォトフレームはやはり画質がいいと評判。
・7インチ(LED)
・画素数800×480
・対応メディア: SDカード/SDHCカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPro/コンパクトフラッシュ/xDピクチャーカード
・重量:430 g
・\8280(税込)
・その他:上下・左右176度の広視野角、縦横位置感知センサー機能、無線通信対応(赤外線)、オートパワーオン/オフ機能、時計・カレンダー、記念日お知らせ機能、リモコンつき
音楽や動画の再生は出来ないですが、大型液晶テレビに搭載されているLEDバックライトが採用されており、上下・左右176度の広視野角で部屋のどこに置いても美しいデジタル映像が見れて、縦置き・横置きどちらも可。
設定した日時になると、予め指定した画像をスライドショー再生する「記念日お知らせ機能」や、フォルダ毎のインデックス表示やスライドショー再生を可能にする「フォルダ絞込み機能」も搭載。
凝った機能はないですが、画質にこだわり価格も抑えるならこちらがおススメです。
また、レビューによるとコンセントを抜いても時間などの設定が保持されるようです。
これは手元で設定・編集などしてから贈る時に地味に助かると思います。
【10インチ・大容量内蔵メモリー】KEIAN KD10J 内蔵メモリー8GB
・10インチ(LED)
・画素数1024×600
・対応メディア: SDカード/USBフラッシュメモリ
・重量:650 g
・\7980(税込)
・その他:オートパワーオン/オフ機能、時計・カレンダー、音楽・動画再生機能、リモコンつき
デジタルフォトフレームの内蔵メモリは1GB以下の機種も多いのですが、8GBほどの容量でこのお値段のものは現時点ではKEIANのKD10Jくらいしかありません。
パソコンとUSB接続が必要ですが、プレゼントする前にたくさん写真や動画を入れておいてあげるというならありだと思います。
まとめ
あれもこれもとそれなりの性能のデジタルフォトフレームを見ていると、案外お値段が張ります。
そうなってくるとタブレットとどっこいな価格になってくるので、また悩みモノですね。
シンプルな機能なら比較的お手頃な価格で手に入るので、ちょっとしたプレゼントとしては小粋で喜ばれるのではないでしょうか。
もちろんモノを贈るだけではなく、会いにいって喋ったり肩をもんであげたりいろいろな形で感謝を伝えましょう!