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コスパに優れた体組成計おすすめ3選

コスパに優れた体組成計ならがおすすめ3選

体組成計は体重や体脂肪率だけではなく、からだの基礎的な構成を測定し、わかりやすく分析までしてくれる計測器です。

最近は測定結果を本体の表示だけでなく、スマートフォンのアプリと連携してグラフにして表示するなど、より詳細なデータを分析してくれるものも登場しています。

コスパに優れたものや、高機能なものなど、おすすめの体組成計を3つ紹介します。

体組成計でできること

ー体組成とは、からだが何で出来ているかということであり、大きくは脂肪、筋肉、骨、水分の組成分に分かれます。

体組成計で計測できるのは体重の他にも、体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、推定骨量、体水分率など多岐にわたります。

例えば、「基礎代謝量」は測定した人の筋肉の量によって大きく左右され、数値の高ければ太りにくい体質であることがわかりますし、「推定骨量」が基準に比べて低すぎる場合は、やせ過ぎまたは運動不足からくるものと考えることができます。

体組成計を日頃から利用すれば、体重計だけでは分からない筋肉量の減少度や、基礎代謝量の減少度、内臓脂肪レベルの増加量などに気づくことができます。

これらを毎日測定し変化を追っていけば、やせた見た目に対して内臓脂肪の多い「隠れ肥満」になっているかや、間違ったダイエットをしていないかということにも、気づくことができるでしょう。

運動がからだに良いことはよく知られていますが、運動の効果はからだの機能面、体組成を強化し機能を高めることに効果があります。

現代はからだを動かさずとも生活できる便利な世の中になり、運動する機会が減少しています。

そして、多くの人が運動不足を感じてはいますが、様々な事情でなかなか運動を習慣づけられないのが実状です。

では今より一日1000歩多く歩くことや、週2日・30分間の運動を行うという程度でしたらどうでしょうか?

体組成計は、そういった軽い運動習慣から起こるからだの変化も、きちんと数値化してくれます。

毎日の測定値が良い方向へ少しづつ変化していることが分かれば、運動するモチベーションを保つことにもつながります。

正確なからだの数値を知るには、正しく体組成計を使う必要があります。

特に食事や入浴後は体水分や体温などに変化が起こるため、体組成の計測値に影響が出てしまいます。

計測はできるだけ同じ時間かつ同じ状態で行う必要があり、できれば食前かつ入浴前のタイミングが望ましいでしょう。

また、激しい運動を行った後や、過度の飲食後や二日酔いが残っているとき、体調不良のときなども正確な値を測定することが難しくなってしまいます。

体組成計は、短期間での運動やダイエットの効果を測れるものではありません。

それなりの使用期間を設定し、できるだけ同じ時間の同じ状態で計測を続け、変動をとらえることで、運動やダイエットの成果をはじめて実感することができるでしょう。

MULTIFUN BL-BH04-WH

本体にボタンもついていない、非常にシンプルなデザインの体組成計です。

スマートフォン用のアプリ「Yolanda-HealthFitnessTool」と連動させることで自分の設定をしたり、細かい体組成データをチェックしたりできるようになっています。

アプリを起動してから体組成計に乗ると、Bluetooth経由で自動的に測定データが転送されます。

安くても機能が充実

スマホアプリと連動するなど機能が充実しているのに対して、価格が安いという点で、コストパフォーマンスに優れている商品といえます。

体重や体脂肪率の他にも、水分量、骨格筋、筋肉量、骨量、基礎代謝量、体内年齢など、測定できる項目は14種類もあります。

アプリでは減量目標を設定したり、測定した14のデータをグラフ化して確認することもできます。

MULTIFUN BL-BH04-WH [体組成計]
1台で何人でも登録可能!機能充実体組成計

タニタ BC-768

測定時に乗りやすく、立てかけて置いてもかさばらない薄型ワイドタイプの体組成計です。

こちらの製品もスマートフォン用アプリ「タニタヘルスプラネット」とBluetoothで連携させることができます。

乗るだけで登録済みの個人を特定して測定ができる「乗るピタ機能」など、ユーザーの使いやすさを重視した設計になっています。

おすすめポイント

個人データ登録は5人分まで本体に保存することができます。

年齢や身長の他、1日に12時間以上の運動を行うような方向けの「アスリート」モードも設定できます。

乗っただけで、登録された5人の中から自動的に誰が乗ったのかを特定する自動認識機能「乗るピタ機能」は、家族全員で健康管理するのに便利です。

スマートフォン用アプリ「タニタヘルスプラネット」との連携は、測定時にスマホアプリを起動していなくとも、体組成計本体のメモリーに記録され、後からまとめてスマホへ送信するといった使い方もできます。

レビュー評価

体組成計に乗るだけで誰が乗ったのか判断し、計測結果を表示してくれるのはとても楽であること、洗面台の下の引き出しや、洗濯機と壁の間に立てかけておくことができるスリムさも人気です。

インピーダンス測定で測定誤差が少なく、50g単位で体重を計測できる点は、日常的にトレーニングに励む方からも評価されています。

こんな人におすすめ

5人まで登録でき、乗るだけで認識する「乗るピタ機能」は家族みんなで使うのにおすすめの機能です。

本体に表示される文字が大きく、乗る面も比較的広くとってあり安心感があるので、シニアの方にも使いやすいでしょう。

「アスリート」モードと、計測誤差の少なさは、本格的なトレーニングを行う上でのモチベーション向上につながります。

TANITA BC-768 [体組成計]
「スマートに健康管理」スマートフォンにつながる体組成計

パナソニック EW-FA24

シンプルなスクエア型の薄型体組成計です。

体重や体脂肪率の他、合わせて10項目の体組成を測定でき、楽しく毎日使えることを重視したつくりになっています。

こちらはスマートフォンアプリとの連携はありませんが、設定した減量目標までのカウントダウン表示や、体重を計測した際に現在と過去の値を同時に比べられるなど、本体の液晶部分に一目で進捗がわかりやすい表示がされるようになっています。

おすすめポイント

1カ月の減量目標を設定でき、体組成計に乗るたびに、目標まであと何kgなのかをカウントダウン表示する「減量目標設定」、液晶2画面を使い、前回の測定値と最長1年前(前回値から1、2、3週間前、1、2、3、6、12カ月前の順で順番に切り替わります)との測定値の比較表示がされる「過去比較」、電源オフでも乗ると電源が自動で入り、登録済みの4人のユーザーから個人を自動識別する「のるだけID」は、体組成の似たユーザーが乗った場合に、候補を交互に表示してくれるので便利です。

レビュー評価

体組成計の使用のたびに、スイッチのオンオフをしなくて良い手軽さがあるので、毎日習慣づけて体調管理しやすいとの声が多いです。

前回よりも体重が減っているときは液晶部にキラキラ表示がされる点は、ダイエットのモチベーション維持に繋がると人気があります。

こんな人におすすめ

さっと出してすぐに使える手軽さと、シンプルでガラス天板の美しいデザインは、毎日のお風呂前とお風呂上がり、複数回計測するような用途に最適です。

本体のみで過去との測定値との比較までできる点は、機械に不慣れな方でもわかりやすく扱えるでしょう。

体組成計で自分のからだのデータを測定することを毎日の習慣にすることが、健康への一番の近道です。

どの製品にも向き不向きや、計ることができるデータなどに細かい違いがあるので、自分の普段からの生活スタイルや、自分自身の身体とどう付き合っていきたいのかということを考慮して、最も適したものを選択することをおすすめします。