ダイソンの扇風機。実際のところとその機能は・・・
羽根がない円形の輪が特徴的な、独特の形状をもつダイソン扇風機は、シンプルななかにも洗練されたデザインが魅力的ですよね。
ダイソン扇風機のメリットは、なんといっても優れたデザイン性でしょう。
ダイソン扇風機を部屋に置くだけで、シンプルなレイアウトの部屋をスタイリッシュにお洒落に演出してくれます。
そして羽根がない構造から、お子様やペットのいるご家庭でも安心して使える高い安全性、風の質も大きなメリットです。
その機能はと言うと、メーカーいわく「パワフルなのに、スムーズな風。空気を増幅させる、羽根のない扇風機。」だそうですが、実際のところどんな感じなのか少し調べてみました。
目次
Dyson Pure Hot + Cool Link HP03の口コミ
扇風機機能だけでなく、空気清浄機能とファンヒーター機能、さらにスマートフォンアプリと連動して室内の空気の状態を確認したり家の外から操作できる機能がついた「Dyson Pure Hot + Cool Link」。
2016年にHP02が発売、2017年4月にHP03が新たに発売され、フィルターの性能が若干向上しました。
PM 0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去し、有害なガスも除去するというんですから、これはすごい。
1台で扇風機、ファンヒーター、空気清浄機の3役を担う画期的な新製品です。
Dyson Pure Hot + Cool Linkの最新の口コミをチェックしてみました。
音に関しては賛否両論のもよう。
意外と気にならないという声がちらほらで、ナイトモードだと音も小さく風量も優しくなるので、使い分けができそうです。
本体の価格や電気代などはちょっとお高いものの、一台で3役こなしてくれるオールマイティぶりがやはり人気の理由のよう。
Dyson Pure Hot + Cool link HP04の口コミ
HP03と違う点は、消費電力が1200Wが1400WとHP04で高くなりました。暖房能力面積もHP03は6畳からHP04は8畳と機能改善しています。
消費電力の「200Wの差」って?という方のために、簡単に説明すると例えば6畳の部屋を暖めるのに、およそ5分程度も効率よく温めることが可能になります。
機能面ではピュアクールのタワーファンとテーブルファンにしかなかった、ディフューズモードが搭載されています。
空気清浄で背面から吸気し前面から送風する仕組みですが、ディフューズモードにすると背面側から風を出し空気清浄します。
HP03は夏場以外に暖房した部屋で空気清浄機能を使うと寒いのがネックだったのが、背面側から風を出す為、風を感じることなく空気循環させることができるわけです。冬場に扇風機を使いたい人には嬉しい機能です。
またHP04は新型フィルターになり、従来では認知・除去できなかった物質まで除去できるようパワーアップしています。HP03でも使用していたフィルターの活性炭を約3倍使用し、ニオイ除去機能も向上しています。
あとスマホなど手持ちのデバイスから操作が可能になった点と液晶ディスプレイが搭載されたことも良い点です。
大きくはないけれど、ディスプレイでPM10の花粉、PM2.5、温度やフィルターの寿命などが表示されるようになり「見える化」が進んでいます。
パワーアップした04シリーズのクチコミをチェックしてみました。
音がチョット大きいかな?でも許容範囲です。
お値段は高いけど、花粉症の症状が出ない。
会社でもモニター確認でき、空気の汚れ具合でスイッチ入れられるのがいい!
少し音はありますが、温風パワーもしっかりしています
03より一回り大きいのでビックリ。
冬場酷使すると電気代が上がった。まぁ。そうですよね。
部屋が狭いのでヒーター、扇風機、空気清浄機1台で便利です。
9畳の部屋で使っていますが、充分温まります。
スマホで運転状態をいろいろ試しています。
Alexaの操作は無理でした。
20畳のリビングで使っているので部屋全体が暖まる感じはない
風の音は静かで振動も殆ど気にならなかった。
取ってがなく、重いので移動がしんどい
子供たちのアレルギーが日に日に軽くなった
機能面で効果を実感する人が多い。大きさは03に比べ更に大きく感じるという意見もあるため、部屋に置いたときの存在感は増しそうですね。
Dyson Pure Cool Link の口コミ
扇風機に空気清浄機能がついた「Dyson Pure Cool Link」。
こちらもスマホアプリと連動可能で、タワーファンとテーブルファンの2種類があります。
ともに2017年4月に発売されたばかりのTP03(タワーファン)、DP03(テーブルファン)の口コミを調べてみました。
TP03(タワーファン)
DP03(テーブルファン)
Dyson cool の口コミ
Dyson coolは最大75%静かに
ダイソン扇風機「Dyson Cool ファン」から発売された「AM06」と「AM07」の2機種は、従来機種「AM01」に比べ最大75%静かに。
空気の経路をより効率的にし、乱気流を低減させ、モーターの振動と運転音も大幅に低減し、開発時には半球体状に配置された10個のマイクを用い、バイノーラル方式で音の質を研究したそうな。
さらにUV塗料や煙を利用して、乱気流を可視化し、ハイスピードカメラで撮影し、空力音響装置を用いモーター振動音を抽出。
。。。とここまで聞くとかなりすごそうですが、実際のところ騒音量を図った記事を見つけました。
従来の型である「AM01」、新しく75%静かにさせた機種が「AM06」ということで、この2種類を比較しています。
計測は自宅マンションの一室。何も動かさずに計測した部屋の騒音値は「33dB」。
1メートルほどの距離を開けて直接マイクに風が当たらない場所に騒音計を固定。
↓が「AM01」での計測値
・風量1:33.7dB
・風量2:36.4dB
・風量3:44.3dB
・風量4:45.1dB
・風量5:51.5dB
・風量6:52.8dB
・風量7:53.7dB
・風量8:56.0dB
・風量9:57.7dB
・風量10:58.7dB
↓が「AM06」での計測値
・風量1:34.7dB
・風量2:35.5dB
・風量3:38.4dB
・風量4:42.7dB
・風量5:43.5dB
・風量6:44.4dB
・風量7:47.0dB
・風量8:48.6dB
・風量9:50.0dB
・風量10:51.3dB
この結果、少なくとも「最大75%の静音化」というダイソンのうたい文句にウソはないことが分かります。
今、実際の店舗で結構出てますので是非確かめてみてください。
出展:ダイソン「AM06」は本当に静かになったのか? 騒音計で測ってみた
最大40%消費電力を削減
「エアマルチプライアーテクノロジー」により最大40%少ない電力でパワフルな風を生み出すそうです。
しかしながら実際のところ消費電力ってなかなか体感しずらい物
そこでいろいろな消費電力比較データを調べました。
【ダイソン】
AM01:テーブルファン 30cm 消費電力:40W
AM02:タワーファン 消費電力:65W
AM03:フロアーファン 消費電力:65W
【東芝】
リビング扇:F-DLN100 消費電力(ACアダプターを含む):20~30W
リビング扇:F-LN5 消費電力(50Hz/60Hz):35/37W
【三菱】
リビング扇:R30J-MM 消費電力:(強)30W/34W(50Hz/60Hz)
【三洋】
リビング扇:EF-30THX7 消費電力(50Hz/60Hz):48/49W
リビング扇:EF-30SRF7 消費電力(50Hz/60Hz):29/31W
ということで、国内メーカーのDCモーター採用の扇風機と比べると、やや高い数値が出ました。
ACモーターの扇風機と比較するとやや省電力。
とはいえ、他国内メーカーの消費電力が高い機種は、各種センサーを搭載していたり多彩な首振り制御があったする為に消費電力が高くなっており、
消費電力で比較するとダイソンの扇風機もそこまで強みはない様子。
出展:ダイソンの扇風機と従来の扇風機って電気代どっちが安いですか?
エアマルチプライアーテクノロジーによるパワフルな風
従来の扇風機の風は、羽根が空気を切ってしまうため、断片的で打ちつけるような不快なものに。
Dysonの「エアマルチプライアーテクノロジー」により羽根に頼ることなく、周囲の空気を巻き込む、気流を増幅させ、途切れのないスムーズな風を生み出す。
・・・というのがメーカーの口説き文句。。
ダイソン扇風機は、従来の羽根を高速回転させて風をおこす扇風機とは全く異なり、羽根とモーターが本体内部の外側からは見えない胴体の円柱に入っており、空気を吸い込んで放出させます。
円柱に開いた沢山の穴から空気を吸い込み、吸い込まれた空気が内部を通って本体上部の円形の輪へと送られ、輪の内側にある1ミリほどのすき間(スリット)から、吸い込まれた空気が放出されるのです。
放出する際に風量は15~16倍にも増幅され、心地良い、ムラのない風が送り出される、というのが羽のない扇風機の仕組みです。
室内にいながらムラのない自然に近い心地良い風が気分をリラックスさせてくれるそうですが、実際のところのレビューはどうでしょうか。
少しうるさいという口コミが目立ちます。
出展:【羽がない】ダイソンの扇風機を使ったリアルな感想・口コミまとめ
Dyson扇風機はお手入れも楽ちん
シンプルな操作性はとても魅力的で、10段階の風量調節と首振り機能、スリープタイマーも設定することができます。
無段階風量調節機能で微妙な風量を調節することができ、最も心地良いと感じる風に設定することができます。
お手入れに関しても、汚れがつきにくいダイソン扇風機の掃除は簡単で、電源を切り、コンセントを抜いて、円形パーツやフィルタに付着したホコリを傷がつかないやわらかなブラシか乾いた布、または硬く水を絞った布で丁寧に拭き取ります。
フィルターユニットを交換するときには、本体側面の小さな蓋の内部も綿棒などできれいにします。
掃除することでセンサーの精度を保つことができます。
注意点としては、洗剤やツヤ出しなどは使用せず水拭きのみでおこなうことと、必ず電源を抜いてから作業することです。
ずいぶん楽そうなダイソンの扇風機のお手入れ、公式のマニュアルでも「やわらかいブラシでなでるだけ」とのことですが、果たしてそれだけでお手入れは十分なのでしょうか?
実際のところのレビューはと言うと、
お手入れに関しては前向きな口コミが多いようですが、長期間ほったらかしにすると吸気口の目詰まりが取れなくなったとの声も・・。
こまめに掃除してあげましょう。
加えて使用上の注意点として、モーターとリモコンに強い磁石を利用していることから、クレジットカードなどの磁器を使用したメディアが破損してしまう恐れがあるので、本体とリモコンの近くにはカード類が入ったサイフなどは置かないようにしましょう。
Dyson ラインナップ一覧
【扇風機】dyson cool
ベーシックな扇風機のみのモデル。
虫めがねの様な印象のテーブルファンと、省スペースで狭い空間でもスッキリ納まるスタイリッシュなタワーファン、タワータイプで背の低めなリビングファンの3展開。
【扇風機+空気清浄機】dyson pure cool/dyson pure cool link
空気清浄機能を搭載した扇風機。
PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去する性能のフィルターで8畳を約30分で清浄可能。
「link」がついているものは、独自の「Dyson Linkアプリ」と連携し、スマホで屋外と室内の空気の状態をモニターできる。
フィルター交換タイプで、寿命は1日24時間の使用で半年が目安。タワーファンとテーブルファンの2展開。
【扇風機+ヒーター】dyson hot+cool
Dyson Hot + Cool AM09 ファンヒーター [アイアン/サテンブルー]
ヒーター機能と扇風機機能が一台に。
暖房だけでなく、扇風機としても使えるのが新発想! 四季のある日本にとって待望の通年家電。
【扇風機+ヒーター+空気清浄機】dyson pure hot+cool/dyson pure hot+cool
HP01WS ホワイト/シルバー Pure Hot + Cool
ヒーター、扇風機に加えて空気清浄機がついたタイプ。
日本の狭い住宅事情だと助かる一台3役のマルチ家電です。