FUJIFILM GFX 50S
連日お伝えしている富士フイルムの新商品。
GFX 50Sは、35mmフルサイズセンサーより大きい約44×33mmの有効約5,140万画素CMOSセンサーを搭載している高画質ミラーレスカメラです。
GFXのコンセプトとしては、一眼レフでは享受できないミラーレスカメラのメリットと中判センサーの超高画質を両立させる、というもので、先日お伝えしたXシリーズよりもさらに高画質が要求されるシーンでの活躍に期待されています。
中判ミラーレスなのにコンパクト
中判カメラというと高画質と引き換えにズシリと重く持ち歩きには不便なイメージですが、GFX 50Sはコンパクトさも兼ね備えています。
中判フォーマットの大型センサーを搭載しているのに、35mmフルサイズ一眼レフとほぼ同じか、若干小さいボディサイズ(W147.5mm×H94.15mm×D91.7mm)を実現しています。
重量は約920g(EVF、バッテリー、SDカード含む)で、こちらも35mm判フルサイズ・デジタル一眼レフカメラより若干軽いくらい。
FUJIFILM G Format イメージセンサー
中判フィルムカメラを知り尽くした富士フイルムが、その歴史と長年培ってきた最新デジタル技術を駆使した中判サイズ43.8×32.9mmの大型CMOSセンサーを搭載しています。
有効画素数5140万画素・高性能を誇るGFレンズとの組み合わせで、コマーシャルやファッションポートレート、風景写真などプロが求めるレベルの解像性を実現しています。
X-Processor Pro
画像処理エンジンは大型センサーの可能性を最大に引き出すX-Processor Proです。
富士フイルム独自の技術で全てのパフォーマンスを高い処理能力で高速・最適化しています。
FUJIFILM Gマウント
マウント径は65mm、フランジバック26.7mm、最小バックフォーカス16.7mmの「Gマウント」です。
制御・情報伝達を担う12個の電子接点で大容量の電力供給や豊富なレンズ・アクセサリーの使用を可能にします。
ミラーレスシステムの利点を活かした短いバックフォーカスによって、レンズ設計の自由度を高め、GFレンズの小型化・高性能化・高速化に一役買いながらも、周辺光量の低下を防いで、精細な描写が出来るようになっています。