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録画用ハードディスクで悩み解決!ちゃんと使いこなしてる?意外と知らない外付けHDDのメリット

すでに録画用ハードディスクを使い、テレビ番組から映画、ドラマ、アニメなど楽しんでいる方も多い。液晶テレビ単体でも録画が可能なものやブルーレイ対応も人気を集めている。録画機能が付いた液晶テレビと録画用ハードディスクを、USBケーブルでつなげば簡単に録画ができます。ブルーレイ・DVDレコーダーを既に使っている筆者宅では、2TBのブルーレイレコーダーを使っているが、録りためて消化しきれなくなることがしばしば。そのたび見ようとしていたけど、見れずにいた番組が消えていくわけです。これが結構ストレス。そこで、外付けHDDを足すことで一気に解消されたのです。

今回は、テレビ番組、映画の録画を良く行う人のために、録画用外付けハードディスク(以下録画用HDD)のメリットをお伝えいたします。

録画用外付けハードディスクのメリット

録画用HDDのタイプの違いとそれぞれのメリット

録画用HDDには、大きく分けてポータブル型と据え置き型の2種類が存在します。 ポータブル型は小型のためノートパソコン用途としても使われ、持ち歩きが可能なため便利な半面、据え置き型の録画用HDDに比べて容量は小さく、1TBから2TBの製品が主流です。3TBや4TBといった大容量タイプも市販はされていますが、まだまだ値段が高く実用的とは言えません。

据え置き型と違い消費電力が小さいことから、USBのバスパワーだけで動作することもポータブル型録画用HDDのメリットです。このためほとんどの製品が熱を発生しづらい設計になっていますが、構造上ファンが付いていない製品が多いため、壁やテレビから出来る限り距離を置き、熱がこもらない場所に置くようにします。 テレビのUSBインターフェースの電流供給力により、稀に供給電流が足りないために録画用HDDの動作が不安定になることがありますが、その場合は給電可能なUSBハブを介することで動作が安定します。

小型で場所をとらないため、さほど容量を必要としないのであればポータブル型の録画用HDDを選択することで、テレビ回りをコンパクトにまとめることができます。 持ち歩きに便利なポータブル型ですが、テレビに直接接続する録画用HDDは、接続設定が完了した時点で他のテレビやパソコンではアクセスができなくなります。他のテレビに接続し新たに接続設定をしてしまうと、録画済みのデータが消去されるため注意が必要です。

据え置き型の録画用HDDは、ポータブル型に比べ消費電力が大きいことから電源を別に必要とするため、付属のACケーブルから電源を供給しますが、容量が大きいというメリットがあります。ポータブル型の場合、4TBともなると2万円近くする製品もありますが、据え置き型の録画用HDDであれば、値引きやセールにより1万円から1万5千円程度で入手できることもあります。サイズがやや大きくなるため多少場所をとることになりますが、容量が大きいぶんポータブル型に比べ台数を抑えることができます。

ポータブル型は安価で入手できる製品もありますが、必要とする容量が増加する可能性がある場合は、最初から据置型を購入した方が全体の出費を抑えることにも繋がります。 録画用HDDに限らずHDD全体に言えることですが、精密機器は熱が大敵となります。ポータブル型にしろ据え置き型にしろ、温度の高い状態での使用が続けば、故障の発生率が上昇することに違いはありません。

このため、録画用HDDを末永く使用するためには、暑い部屋で酷使しないよう大切に扱うことがポイントとなります。

機能は少ないながらも録画用HDDを使うことのメリットは多い

テレビ番組を録画するには、専用のレコーダーを利用する方法と、録画用HDDを使う方法の2種類が存在します。いずれもメリットとデメリットがあるため、どちらが適しているかは利用シーンによっても異なりますが、録画用HDDの方が多くのメリットがあると言って良いでしょう。

録画用HDDは、接続が簡単なことや一般的なレコーダーに比べて比較的値段が安いという大きなメリットがあります。テレビには録画用HDD接続端子として、パソコンやタブレット等でも使われているUSBインターフェースが設置されています。このため、市販の録画用HDDのほとんどがUSB接続タイプで、間違えて購入することもほとんどありません。購入の際には、USB接続タイプの録画用HDDの中から容量と値段を確認するだけで済みます。

通常のレコーダーはHDMI端子に接続しますが、テレビが搭載しているHDMI端子はさほど多くは無いため、接続機器が増加すると共に端子が足りなくなり、結果的にHDMIセレクターが必要となってきます。

録画用HDDについても、容量が足りなくなった際には台数を増やすことになりますが、USBハブを使用すれば複数台接続が可能となります。USBハブは、HDMIセレクターに比べると非常に安価で入手できるというメリットもあります。

通常のレコーダーは容量が増えるほどに値段も高くなり、2TB以上の製品では値引きされても5万円を超えることが珍しくありません。一方録画用HDDは、2TB以内であれば値引きにより1万円未満で購入できることが多く、2TBを超える容量の製品でも2万円以内で購入できるほど値段が下がっているため、容量が足りなくなったにも関わらず予算が足りず、録画済みの番組を消去せざるを得なくなるような状況はそうありません。

レコーダーと録画用HDDの大きな違いは、搭載されている機能にあります。レコーダーでは、ブルーレイやDVDのディスクに書き込む機能があったり気軽に編集できたりと、録画用HDDに比べ豊富な機能を搭載していることは間違いありません。
しかし、録画用HDDは安価で購入できるため、レコーダーのように空き容量を増やすため録画済みのテレビ番組をディスクに保存するよりは、大容量の録画用HDDをもう一台追加で購入した方が手軽かつ効率的です。

レコーダーに比べ機能の少ない録画用HDDですが、録画や視聴に必要な基本的な機能は搭載されていますから、コストパフォーマンスを考慮すれば録画用HDDも決してひけをとらない製品と言えます。

録画用HDDの選び方

録画用HDDのメリットがわかったところで、実際にどの製品がおすすめなの?と購入する手前で躓く事が多い。

外付けHDDは、パソコン関連の商品もあるため、テレビ録画に対応していないものを買ってしまわないように注意が必要です。その他にも最近では、「SeeQVault対応」という見慣れない人も多いものがあります。これは、知らないと絶対に損をすることなので、説明しておきます。

SeeQVault(シーキューボルト)対応とは

SeeQVaultは著作権保護のためのコンテンツ保護技術。みなさんがよく知るメーカー「パナソニック」「サムスン」「東芝」「ソニー」と名立たるメーカーが共同開発を行い、高度な再生互換性とセキュリティを持っています。SeeQVault対応有無で何が変わるのか。

意外と知らない人も多いようですが、ハードディスクに録画した番組は、基本的にはそのテレビじゃないと再生することができないんですよね。これはテレビ買い替えなどで経験した人じゃないとなかなか知り得ない事だったりします。著作権の問題などで、テレビを替えてしまうと再生できないような仕組みがあるんです。SeeQVault対応のハードディスクなら、テレビの故障などでの買い替えはもちろんのこと、録ったものの引き継ぎなんかも可能になります。引き継ぎは、例えばリビングのテレビが占拠されていてみたい番組が見れない!そんな時、別のテレビにハードディスクを接続すれば視聴できる!これがSeeQVault(シーキューボルト)対応の良いところです。

このような状況が予想される方は、選ぶ際にSeeQVault対応モデルを必ず選びましょう!

もしもレコーダーかハードディスクかを迷っているならブルーレイレコーダーか外付けハードディスクか、どちらを買うか迷う。の記事も参考になります。

テレビ・レコーダーの対応機種

以外と問題ないこともある対応機種ですが、使えないでは困りますよね。テレビ録画用の製品を買うときは、手持ちの機器が対応機種に含まれているか確認しましょう。わからなければ、サポートセンターに電話してしまえば一発で解決できます。

録画用HDDのメーカー

家電量販店などでも多く取り扱っているのが、バッファローやIODATA、エレコムのSEAGATE。その他液晶テレビ「REGZA」で有名な東芝、パナソニック〈ビエラ〉〈ディーガ〉推奨のWESTERNDIGITALは機器と同じものということで安心を得られます。

評判の録画用HDDおすすめおすすめランキング

バッファロー(BUFFALO)DriveStation HD-LCシリーズ・HD-LLシリーズ

BUFFALO HD-LC3.0は容量3TBで1万円ちょっとのお財布に優しいお値段。とりあえずいっぱい録りたい!なんとなくやってみたい!で買う人も多い。ただ、お値段の分数年で交換といった気持ちでいたほうが良い。悪く言っているわけではありません。最後に「まとめ」で総括します。SeeQVault対応ではありませんが、テレビの録画用だけでなく、ソニー製デジタルビデオカメラや、PlayStation3、パソコンとマルチに使えます。

BUFFALO HD-LC3.0U3 静音設計で音が気にならないTurbo PC EX2 plus で容量アップでUSB3.1対応。

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BUFFALO HD-LL4.0U3 24時間連続使用でも安定動作。USB3.1対応。

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バッファロー(BUFFALO)HDV-SQシリーズ、HD-PNシリーズ

USB3.0対応外付けHDDで、録画機器を替えても番組が見られるSeeQVault™対応シリーズで容量も500GB~4TBまであります。

24時間連続録画対応 テレビ録画専用設計で、ファンレス・防振・音漏れ防止の静音設計もポイントです。映画などの静かなシーンで機器の音が気にならないので寝室などにもおすすめです。

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IODATA(アイオーデーター)AVHD-URSQシリーズ

SeeQVault™対応パナソニック 液晶テレビ「ビエラ」をはじめとした各社テレビやレコーダーなど「SeeQVault」対応機器以外でも、録画に対応。ケーブルを1本つないで、本商品に手軽に4K放送やハイビジョン番組を録画できます。録画・再生の操作もテレビやレコーダーなどに付属のリモコン1つで行うことができます。また、接続したテレビの電源オン・オフに合わせて、ハードディスクも自動でスタンバイになる「電源連動機能」を搭載!消費電力を節約できる、環境にやさしい機能です

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まとめ

いかがでしたでしょうか?悪く言うわけではなく、ハードディスクですから、パソコンなどのHDDの故障があるように、外付けHDDにも寿命はあるということです。これは、ハードディスクだけでなく、レコーダーも同じ。

外付けHDDはプレモアでも販売しています。購入をご検討の方は是非、お立ち寄りください。

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