スチームオーブンレンジの選び方
スチームオーブンレンジは過去にもおススメしてきましたが、現在発売されているオーブンレンジは機能や特徴が進歩しています。これから購入検討している方や製品の特長などお調べの方に今回は、調理家電の中でも人気の「スチームオーブンレンジ」についてご紹介いたします。
目次
スチームオーブンレンジは水蒸気の力を利用して食材をおいしく調理することができる器具です。ケーキはふわふわしっとりに焼き上げることができ、肉や魚料理はジューシーにできあがります。自宅でおいしい料理を手軽に作ることができるので人気です。
最近各メーカーが独自の技術を屈指していろいろなスチームオーブンレンジを販売しています。
チームオーブンレンジは庫内において水蒸気を発生させ、食材の乾燥を予防しながら調理することができる家電です。
より高温なスチームを出すことができる過熱水蒸気式なら食材の内部まできちんと加熱し、食材の栄養素などを維持することで、油分や塩分などをほどよく落としヘルシーな料理を作ることから、健康志向の人に人気があります。
スチームオーブンレンジは簡易スチーム式と過熱水蒸気式スチームの2種類があります。
過熱水蒸気式
過熱水蒸気式は過熱した高音ヒーターを放出しているので、温めや蒸し料理はもちろん食材を焼くこともできます。材の外側をふっくらにすることができ内側はしっとりと加熱できるので、食材の脂などを落とした健康的な調理を行うことが可能です。
通常のオーブンと比較すると熱風にパワーがあるので価格がやや高めに設定されています。肉料理やスイーツ作りにこだわる人はしっとり仕上げることができる過熱水蒸気式がおすすめです。
簡易スチーム式
簡易式は発生させたスチームから食材を温めたり蒸し料理を作ることが可能です。
温めと蒸すという機能に特化していて、機能が単純なので比較的リーズナブルな価格で購入することができます。温めや簡単な蒸しレシピができればよいなら、価格の安い簡易式が良いでしょう。
例えば調理開始~終わりまで水蒸気だけで調理することができるタイプもあり、蒸し物や焼き物・煮物などのいろいろな料理をおいしく作ることができるでしょう。
各メーカーでいろいろなスチームオーブンレンジが販売しているので、好きなアイテムを選択することが可能です。
グリル機能を進化させたものもあり、時短調理を可能にしたタイプもあります。高反射のチタンコートグリル皿などを採用したことによって、ヒーターの温度上昇を早めることができたり、短時間で調理を実現することが可能です。
きめ細かい蒸気を利用して庫内を満たすことができるスピードスチーム機能を搭載したものもあり、多彩なメニューをおいしく手早く仕上げることができます。レンジはいろいろと進化していて、異なる食材でも同時に調理することができるまかせて調理という機能を搭載しているものもあります。
冷凍や冷蔵・常温といった温度が違う食材でも一度にすぐに調理することができる便利な機能を利用することが可能です。センサーを使って食材を確認することができ、ムラのないおいしい仕上がりにしてくれるでしょう。
もちろん栄養素もしっかりキープすることができ、余分な油分をほどよく落としてくれるので健康的な調理をしたいという人におすすめです。
過熱水蒸気に関して庫内の天面から噴射させる「あぶり焼き機能」なども搭載しているタイプがあるので、肉や魚などを焼いたりスイーツを作ることができます。
油の付着を予防したりニオイを抑えることができるコーティングを施していて、お手入れも以前よりかなり楽になっているものを選択することが可能です。
無線LANでネットに接続するとAI機能によって音声対話を行うことができ、レンジがレシピなどを教えてくれるので料理するのが楽しくなるでしょう。
グリル機能 スピードスチーム機能 あぶり焼き機能 AI機能
水のセット方式はいくつか種類があり、まず専用カップに水を入れ庫内に置き過熱水蒸気を出すスチームカップ式があります。ラップをしないで温めることができ、カップを洗うだけになるのでお手入れが楽です。
次に角皿式があり、角皿に水を入れ庫内を加熱し、スチームが発生する仕組みです。丸洗いすることができるのでお手入れが簡単で、リーズナブルな価格のモデルが多いでしょう。
専用タンクに水を入れ加熱し、スチームを発生することができるタンク式があります。カセット式とも言われることがありこのタイプは高温の過熱水蒸気を放出することが可能です。
スチームカップ式 角皿式 タンク式
大きさについて
スチームオーブンレンジはサイズはわりと大きなタイプが多いので、置き場所を測ってから置けるかどうか確認することをおすすめします。
種類によって左右や背面などにスペースが必要なものもあるので、購入する前にきちんと確認しておくと良いでしょう。
容量について
スチームオーブンレンジの容量は使用する人数に応じて確認することが大切です。
一般的に1人の場合は20L前後で、2人の場合は20~25L前後になります。3〜4人の場合は26~29L前後で、4人以上の場合は30L前後が良いでしょう。
家族の人数に対し小さ過ぎると人数分の料理を作れなくなったり、大き過ぎると電気代の無駄になるので選ぶことをおすすめします。
パナソニックの3つ星 ビストロ
上位モデルは現在10万円前後でも、お値段以上に機能やパワー、静音性どれも評価が高い。
タッチパネルが意外と使いやすく、オートメニューや以前使った履歴もすぐに使えて便利。「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」ができてしまうので、IHやガスコンロで調理しながら、ビストロに時短調理が任せられます。
東芝の石窯ドーム
スチームオーブンレンジは、やや大きさがあるため置き場所も選ぶことがありますが、石窯ドームは奥行き40cm程度と小さい。意外と設置場所のサイズを計測せずに購入し、取っ手部分が飛び出し邪魔になることもあるので、必ずチェックしましょう!
東芝 石窯ドームはタッチパネルで加熱水蒸気式。こちらも上位モデルは現在10万円前後のハイスペックモデルが人気。業界最高350℃の高火力と独自のセンサーで焼きムラなく仕上げてくれます。
日立のヘルシーシェフ
日立のヘルシーシェフは、加熱水蒸気のオーブンレンジ。他社にもある温度センサーと、重さを計るセンサーで加熱制御されるため、あたためや解答ムラを押さえます。他社大容量のレンジの中でも価格帯がリーズナブルなのが人気です。
シャープのヘルシオ
余分な油や塩加減を抑え、食材のビタミンCを守りヘルシーに焼き上げるウォーターヒート技術に、過熱水蒸気噴射による「あぶり焼き」で肉や魚をあぶる調理が可能。スマホ連携の技術も搭載しています。
まとめ
スチームオーブンレンジの特徴や違いはありますが、どれもスチーム機能でおいしく調理することができる魔法のようなオーブンレンジです。
是非おいしい料理がたのしめるスチームオーブンレンジを見つけてください。