文字やイラストも自由自在！ラップにかけるペンの使い方アイデア
ラップに書く専用のペンとして開発された商品「ラップにかけるペン」。
普通のペンでは難しかったことを可能にした、画期的な商品として注目されています。
ラップに文字やイラストを書けることで、可愛くデコレーションができると話題です。
何かと使い勝手の良いラップに書き込めるこのペンは、実用的な使い方から装飾的な使い方まで、さまざまな楽しみ方ができます。
そこで今回は、持っていると便利な「ラップにかけるペン」の使い方やアイデアについてご紹介します。
特徴は？
「ラップにかけるペン」は、文房具メーカーである「株式会社エポックケミカル」とサランラップのメーカーである「旭化成ホームプロダクツ株式会社」が共同で開発した商品です。
水性マーカーですが、表面がつるつるで弾きやすいラップにしっかりとインクが定着するようになっています。加熱や摩擦にも強いので、電子レンジの使用や冷凍保存にも対応可能です。
ペンはカラーバリエーションが豊富な6色展開で、単品でもセットでも購入することができます。
1本172円で、全ての色が揃った6色セットは972円です。6色セットの方が少しだけお得になっているので、イラストを書いたりカラフルに仕上げたい人はセットがおすすめです。
筆記幅は2mmと太過ぎず細過ぎない丁度良い太さのペン先で、文字もイラストも書くやすいように工夫されています。
普通のペンと何が違う？
普通のペンを使ってラップに書くと、インクが水性の場合は弾かれて書き込むことができず、手や他のものにインクが付着してしまう可能性があり、油性の場合は書き込むことはできますが、インクの臭いが刺激的で食品に使うには不向きでした。
しかし「ラップにかけるペン」は、書いた直後は濡れたもので拭くと何度も書き直しができ、乾くと油性のように水に強くなります。
刺激的な臭いは全くなく、水性マーカーではありながら水性と油性どちらの良いところも兼ね備えたペンです。
加熱や冷凍保存など、ラップは温度変化が激しい環境で使用されることも多いですが、普通のペンだとその温度変化に対応できません。
油性のマーカーで書きこみをしたものを電子レンジで加熱すると、インクが溶けて破れてしまう危険性があります。また、書いて冷凍しておくと、知らない間に文字が消えてしまっていることも珍しくありません。
ラップにかけるペンは温度変化や摩擦に強いので、加熱して溶けてしまうこともなければ、冷凍して文字が消えることもありません。
使い方
①まずは先にラップで包んでいくのですが、書きこみをしたい場所にシワやたるみができないよう、ピンと張って包みます。
②ピンと張って包めたら、その表面を乾いたキッチンペーパーなどで拭きます。水分や油分が付着していると、しっかりと書けないことがあるので、きれいに拭き取っておくようにしましょう。
③表面がきれいな状態になったら、文字やイラストを書いていきます。
④書き終わったらインクが乾くのを待ちます。約40〜50秒ほどでインクは乾くので、その後触ってもインクがつかなくなったのを確認できたら完成です。
使い方のポイントは、ラップをできるだけピンと張ることです。
そうすることで、文字やイラストをきれいに書くことができます。
ラップをたるみやシワなく張るのは、お皿など中に空間のあるものだと難しくはありませんが、食材を直接包む時には少し難しいかもしれません。
そういった時には、まずどのくらいラップが必要になるのか長さを確認し、その長さのラップを一旦お皿に張ります。
そこで先に文字やイラストを書いてから、食材を包むというのも1つの方法です。
アイデア
ラップで包むことの多いものと言えば「おにぎり」です。
おにぎりは中身が見えないため、複数個あるとどの種類の具材がどれに入っているのかを判別することは難しいです。
そこでペンを使って、それぞれに具材を書いておくとわかりやすくなります。
文字で書くのも良いですが、イラストで書くのも面白みがあって良いでしょう。特に小さい子どもは、喜んでくれるかもしれません。
すぐに料理を食べられない時にも、ラップはよく使われています。
料理に埃やゴミが入らないように、フタの役割として使われますが、そこにメッセージを書くことでちょっとしたコミュニケーションにもなります。
そのまま置いておくのと短くてもメッセージがあるのとでは、食べる時の気持ちも変わってきます。
帰りが遅くなる家族に一言添えておくのにも使えます。
ラッピングをするほどではないけれど、少しお菓子のおすそ分けをしたいという時にもラップは使えます。
その時には、ラップで包むだけではなくペンを使ってイラストを書くと、見た目が華やかになります。
リボンやチェック柄など、プレゼント用に包装したかのようなイラストを手書きするのも面白いです。
ちょっとしたことですが、少し手間をくわえると相手も喜んでくれます。
