空気清浄機のメリットと選び方
目次
すんだきれいな空気を吸い込むのはすがすがしい気持ちになることがあります。
外で思い切りきれいな空気を吸うことが出来ればすがすがしい気持ちになることが出来ますが、花粉の時期にはそれどころではないでしょう。
花粉症ではない人にとってみればとても美味しい空気だったとしても、花粉症の人にとってみれば、花粉の飛んでいる時期の空気には、出来るだけ触れたくないと思っているはずです。
しかし生きていくためには、酸素を体の中に取り込まなくてはなりませんので、花粉症であったとしても空気は吸い込む必要があります。
空気を吸い込まなくてはならないのがわかっていたとしても、花粉が紛れ込んでいるのがわかっているいじょうは思い切り吸い込みたくないものでしょう。
また、冬は寒さと同時に乾燥によるトラブルにも気を遣わなければなりません。
菌やウイルスが発生しやすく、また花粉やハウスダストなどの細かい物質も舞いやすいため、とにかく様々な疾患やアレルギーの元になるのが冬の特徴です。
花粉対策、乾燥対策に!
それならば空気清浄機を部屋の中において、空気清浄機の力で綺麗な空気を作り出してもらうことです。
空気清浄機が部屋の中にあることによって、除去性能が働くことになり、部屋の中を綺麗に保てるようになります。
空気清浄機によって部屋の空気を綺麗に保つことにより、当該疾患やアレルギーを防ぐことはもちろん、最近では加湿機能が搭載された空気清浄機も販売されているので、乾燥を防ぐために有効に使いたいものです。
ここまで聞くと、加湿機能が搭載された空気清浄機はメリットばかりに思えますが、実は適切に用いなければデメリットとして逆効果になる場合もあります。
そこで、空気清浄機の加湿機能におけるメリットばかりではなく、デメリットの面にも向き合うことにより、さらに効果的に活用できるようにしましょう。
加湿機能付き空気清浄機のメリットとデメリット
空気清浄機の加湿機能を用いるいちばんのメリットとしては、菌やウイルスの繁殖を防ぐことによって、風邪やインフルエンザなどを予防できることです。
このことは広く認知されているので実施している人も多く、今や常識となっています。
さらに、加湿器ではなく空気清浄機の加湿機能なので、同時に空気を綺麗にすることによって加湿による風邪やインフルエンザを予防する効果を高めるといった、相乗効果を期待することができるでしょう。
また、加湿すると花粉やハウスダストなどの菌やウイルスよりも少し大きい粒子や物質が舞い上がりにくくなるので、花粉症やダニなどのアレルギーも予防することが可能になります。
その他の空気清浄機の加湿機能のメリットとしては、肌の乾燥を防ぐことや、体感温度が上がることなど、様々なものが挙げられます。
対して、空気清浄機の加湿機能を用いることのデメリットは、専ら加湿のし過ぎによって引き起こることが多いです。
よく引き起こるのがカビであり、特に目が届きにくい部屋の角や壁、さらには家具までカビが発生することがあります。
また、冬に多いトラブルのひとつである結露も加湿のし過ぎが原因になることがあり、結露を助長する結果になりかねません。
そして、通常は乾燥によって発生しにくいダニも、加湿によって発生する原因となり、アレルギーや痒みを引き起こしてしまいます。
これらはいずれも、加湿の度合いをうまくコントロール出来ていない場合に引き起こることが多いですほとんどなので、適切な利用を心掛ければ防ぐことができます。
加湿をしすぎると、空気清浄機の本来の効果まで低減させてしまう可能性があるので、空気清浄機の加湿機能は適切に利用できるようにしておきましょう。
肌荒れ対策にもなる!
空気清浄機の除去性能によって、肌荒れへの対策をしていく事もできます。
なぜ空気清浄機の除去性能が肌荒れに関係があるのかというと、空気がきれいになることによって、部屋の中のダニやカビ、バクテリアなども除去されていく事になります。
これらは肌にとって大敵なものですので、空気清浄機によって除去をされれば、肌荒れも改善されていく事になるのです。
空気清浄機を改めて購入するときには、除去性能がいいものを購入することによって、高い効果を得ることが出来るようになります。
フィルタの性能が高くて除菌機能がついている空気清浄機であれば、部屋の空気をよりきれいにしていくことが出来ます。
空気清浄機のフィルタは目が細かければ性能を発揮しやすくなります。
目が粗ければ、十分に空気を綺麗にすることが出来ませんので、効果が期待しにくくなるからです。
空気清浄機を使用しているから我が家の空気は完璧にきれいだと思い込んではいけません。
毎日空気清浄機を使用していたとしても、十分に除去性能が発揮されていなければ、部屋の中の空気は綺麗になっているとは言えないでしょう。
ずいぶん古い空気清浄機を使用している場合は、除去性能が十分ではありませんので、新しいものに買い替えることを検討してもいい時期です。
空気を綺麗にして肌荒れ対策をしていく事によって、悩んでいた肌のトラブルもなくなり、花粉で苦しむこともなくなるでしょう。
フィルター集塵タイプ
空気清浄機の種類には様々ものがあり、それぞれにメリットやデメリットがあり、種類ごとに見ていきます。
まず、フィルター集塵タイプの空気清浄機は、部屋の中のホコリや花粉などや微粒子などをフィルターを通過させることで空気中の異物を取り除き綺麗な空気に換えてくれます。
この種類のメリットは、メンテナンスが他のタイプと比べて楽な点です。
デメリットとしては、維持費が比較的高くなってしまいます。
静電気集塵方式
次に、静電気集塵方式の空気清浄機は、集塵媒体として金属プレートなどを使い、空気中のゴミなどがフィルターを通貨する時に静電気を発生させ、ホコリなどを集塵するものです。
このタイプのメリットは、フィルターの目が粗いのでホコリなどが詰まり難く、風量が長期間低下しないことがあげられます。
デメリットとしては、電気集塵タイプの空気清浄機は集塵するために静電気を使っているのでメンテナンスを行う場合、本体の内部構造全体に微粒子が付いてしまうため。
金属プレートなどを取り外して水洗いをしなければならす、メンテナンスが大変なことがあげられます。
金属プレートを使用しているモデルよりも、フィルターを使用している電気集塵モデルの方が細かい塵などを集塵することができます。
マイナスイオン発生方式
マイナスイオン発生方式の空気清浄機は、部屋の中の茎中にあるホコリなどを帯電させ、部屋のどこかに付けてしまうというもので、空気清浄機本体やその周りが汚れてしまうことがあります。
オゾン発生方式の空気清浄機は、ホコリなどと一緒にたばこなどのニオイを消臭する効果があります。
メリットは、風邪やその他のウィルスなどまで減らすことができます。
デメリットは、大きいホコリや花粉などを除去するためには風量が少ないことがあげられます。
また、この空気清浄機は水洗いをしなければいけないこともデメリットの一つです。
部屋の大きさや目的に合わせて選ぶ
空気清浄機を選ぶ時には、それぞれのタイプの中で使用する部屋の大きさや目的に合わせて選ぶ必要があります。
設置場所によっては、吸入口と吹き出し口の位置も気を付けなければいけません。
また、空気清浄機を作動させた時の静音性にも注意が必要です。
部屋の大きさに合わせて風量の大きいものを選んだ場合、空気清浄機の作動音が大きくなってしまい、夜間などでは使用することが難しくなる可能性がでてきます。
夜間や音を大きく出せない場所などでは、空気清浄機の機能や風量以外に静音性にも注意しながら選ぶ必要があります。