電気ストーブの大きな種類の区分け
目次
電気ストーブと言っても実は大きく分けて5種類あります、
「ニクロム線電気ストーブ」「ハロゲンヒーター」
「カーボンヒーター」「グラファイトヒーター」「シーズヒーター」とあります。
①ニクロム線電気ストーブ
ニクロム線電気ストーブは少し前までは電気ストーブの代表として降臨していましたが
ニクロム線に石英菅で覆ったものを使用しています。
簡単な構造のため価格は安めに販売されていますが、
暖房機能は最も劣ることから製造数が下火になりつつあります。
②ハロゲンヒーター
次にハロゲンヒーターはハロゲンランプという発熱体を使用し
赤外線となって放射熱を直接当てることによって温めることが出来ます。
「ヒーター」と名乗ってはいますが電気ストーブでは最も弱いタイプになり、
また一時の連続して起きた発火事故が原因で購買者を避けさせる要因となっています。
電気ストーブの電気代
電気ストーブを「弱」に設定すると消費電力量が4~8kWぐらい消費します。
また「強」に設定すると消費電力量が16kWぐらい消費することから、
全国平均の電気代を当てはめると4kWで3000円弱、8kWで5500円の前後になります。
消費電力量が16kWで16時間を電気ストーブで過ごすと
11000円前後の電気代を毎月消費する計算となります。
最も暖房効果がある電気ストーブ
先ほどは5種類を紹介させて頂き、2種類に関して記載させて頂きました。
残りの3種類「シーズヒーター」「グラファイトヒーター」「カーボンヒーター」をご紹介していきます。
④カーボンヒーター
カーボンヒーターは炭素繊維に電気を流すことによって空間を暖めることが出来る暖房器具となっており、
赤外線放射量は上記で説明したハロゲンヒーターのおよそ2倍になっており
電気代もハロゲンヒーターの約1/2で済むことが特徴です。
⑤グラファイトヒーター
次にグラファイトヒーターはカーボンの中でも発熱体に黒鉛を使用しており、
カーボンヒーターより点火が早くなっており、赤外線放射量も多くなっていることが特徴です。
⑥シーズヒーター
最後にシーズヒーターですが絶縁体でニクロム線を包みこみ金属管で覆ったものを発熱体にしています。
特徴としてはグラファイトヒーターと同様カーボンヒータよりも熱の放射量が多く、
発熱体自体が破損しづらく機能面が高いと言えます。
電気ストーブの価格
まずカーボンヒーターの場合は、必要最小限の機能がついている商品で、
和室6畳タイプでおよそ3000円~家電量販店で購入することが出来ます。
グラファイトヒーターの場合は同様の和室6畳タイプでおよそ4500円~と購入が可能です。
シーズヒーターを購入する場合は価格帯が5000円以下で買えるか
7000円以上などと価格のラインが大まかに分かれている特徴があります。
電気ストーブの購入時期
電気ストーブは季節商品ですから、販売時期によって価格は異なる事が多くあります。
家電量販店では秋の中頃ぐらいから販売を開始しますが、
価格はお客様の呼び込みも兼ねているためシーズン価格より何割か安い価格で購入することが出来ます。
また新春を過ぎた頃から早い家電量販店ではバーゲン販売として在庫整理を行うことも多いので、
型番が古くなっても機能性が高い電気ストーブは購入しておく方法もあります。
その場合は不良品でない事を確かめる必要があるので、必ず確認をされることをお勧めします。