暑い夏を乗り切るには冷房が必須、冬は暖房機が無ければ寒くて過ごせない、梅雨は除湿が必要、そんな思い込みを持っていませんか?
エアコンがあれば全て解決と思っている人も多いかもしれませんが、クーラーやエアコンはどうも身体に合わない、体調が悪くなるので使いたくないというケースもあるでしょう。 あるいは、エアコンがつけられない部屋という場合もあるかもしれません。
目次
温冷風扇って、知っていますか?
家電に詳しい人なら聞いたことがあるかもしれませんが、温冷風扇は夏も冬も一年中快適な生活ができる優れものです。 スタイリッシュで多機能な温冷風扇についての情報を、お知らせしましょう。
どんな人におすすめ?(エアコン・クーラー・扇風機苦手)
温冷風扇とは、その名のとおり「暖かい風」と「冷たい風」を発生させる家電です。 扇風機としての単純な送風機能と、水分を含んだ冷たい風を送る冷風モードで冷風扇としての機能があります。
エアコンやクーラーの風が苦手だったり、自然な柔らかい風なら心地よく過ごせるけど、人工的な風が苦手という人も少なくありません。 扇風機の風が身体に直接あたると涼しいけど妙に疲れてしまうという人や鼻水が止まらなくなるという人に、特におすすめです。
近年は夏は熱帯夜などが続いて、エアコンやクーラーが無ければ眠れない夜も多くなりました。 熱中症対策のために、就寝時もエアコンはつけたままをテレビの天気予報では推奨していたりしますが、つけたまま眠ると体調を崩してしまったり、すぐ風邪をひく人もいます。
そんな人には、冷房のように乾燥した風・寒すぎる風ではなく、扇風機の生暖かい室内の風でもなく、適度に冷やした心地よい冷風・爽やかな風の冷風扇が良いでしょう。
水分を含んだ温かい風の温風モードで、ファンヒーターで暖房代わりにも利用できますし、加湿機能のあるタイプもあります。 夏は冷風機能を活用し、冬はヒーター機能や加湿機能を活用できる温冷風扇なら、一年中利用でき便利でしょう。
冷風扇ってどんなもの?扇風機とは違うの?
普通の扇風機は、単純に羽根で空気をかき回して風を送るだけなので、温かい場所では温かい空気が流れてきます。 風が無いよりはある方が涼しく感じられますが、暑い室内では生暖かい風を混ぜるだけで室温は下がりません。 高温の風を身体に浴びるとかえって疲労してしまったり、体温が上がる原因にもなりかねません。
眠れない暑い夜は、涼しい風が有難いものです。 冷たい風・爽やかな涼風であれば、室温や体温を下げることにもつながり、熱帯夜でも睡眠に入りやすくなります。 水分を含んだフィルターを吸い込まれた空気が通る時に水の蒸発作用で気化熱が奪われ、フィルター部の温度が下がります。 フィルター部分を風が通ることで結果的に冷やされた風が送り出されます。
冷風扇は水の気化熱作用を利用して温かい風を冷やし冷風にして送り出してくれるメカニズムです。 エアコンやクーラーと異なり、乾燥した風ではなく適度な潤いのある空気を送風してくれる仕組みです。 そのため眠っている間に喉が乾燥して痛くなったり、風邪ひいたりすることが無いので、本当に安心です。
扇風機では部屋の中のホコリをかき回してしまい、鼻が弱い人はすぐに鼻水になったりしますが、フィルターと水と通して送られる風はホコリを除去しているので、鼻炎のある人も反応しにくいのも特徴です。 乾燥していない湿度がありつつ冷たい風を送り出すのが、冷風扇です。
水だけでなく、凍らせた保冷タンクや氷を使うことで、通常の室温よりも3〜4℃は涼しくすることも可能になっています。 クーラーやエアコンで冷やすようにキンキンに冷たい室温にはなりませんが、爽やかな涼風で健康的な睡眠をサポートしてくれるのです。
温冷風扇がおすすめな理由(加湿機能付き)
暑い夏は冷風扇として、涼風を感じながら乾燥を防ぎます。 冬はファンヒーターとして温かい温風を出し、加湿機能で湿度のある風にすることができます。 単に温めただけの風では室内が乾燥してしまい、喉を傷めたり風邪をひきやすくなってしまいます。 インフルエンザ予防でも冬の室内の乾燥防止は大切で、加湿が重要ポイントです。
特に冬場にエアコンを暖房代わりに使用すると、かなり室内が乾燥してしまい加湿器は必須になります。 温冷風扇の加湿機能は本格的な加湿器ほどの湿度が保てるわけではありませんが、温風で室温は上がっても湿度のある風なので乾燥防止になり、適度な加湿ができます。 ジメジメするほどの加湿やカビの温床になるような湿度ではなく、適切な乾燥防止が大切です。
加湿機能付きの温冷風扇なら、冬でも乾燥知らずで快適に過ごすことができるでしょう。 エアコンのように広い部屋全体をポカポカに暖めることはできませんが、温風を出しながら加湿も同時にできる「うるおい暖房」として、冬でも活躍してくれます。
温冷風扇なら暑い夏の熱帯夜でも、寒い冬場の暖房対策・室内の乾燥予防としてもフル活用ができるので、一年中快適に過ごすことが可能です。
maxzen RCH-MX601のおすすめポイント紹介します
加湿・マイナスイオン発生機能付きの温冷風扇、シンプルなデザインでスタイリッシュな多機能タイプのマクズゼン(maxzen)の温冷風機「RCH-MX601」がおすすめです。
場所を取らない省スペース型で、高さ708mm×幅269mm×奥行343mmとコンパクトサイズなのも大きな魅力でしょう。 重さも約6.7Kgで部屋から部屋への持ち運び移動も可能、電源コードは約2.45mでリモコン付き・キャスター付きです。 冷風モード時に凍らせて活躍する、保冷剤も2個付いています。
送風・涼風・温風・涼風加湿・マイナスイオンの一台五役で、一年中活躍できます。 加湿機能で夏には潤いのある涼風が送られ、風量切り替え機能で「おやすみモード」「自然モード」「リズムモード」「乾燥モード」が可能で、上下左右の首振りもできます。 リモコンやタイマー機能(1時間・2時間・4時間・8時間)もあり、就寝時のセット利用にも最適です。
加湿や冷風には水を使用するので、どうしても夏場はカビや雑菌の繁殖なども気になります。 カビや細菌の含まれた風を蔓延させては、いくら涼風でも薪炭に悪影響がでてしまいますので、器具を衛生的に保つことが大切です。 給水タンクが取り外せるので、丸洗い洗浄も簡単にでき衛生面でも安心です。 保冷タンクの交換も簡単で、給水も楽々です。
フィルター交換も簡単な着脱式で、フィルターを洗って清潔を保持することができるので安心です。 乾燥機能ではフィルターを乾燥させて、臭いを消す機能もあります。 脳内ホルモンのセロトニンの代謝を高めるとされているマイナスイオン発生モードもあり、リラクゼーションにも有効とされています。
一年中活躍する温冷風扇の情報まとめ
熱帯夜を乗り切るためにはクーラーが欠かせませんが、乾燥しすぎて体調を崩してしまう人、夏風邪をひいてしまう人も続出しています。 キンキンに室内を冷やして布団にくるまって寝るのも本末転倒ですし、省エネ的にもNGで電気代も馬鹿になりません。
熱い風が流れるだけの扇風機より、水が蒸発するときに気化熱を奪うことで空気を冷やす冷風扇で熱帯夜を乗り切るのがおすすめです。
寒い冬場にも温風ファンヒーター代わりで活躍し、加湿機能もある温冷風扇なら一年中活用することができます。 室内の乾燥予防とインフルエンザ対策のために、加湿モードを利用して温かい風で適切な暖をとりましょう。