冬になると多くなる車のトラブル、ちゃんと知って準備しましょう。
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日々寒くなる天気に備えてこたつやヒーター、 乾燥してきた空気に加湿器などは揃えましたか? 冬になると風邪などをひかないように人も冬を越す準備をしますが 車にもトラブルのない冬を過ごすため、いろいろ準備しなければなりません。
冬が苦手なバッテリー
なぜバッテリーは冬に弱い?
自動車のバッテリーは消耗品で、寒さに弱いです。
ただ気温が下がっただけで性能も下がってしまいます。
バッテリー内部の電解液は気温の影響を受け受けやすく、
気温が下がると、電解液の体積も減少して電圧の正常な維持に悪い影響を与えることになります。
一般乗用車用のバッテリーの電圧は通常12V、始動時に必要な電圧は10.5V前後ですが、 もし急に気温が下がって始動できなければ電解質体積の減少による低電圧が原因である可能性が高いです。
バッテリーは車が走ることで充電されますが、充電・放電の化学反応は気温の影響を受けやすいです。
バッテリーの状態は定期的にチェックしてもらうようにしましょう。
バッテリーメーターがついていればチェックして、メーターがついていない場合は量販店やガソリンスタンドなどで簡単に計測できます。
弱くなっていたらもっと寒くなる前に取り替えてください。
バッテリーの交換を迷っているあなたにオススメ
手入れを怠けると凍ってしまう。車の中の各種液体
寒くて長い冬の夜、野外に駐車されていた車は車内のいろいろな液体が凍って問題を起こす恐れがあります。
まずサブクール水が凍らないようにアンチフリーズのチェックが必要です。
アンチフリーズを長い間切り替えなかったり、状態が良くない場合、凍結防止の能力が落ちます。
サブクール水が本来の機能を果たせなくなったらエンジンに無理が生じることになるかもしれません。アンチフリーズの交換周期は通常2年、または40000キロです。
またエンジンオイルは自動車の血液と呼ばれるほど重要です。エンジンオイルは冷却機能、摩擦緩和、浄化機能など、多くの仕事をします。
エンジンオイルを確認するときはオイルの量、汚れ具合を確認しましょう。また寒くてオイルが固まりやすくなるので粘度も確認したうえで補充または交換しましょう。
おすすめアンチフリーズ・エンジンオイル
カーナビ、ドライブレコーダーもチェックしよう
車の部品だけでなく、ナビゲーションとドライブレコーダーも準備するのはいかがですか?
寒い車に急に暖房を強くつけると、機器の誤作動やバッテリー放電などの問題が発生したり急な温度変化でLCD画面に損傷を与えかねませんので注意しましょう。
カーナビ ランキングTOP3
ドライブレコーダー ランキングTOP3
冬のワイパーは厄介者?
ワイパーが故障すると、視野の確保ができなくなってちょっと間違えば大きな事故につながる可能性があります。
雪が降ってワイパーがフロントガラスとくっつけてしまったら、あなたはどうしますか?
そのまま作動するとワイパーのゴムが破れたり、ワイパーの本体が壊れる恐れがあります。雪が降る日はワイパーを立てておくのが一番ですが、もしうっかりしてワイパーがフロントガラスとくっついてしまったら無理やり離さず、ヒーターをつけてゆっくり溶かしましょう。
ワイパーは消耗品で6ヵ月~1年に一回は入れ替えるのをおすすめします。
でもこの周期の目安の他に、ワイパーの交換サインがあります。
もしかしてあなたのワイパーも交換時期?
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自動車を故障させずに長く乗れる方法は身近にあります。
普段から部品をよくチェックしてこまめに交換することが大事です。
冬も自動車のコンディションを維持して安全運転しましょう。