今回はノートパソコンの選び方を紹介したいと思います。
ノートパソコン選びでこれだけは最初に知っておくと良いことを記事にしてみました。
一般的にノートパソコンの寿命は3年と言われています。
それを超えて使いたいという人はここに注目して、ノートパソコンを選んでみてはいかがでしょうか?
ノートパソコン選びに押さえるべきポイント
【現代の必需品】IT技術が発達している近年、人々の必需品と呼ばれるものは昔と大きく変わりました。インターネットが誰でも気軽に扱うことが出来るようになり、一家に一台あれば良かったパソコンは、今や携帯電話やスマートホンと同じように一人一台の時代になりつつあります。仕事を取り巻く環境も大きく変わり、パソコンがなくては仕事の効率が下がってしまうこともあります。そんな中、高額だったパソコンの中にも比較的安価なものが登場するようになりました。デスクトップパソコンやノートパソコンも液晶が薄くなり、ことノートパソコンに至ってはバッテリーの持ちが良くなったり、より軽量になり持ち運びにとても便利になりました。
では、選択肢がたくさんあるパソコンをどう選ぶのが良いのか確認してみましょう。
目的別の選び方
一概にノートパソコンと言っても、昔より格段にスペックが上がりました。オンラインゲームや動画サイトなど、ノートパソコンで十分楽しめるようになりました。最近のノートパソコンは普通の作業をするには十分に高性能なものとなっているので、それほどスペックにこだわる必要はありません。ネットサーフィンが主だった使い方の人ならエクセルやワードといった専門的なソフトを入れなければ、安価でノートパソコンを手に入れることができます。逆に仕事用に特化したものを使う場合は、スペックはさほど気にせずとも十分にソフトは動きますので、量販店でいつでも買うことが可能です。目的別に入れるソフトや周辺機器を好きにカスタマイズすることもできるので、予算に見合ったマシンを手に入れることも難しくありません。
価格も様々
量販店や専門店はいくつもありますが、共通することがあります。最新のマシンは高額だということです。当たり前ですが、最新の機械はやはりそのスペックの高さが売りなので、予算に余裕があるならば最新機を買えば済みます。しかし日進月歩という言葉の通り、毎日のように技術は進歩しています。今年最新でも来年はさらにもう一歩前進したより良い商品が出てきます。しかし使う側が専門職でもない限り、その差は必ずしも大きくありません。またメーカー製ならば高額ですが、量販店によってはオリジナルノートパソコンが売られていることもあります。
スペック的にも心配ないよう組まれていてメーカー製よりも安価なので消費者にとってはありがたい商品だと言えます。
激安価格を探したいなら
気軽に使いたい、仕事用に使いたいけれど高いのは必要ない。そういった場合には激安価格商品を探したいところですが、これはどこにあるのでしょうか。型落ち商品を探すことも視野に入れてみると、驚くほど安価で売られている場合があります。アウトレットや通販ならばかなりの確率で激安ノートパソコンに出会うことが出来ます。デスクトップパソコンやノートパソコンは高価な割に、何年も使えるものではありません。何年か経てばガタはきますし、メンテナンスをしていても処理速度やパフォーマンスは落ちていきます。毎日使うものですのでいわば消耗品なのです。メーカー製でも選び方次第で良いノートパソコンを手に入れることが可能です。
3つのポイント!
ノートパソコンは使えればなんでも良い!とはいえ、安い買い物ではありません。家電量販店で安く売っているものは魅力的ですが、隣においてある同じようなノートパソコンと何が違うんだろう?どうして金額がこんなに違うのだろう?と疑問に思いませんか?
それは、パソコン毎に性能(スペック)と言われるものがあり、そのバージョンや能力によっての違いや、記憶する領域のハードディスクの容量やそれらの記憶データを読み書きするメモリーなどが違うことで金額に差が出てくるのです。
最近では、Excelやワード、パワーポイントなどのマイクロオフィス製品の利用シーンも増えているので、付属ソフトもいろいろありますが、とりあえず押さえておくポイントは○CPU、○メモリ、○HDD・SSDこの3つをまずベースとして覚えていきましょう!
オススメのCPU
ノートパソコンのスペックを見る時に最初に多くの人が見る部分としては、CPUがあります。
CPUは、パソコン自体の性能を決めるパーツです。CPU自体の処理速度が遅いと、メモリやHDD・SSDがどんなにハイスペックでも活かすことができません。
CPUの影響度は近年は小さくなってきているといっても、スペックに大きな影響を与える部分となるだけにスペックの違いを確認するにはCPUからということになります。
ノートパソコン用のCPUというのは、名前がデスクトップ型のものと一緒であっても性能が低くなっている場合やコアの数が減っているということがあるので、デスクトップ型のものと同一に考えるわけにはいきません。
長く使い続けるとパソコンには自然にデータが蓄積し処理が遅くなってしまいます。なので最初になるべく処理の速いCPUを選んでおくと後々使い続けやすくなります。
他のメモリやHDD・SSDと違い後から追加したり変更したりできないので、ノートパソコンを選ぶ上でCPUは特に重要です。
現在主流なのは下記の4つのCPUです。
・Corei7
・Corei5
・Corei3
・Pentium/Celeron
今回はノートパソコンの選び方のポイントを紹介したいので、CPUの技術的な話は抜きにして、主な使用用途で分けてみます。
Corei7
高性能で値段も高いです。
プロユース向けで重めのソフトを使うのに向いています。
動画編集や画像編集などの頻度が高い方におすすめ。
Corei5
一般向けであり高性能です。
ビジネス利用に向いています。
複数の作業をしてもストレスなく使えます。
同時進行でソフトを動かすのには良いです。
Corei3
価格も性能も標準です。ビジネス利用に向いています。
Corei5の廉価版という位置づけです。
使っていても、Office系ソフトの利用が多い場合は、Corei5との差はほとんど体感できないと思います。
ローエンドスペックCPU Pentium/Celeron
個人利用向け
価格の安いパソコンに主に採用されています。
パソコン自体の価格は安くできますが、複数の作業をした時に、フリーズ(停止)状態になりやすくソコンの利用頻度が少なく、ホームページの閲覧やメールでの利用のみなど、ある程度用途を限定されている方にはおすすめです。
3年後も後悔しないパソコンを選ぶのであればCPUは、Corei3以上のパソコンを選びましょう!
オススメのメモリ
メモリは種類によって多少性能の違いがありますが、基本的には容量で見ておけば間違いありません。
容量が多ければ多いほど、動作が重くなりにくく快適に使用をすることができます。
メモリは、作業机などに例えられます。
CPUやHDD・SSDがどんなに、ハイスペックのパーツを搭載していても、メモリが少ないと十分なスピードが出ず、遅くなる原因になります。
メモリはノートパソコンでも簡単に増設をすることができるのもあるので、増設がしやすいかどうかを見ておくと将来的にメモリ不足を感じた時に、対処することができます。
Windows8:メモリ2Gの場合
2Gの場合は、使用率は70%近くになります。これは、パソコンを立ち上げた直後の数値です。
何もソフトを立ち上げていないのに、メモリを7割近く使っていて、何をやるにしても遅くなる可能性が高いです。
Windows7:メモリ8Gの場合
OSは違いますが、メモリの使用率は29%になります。
最低限、これぐらの余裕は必要になります。
3年後も後悔しないパソコンを選ぶのであればメモリは、8G以上のパソコンを選びましょう!
オススメのHDD・SSD
HDD・SSDは、引き出しに例えられます。
作成したデータの保存場所する記憶装置としての役割があります。
以前は、容量が重要視されていましたが、ここ最近ではSSDと呼ばれる高速に動作する記憶装置も登場しています。
SSD搭載のものを選ぶと、パソコン自体が高速に動作してくれます。
SSD搭載モデルなら、パソコンの立ち上がりそのものが早くなります。
ノートパソコンを持ち歩いて使用をする場合にはSSDの方が利点が多いので覚えておくと良いでしょう。
HDDは記憶容量が多い代わりに物理的に記憶をする装置なので、衝撃に弱く物理的に破損をしてしまうこともあります。
駆動部分があるだけに電力も消費しやすくバッテリーを使用するノートパソコンにとっては、この部分も気になるポイントになります。
SSDは衝撃に強く消費電力も少ないことに加えて、読み書きが高速なので性能が低くなりがちなノートパソコンを快適に使用できるので、予算の都合がとにかく容量が必要という理由がない限りはSSDを選んでおいた方が良いといえます。
・仕事で外出先での作業が多い方
・大学の授業で使う方
などは、電源入れたり切ったりの頻度が高いと思いますので、そう言った方には特におすすめです。
また、イラストレーター・フォトショップなどの重いソフトを使う場合にもおすすめです。
逆に、価格重視で安くパソコンを購入したいのであればSSD搭載モデルは避けた方が良いです。
3年後も後悔しないパソコンを選ぶのであればHDD・SSDは、SSD搭載のパソコンを選びましょう!
※予算重視の場合は、HDD搭載モデルがおすすめです!
オススメのメーカー
性能の順列に関してはブランドがそのままとなっているので、性能の良いものを選びたいというのであれば上位のブランドを選べばいいということになります。 注意をしておきたい点としては、高性能のCPUは電力を消費しやすいのでノートパソコンの場合バッテリーを消耗しやすくなっているため、使い方次第では必ずしも高性能なものが有利とはならないので注意をしておきましょう。
Panasonic Let’s note
レッツノート(Let’s note)は壊れにくいのが特徴。
値段は高めで、同スペックのノートパソコンの2倍ぐらいの価格になりますが、重要なデータをよく持ち歩く人などにはおすすめです。
東芝 dynabook
最初からマニュアルが豊富なのが特徴。
「ぱらちゃん」というキャラクターが動画でやさしく解説してくれます。
このシリーズは他製品と比べると高品質で、Let’s noteほどでは有りませんが、少し価格が高いのも特徴です。
どちらかというと初心者におすすめです。
NEC LaVie
こちらも初心者にオススメ。
初心者に優しい充実したソフトが結構入っています。
サポート面が手厚いのも特徴。
富士通 FMV LIFEBOOK
初心者の方でも安心して利用できる使いやすさと、業界をリードする企業による高い信頼と安心があります。
日本のコンピューター開発において老舗にあたり、理化学研究所と共同でスーパーコンピューター「京」を開発している企業です。
日本国内で設計から開発・製造・販売を行うことで優れた技術を迅速に製品に反映させる体制をとっています。
こちらは中級者向けといったところでしょうか。
HP Pavilion/ENVY
標準性能で価格の安い Pavilionシリーズ、高性能スペックのENVYシリーズがあります。
値段は比較的安めなのが特徴。
ただ、海外の企業なのでサポートはあまり期待できません。
組み立て自体は日本国内で組み立ており、これにより、インターネット経由などの購入でも納期が短くなります。
液晶サイズ別にモデル数も多く、ノートパソコンだけでも20モデル以上あります。
どちらかと言うと上級者向けです。
Lenovo Tinkpad/IdeaPad
こちらは基本的にビジネス・法人向けです。
会社勤めが多い方にはよく目にするブランドだと思います。
価格は比較的に安めです。
海外の企業なのでサポートはあまり期待できません。
初心者向けの機能が省かれています。なので中級者から上級者向けです。
シンプルで無駄な機能がなく、基本性能がしっかりしています。
ASUS Zenbook/Eee PC
数あるパソコンメーカーの中でも、デザイン性の高いパソコンを安価に購入できるのがこのシリーズの特徴。
サポートは海外企業なのであまり期待できません。
製品開発も外部に委託せず設計から製造まで一貫して行っており、市場のニーズに迅速に対応し、開発スピードの早さにも繋がっているようです。
まとめ
メーカーごとの基本的な違いはスペックを比較して選ぶようにしましょう。お値段や性能、使用用途で変わってくるので押さえるべきポイントを踏まえつついろいろ選んでみてはどうでしょうか?
自分がどのようにノートパソコンを使うのかを考えて、それに合わせて選んでみると良いと思います。
なんでもできるノートパソコンは、大人でも子供でも今やデスクトップもノートパソコンも必要不可欠な時代。小学校でもパソコンの授業が入り、パソコン一つ動かすことができなければ就職も難しい世の中です。スマホやタブレットも汎用性が高くなりましたが、多くの企業での主流はノートパソコンとなっています。比較的安価で代替えのきく商品なので、自分用に買う人は年々多くなっています。消費者が増えるとそれだけ値段やスペックに幅が出てきますので、自分が何に使いたいのかがわかっていれば、より自分に合うノートパソコンを手にいれることが出来るでしょう。ノートパソコンのスペックの見かたとして、この辺りを抑えておくと失敗がなくなるので、最低限これらの知識は身につけておくことが大切です。