スープジャーってご存知ですか?
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毎日のランチに、働いているお父さんや息子さん、娘さんにお弁当作っている方も多いのではないでしょうか?
しかし毎日同じおかずでは飽きてしまうのでたまには路線を変えて汁物のおかずだったりスープを作りたいと思ってもお弁当箱から汁が漏れってしまったりして持っていくには大変ですし不便ですよね。
そんな時に活躍してくれるのがスープジャーでです。
スープジャーって聞いたことはあるけど実際使ってみたことない方必見!
今回はスープジャーの利便性と象印から新しく発売される「ステンレス クック&フードジャー」をご紹介します。
スープジャーのメリット
読んで字のごとくスープ類のもち運びにとても便利なスープジャーですが一体その利便性はなんなのか調べてみました。
①保温性の高さ
ただの容器としてスープを持ち運べるだけじゃナンセンス。
温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま料理を美味しく味わいたいですよね?
スープジャーの最大の魅力といえばその保温性。
保温の持続力はメーカーによって多少異なりますが平均して約6時間も温度を保つことが出来ると言われています。
またスープジャー自体の大きさによっても保温温度が変わってくるのですが、0.5Lのスープジャーの保温力は約45~60度以上あります。
イメージが付きづらいと思いますが自動販売機で売られているHOTの缶コーヒーの温度が約52~58度、コンビニで売られているHOTの缶コーヒーの温度が約70~73度程と設定されており熱すぎず温すぎない適度な温度設定で持続して保温してくれます。
②液漏れを防いでくれる
前日の余ったおかずをお弁当に入れようとしたとき汁がでるようなおかずになるとどうしてもお弁当箱の中から液漏れが起こりカバンが濡れてしまったり臭くなってしまった経験はありませんか?。
そのため汁物のおかずはお弁当に不向きで入れられないというのが通説でした。
しかしそんなときに有効活用したいのがスープじゃーです。
一見スープにしか使えないと思われがちのスープジャーですが汁がでるようなおかずにもしっかりと対応できるのです。
例えば煮込み系の料理だったりカレーなどのペースト状のものだってきちんと密閉されるためこぼれる心配がありません。
これであらゆるジャンルの料理をお弁当として持ち歩けそうですよね。
スープジャーのデメリット
こんなにも優秀なスープジャーですが逆にスープジャーの不便な点として挙げられるのは一体どういうところなのでしょうか?
①洗浄のしずらさ
便利だからって毎日使い続けてると気になる汚れの蓄積。
洗っても意外と汚れが残っているなんてこともしばしば。
特に密閉ために働いてくれるパッキンに汚れがこびりつくと落としずらくデメリットの1つの要因として挙げられます。
②落としきれないニオイ
スポンジに洗剤をたっぷりと含ませ隅々まできれいに落としきった!
と思っても意外と見落としがちなのが残ってしまった嫌なニオイです。
何回も使用し続けることによってスープや調理した食材のにのニオイなどがジャーに移ってしまうのです。
その状態では衛生的にもよくないですしニオイが気になってしまってスープを美味しく飲むことが出来なくなってしまいます。
デメリットを解決してスープジャーを快適に使おう!
スープジャーのデメリットとして多く挙げられるのがお手入れの仕方。
汚れや嫌なニオイが残らないような清潔な状態を常に保ち続けていたいですよね?
ちょっとした工夫をすることによってスープジャーも長く使い続けることができるのです!
①使用後にすぐに洗う
お弁当を作る方にとってはよくある話だと思いますが作るのは良いんだけど帰ってきて洗うのが面倒。
という悩み。
次の日お休みだからとお弁当箱を洗わず放置しっぱなしだと雑菌が繁殖して汚れやニオイの原因となってしまいます。
そのような状態を作らない為にも帰宅後はすぐにお弁当箱を洗って清潔に保つことを心がけましょう!
②気になる汚れには台所用洗剤でつけ置き洗い
毎日きれいに洗っていたとしても蓄積された汚れってなかなか落ちないですよね。
特に蓋との設置部分であるパッキンはゴム素材の為汚れが溝の中や細かい傷の中に溜まり厄介ですよね。
そんな時には付け置き洗いを推奨します。
ジャーの中にぬるま湯を張って台所用洗剤を適量入れてしばらく放置します。
パッキンなどのゴム素材の部分はぬるま湯と台所用洗剤を混ぜた中に入れてしばらく放置します。
その後しっかりと水で洗い流すことによってスポンジで洗っていた時よりも落ちていることが実感できるでしょう。
③気になるニオイには漂白剤でつけ置き洗い
台所用洗剤でつけ置きすることによって汚れは落ちたように見えてもジャーのニオイを嗅いでみるとちょっと臭ってる?なんてことも。
台所用洗剤じゃニオイに関してはカバーしきれない部分であります。
そんな時に活用したいのが漂白剤です。
先ほどの台所用洗剤の時の工程と同じように酸素系漂白剤を入れでしばらく放置しておきます。
またパッキンなどの接続部分には塩素系漂白剤を使い、本体と同じ工程でしばらく放置しておきます。
その後しっかりと水で漂白剤を流し漂白剤の匂いが残らないようにしっかりと乾燥さることでせることで嫌なニオイを防ぐことができます。
スープジャーは保温機能だけではない調理もできる!
スープジャーは持ち運びに便利ですし保温・保冷機能が備わっているので外出先などでおいしさそのままのスープを楽しむことができます。
そういった活用方法が一般的だと思われますが実はこのスープジャーを使って調理をすることが可能なのです。
では一体どのような調理方法があるのでしょうか。
①スープ
出来合いのスープをジャーに温めて入れて持っていくことももちろん可能ですがせっかくなんだから煮込まれすぎてクタクタになったスープじゃなくて飲みごろのスープを作って飲みたくありませんか?
作り方
1.余熱用のお湯を入れてあらかじめジャーを温めておきます。
2.余熱用のお湯を捨てたらお好みの具を入れて沸騰させたお湯を注ぎ味付けをします。
※生ものなどはやめておきましょう。
3.2時間ほど保温したら完成です。
②おかゆ
お鍋にご飯と水を入れて水分がなくなるまで煮詰めて作るおかゆですが意外と水分を飛ばしていく作業は時間がかかりますし、しっかりとかき混ぜてあげないと焦げつきの原因になります。
そんなちょっと面倒なおかゆもスープジャーにかかれば簡単に作ることが出来てしまうのです。
作り方
1.生米をしっかりと洗ったのちにスープジャーに入れます。
2.余熱用に沸かしたお湯を入れて1~2分蓋をして待ちます。
3.余熱用のお湯を捨てます。
4.再度沸騰させたお湯をいれて2時間ほど保温したら完成です。
このように保温機能を利用することによってスープジャー活躍の幅が広がりそうですよね。
毎日飽きずにいろいろなバリエーションのものが食べられそうです。
保温調理ができる「ステンレス クック&フードジャー」が登場!
象印から2017年9月1日に保温調理ができる「ステンレス クック&フードジャー」が登場しました。
カラーはトメィトレッドとダークココアの2色で、価格ははメーカー希望小売価格6,500円(税別)
象印はまほうびんによって保温・保冷を行うステンレスフードジャーが従来品として発売されていました。
今回発売する「ステンレス クック&フードジャー」は蓋に断熱せんを使用、保温力をupさせることによっておまかせ保温調理を可能にしました。
保温力に力を入れた「ステンレス クック&フードジャー」は真空断熱構造により95度のお湯が6時間経っても73度をキープしているという高い保温性を実現することができました。
また、750mlと大容量な為4~5人前の食事を作ることができます。
家族で外にお弁当を持ってお出かけなどの時に持ち出してシェアして食べることができます。
気になる使い方はというと鍋や電子レンジで少し加熱した食材と調味料と沸騰させたお湯をジャーに入れておき1~3時間ほどの保温調理をするだけでできたての料理が完成します。
「ステンレス クック&フードジャー」を使うことによって今までのジャーではできなかったカレーやラタトゥイユなどの高度な保温調理が可能になることで主にスープに活用していたジャーがメインのおかずを作って持ち運ぶことが可能になりました。
まとめ
今までスープジャーに注目していなかった方も、気になっていたけど購入には至らなかった方も、お手入れを欠かさなければ利便性抜群で自分でも簡単に活用できそうって思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回ご紹介した「ステンレス クック&フードジャー」は従来のものよりも保温性が高く大容量ということで色々な調理方法ができたり、今までは1人用が多かったジャーも複数人で料理をシェアできるようになり活用方法がさらに増えました。
段々と寒くなってくるこの時期、ランチ時に温かいご飯を食べたり家族で紅葉狩りなど外へ遠出するときに活用してみてはいかがでしょうか?