高めのホテルなんかにいくとお風呂に設置してある液晶テレビ。
憧れますよね。
ご家庭でも最初から備え付け、壁に埋め込んである様な家に住もうと思うと莫大な費用がかかります。
ちょっとした贅沢をしたいけど、いきなりお風呂に防水テレビは入れられない。
そんな方におすすめの、ポータブルで持ち運びも出来る防水テレビをご紹介します。
防水テレビの仕組みは?
目次
そもそも、防水テレビって、どんな仕組みで動くのでしょうか。
ある程度仕組みを理解していないと、実際購入する際や、設置の際に迷ってしまう事になります。
ワンセグ・フルセグタイプ
本体に、アンテナが内蔵されているので、「アンテナ線、チューナー」なんかを意識せずに、気軽に楽しめるワンセグ・フルセグタイプ。
ワンセグ、フルセグとは、携帯でもテレビを受信出来るように作られたもので、独自のアンテナで受信します。
ワンセグとフルセグの大きな違いはデータ受信量。
ワンセグは比較的少ないため、画質はその分悪くなります。
その反面、フルセグに関しては、画質は良くなるものの、電波が届きにくく、映像がとぎれとぎれになることも有ります。
ワンセグ、フルセグを選ぶ時の注意としては、ちゃんと受信出来るかどうか、
ワンセグ・フルセグ用のデータを受信できない場所もあるので要確認です。
もし、届かなくても、今ではワンセグデータをテレビ端子から拾って行き渡せる機器もあるので、コチラもおすすめします。
Wi-Fi・無線LANでお風呂場までデータを飛ばす
最近ではコチラの方が一般的でしょうか。
チューナーと、ポータブル端末がセットになってて、チューナーでデータを受信し、そのデータをWi-Fiや無線LANで、
お風呂場にある端末に送り込みます。
これの場合、ワンセグや、フルセグと違って、鮮明でしっかりとしたデータを受信出来ます。
また録画機能等、幅広い機能を持つ機種が多いのも特長です。
アンテナ線を繋ぐ
最後に最終手段。
こちら、例えば、屋根の上にある大きなアンテナ。そのアンテナからケーブルを引いて、直接防水テレビに繋ぐ方法。
これは結構な力技が必要で、ある程度の知識が無いと難しそう。
さらに、風呂場のテレビからケーブルがアンテナまで伸びるというあまり現実的ではないシロモノになります。
パナソニック プライベート・ビエラ UN-10E6
平均価格:¥28,800
防水テレビの市場をほぼ支配しているのがパナソニック。
このUN-10E6は、パナソニックの「プライベートビエラシリーズ」の中でも最も安いモデルになります。
安いモデルにはなりますが、しっかりと地上波/BS/CSの3波対応しています。
コチラらのタイプは、フルセグ・ワンセグではなく、
アンテナ線をチューナーに接続して、そこからWi-Fiでデータをお風呂場に飛ばす仕組みです。
防水性は、GIS規格の「IPX7級・6級対応」となっており、お風呂場にモニターを沈めてしまっても30分はもつという品質。
1点、充電の部分で、約3時間フル充電して1.5時間しかもたないという部分は少し物足りないですが、
入門編として大人気のアイテムです。
パナソニック プライベート・ビエラ UN-15TD6
平均価格:¥59,999
コチラは、UN-10E6の上位機種。
録画もできたり、ブルーレイやDVD、更にはネットまで見れちゃう優れものです。
勿論、地デジやBS、110度CSの3波対応。
更に、500GBのハードディスクを搭載していて、お風呂場にいながら録画できるというこの多機能。
ちょっと手を伸ばしても損しない商品です。
東芝 REGZA 10WP1
平均価格:¥25,000
こちらのタイプはワンセグ・フルセグ対応。
Bluetoothを搭載していて、スマホ連動してスピーカーとして、音楽を聞くことも出来ます。
チューナーもついてこないため、手軽に持ち運べて、デザインもかわいいのでコチラも入門編としてはかなりおすすめの商品です。
リンナイ 浴室テレビ DS-1201HV(A)
平均価格:¥71,508
このタイプは壁に設置できるかっちょいい型タイプ。
ただ、設置できる場所があるかどうか確認が必要になってくる上級者タイプです。
防水テレビの選び方
防水テレビを選ぶ際に重要だと思う点が、防水レベル。
「IPX6級」:お風呂にドボンまでは厳しいけどシャワーかかったりしても大丈夫。
「IPX7級」:お風呂にドボンすらしても耐えられるレベル。
この点、使う状況にあせてしっかり見定めて防水テレビを選ぶことが重要です。