ダイソンのドライヤー。実際のところその機能は?口コミまとめ!
ダイソンドライヤーの特徴はこれまでに無い斬新な機能が満載
コードレス掃除機で一世を風靡したダイソンですが、そこで培われたテクノロジーはヘアドライヤーの分野でも生かされています。
ダイソンドライヤーの本体にはスタイラー型とよばれている円筒のノズルがあるデザインで、空洞の中から風が噴出してくる独自の機構を備えています。
システムの根幹となるダイソンデジタルモーターV9は、振動音を抑えながら他社のヘアドライヤーのモーターと比較して最大8倍で高速回転し重量も約半分です。
エアマルチプライアーテクノロジーは、吸い込む空気を増幅して速乾させるために必要な高速の気流を生み出します。
ダイソンスタイリングコンセントレーターは、周囲の髪を乱すことなくブローしたい箇所だけにコントロールされた風を送ることが可能です。
ダイソンディフューザーは、均一に分散された風をカールやパーマをかけた髪の隅々にまで送り込むことができ、セットを乱さずに自然乾燥に近い形で乾かすことができます。
ダイソンスムージングノズルは、なめらかで低速の風を送ることができ、やさしくブローしながら整えることができます。
マジック・マグネット式アタッチメントは、マグネットで簡単にさまざまなタイプのアタッチメントの交換ができるだけではなく、風向きの調整も簡単に行えます。
冷風コールドショットは、髪を整えてから冷たい風ですっきりとした最後の仕上げを行うことができます。
そんなこれまでに無かった機能が満載のダイソンドライヤーは、大きな注目を集めているアイテムです。
スタイラー型のノズルは使える?
ダイソンドライヤーで採用されているスタイラーノズルは、同社の羽根の無い扇風機を彷彿させるような円筒があり空洞の中から風が噴出してくる独自の機構を備えています。
従来のドライヤーは先端が細くなったノズルから熱風が均一に送出される仕組みで、付属のアタッチメントに交換したり、スイッチの設定も強と弱の2種類程度で熱量や風量に多くのバリエーションを求めることは不可能でした。
その一方でダイソンドライヤーであれば、アタッチメントを交換できるのはもちろんのこと、本体でもスピードドライ・モード、レギュラードライ・モード、スタイリング・モードの3種類の風量に加えて速乾、標準、低温、冷風の4つの風音調整機能で素早く乾かしたい場合や、好みのスタイリングを徹底追及したいなど目的に合わせて使い分けることができます。
また、耐熱加工を施した強化プラスチックや金属で作られたノズルを使用したタイプのドライヤーであれば、長時間の使用により熱を持って髪や皮膚に触れると熱さを感じたり、取り扱いに気をつけなければ経度な火傷を負ってしまう経験をした方も少なくありませんでした。
素早くアタッチメントを交換してスタイリングを行いたい場合には安全に素手で触れるために温度が下がるまで一定の時間待つ必要があり、朝の通勤や通学の時間帯に急ぐ場合には不便を強いられるケースもありました。
そんな時でもスタイラー型のノズルであれば火傷を負うほどまでに加熱することは皆無で安全に使用できるだけではなく、アタッチメントの交換もマグネットで行うので、仮に熱を持っていたとしても力を込めて数秒間熱を持ったアタッチメントを持ち続けるような必要もありません。
使い勝手の面からも安全性の面からも、ダイソンドライヤーが採用したスタイラー型のノズルは全ての方にとって「使える」と言える逸品です。
音や風量など口コミ評価
ダイソンドライヤーは従来型のドライヤーとは一線を画する斬新なコンセプトの製品であることから発売前から大きな注目を集め、有名オンラインショッピングサイトや家電量販店でも初回販売分で予約で一杯になるという大盛況ぶりでした。
それだけに購入者が実際の使用感や意見、要望などを投稿する各種のサイトでも数多くの口コミが寄せられています。
その中でも気になるのがスタイリッシュなデザインも然ることながら快適性や実用性の大きな鍵を握る音や風量の評価です。
音については従来型のドライヤーと比較して遥かに静かで、僅かに風の音が聞こえる程度で全く気にならないという口コミが多く見られます。
その大きな要因となっているのはダイソン独自のデジタルモーターV9の静音性とスタイラー型ノズルによって風切り音がほぼ発生しない機構にあります。
風量についてはスイッチを入れた瞬間に強い風量が来て従来型のドライヤーよりも短い時間で髪が乾いたり、スタイリングを行う際にも何度もやり直す事無く1発で納得の仕上がりを得られるという声もあります。
特に本体重量が僅か0.63kgと小型で軽量であることからコントロールがしやすい上にしっかりとした熱量と風量があるためにピンポイントで思うようにスタイリングが決まるところが評価されていました。
気温の高い季節にはお風呂上りに髪を乾かすのは一苦労ですが、ダイソンドライヤーであればスイッチひとつですぐに十分な熱量と風量が得られるため、夏場に暑い部屋で長時間ドライヤーを当てる必要がなくなり助かったという声からも、従来型のドライヤーで多くの方が苦労していたのが解消された様子を窺い知ることができます。
また、ペット用のドライヤーとして購入したという方も多く、なかなかじっとしていられない犬や猫の毛を素早く乾燥させるのに役立ったという意外な活用方法も見られました。
デメリットになる口コミ評価
ダイソンドライヤーはこれまでに無い優れた機能をいくつも備えていますが、利用目的は利用者ひとりひとりによって異なりデメリットになる口コミも僅かとは言え存在しています。
その中でも最も多いのが壊れやすいという口コミで、カバーが外れやすくなってしまった、アタッチメントが緩くなってしまったなどがあります。
これは初期不良の可能性があるだけではなく、従来型のドライヤーとは大きく異なるデザインであることから付け方にある種のコツが必要で、誤った角度で著しく無理な力が加わってしまったり、カチっと音がでるまでしっかりと押し込まなければならないところ完全にフィットしていなかったケースも考えられます。
風量については、ダイソンドライヤーは手軽に他社には無い強い風量を作り出し、素早く髪が乾くのがひとつのコンセプトですが、その風量が強すぎて逆に負担に感じたり、髪質によっては強い熱量が与えられて傷めてしまうことを懸念する声もありました。
ダイソンドライヤーには3段階の風速調節と4段階の風温調節と豊富な設定が用意されていますが、それらの組み合わせで自身にとって調度良い設定を見つけられなかった場合に、日頃から使い慣れた従来型のドライヤーの方が使いやすかったという口コミもありました。
また、大きなネックとなるのがその販売価格で、有名オンラインショッピングサイトや家電量販店では日本国内の一流メーカーの高級機が15000円程度で購入できる一方で、ダイソンドライヤーは実売価格43000円から47000円程度で販売されています。
優れた機能を理解し実際に購入して使用した結果、納得できる仕上がりを経験しつつも国内メーカーの製品価格との大きな開きに高額だと感じているユーザーも少なくありません。
いずれにしてもデメリットになる口コミはごく僅かに留まり、その優れた機能を高く評価した口コミが圧倒的多数を占めています。