オイルヒーターの特徴
オイルヒーターは、石油やガスを使うファンヒーターのように、すぐに部屋全体を温めてくれる、
というものではありません。
ですが、オイルの輻射熱で、じんわりとお部屋を暖めますので、ほこりや騒音が気になりません。
また、急激にあたためる製品とは異なり、乾燥が気になる方にもおすすめです。
また、器具に触ってもやけどをしにくいため、赤ちゃんがいる家庭などにもオイルヒーターが向いているといえるでしょう。
オイルヒーターのメリット・デメリット
オイルヒーターは、その構造やあたため方に非常に特徴のある暖房製品であるといえます。
そのため、購入の際には、メリット・デメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。
まず、オイルヒーターの有効範囲についてですが、木造であれば6畳ほど、コンクリートであれば15畳ほどが有効範囲となります。
お部屋を暖める速度は非常に遅いですが、石油ストーブやガスファンヒーターとは異なり、換気をする必要はありません。
オイルヒーターのメリット
オイルヒーターは、手を瞬間的に触れても、やけどをしにくい温度に保たれているため、寝具などが触れても発火しにくいという点からも、安全性が高いことが最大のメリットであるといえます。
さらに、石油ストーブのように臭いが発生したり、温風でほこりが舞い上がったりすることもありませんので、クリーンな暖房器具であるといえるでしょう。
運転音もほとんど発生せず、急激な温度の上昇・下降もなく、穏やかな暖かさが続きます。
オイルヒーターのデメリット
オイルヒーターは、オイルの輻射熱という特殊な暖房方法を用いているため、部屋が暖まるまでに時間がかかってしまう点がデメリットとして挙げられます。
また、大きな電力を必要とする製品が多く、部屋を暖めるまでに時間がかかることもあり、電気代が高くなりがちな点も挙げられるでしょう。
その消費電力の大きさから、ブレーカーの遮断などにも注意が必要です。
さらに、重量もありますので、移動の際には注意が必要です。
オイルヒーターの購入の際の注意点
オイルヒーターの中には、タイマー機能がついているものがあり、消費電力を最小限に抑えることも可能です。
また、オイルヒーターは、フィンの形状や枚数により暖まり具合などに差が出るため、こちらも考慮したほうがよいでしょう。
近年では海外メーカーだけではなく、日本製のオイルヒーターも存在します。
お手頃価格のメーカーもありますので、オイルヒーターを購入する際には製品の特性をよくチェックしましょう。
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