現在、テレビ市場も次々と進化して多くのメーカーから最新のテレビが発売されていますね。
最新のテレビと言えば4Kテレビを連想する方も多いと思います。
画質が従来のテレビよりも美しく、臨場感も抜群です!そのため今4Kテレビをお持ちの方多くいると思うのですが、
実は今後4K放送が見られなくなるってご存知でしたか?今後の4Kテレビの流れを見ていきましょう!
4Kテレビとは一体どのテレビのことを指すのか?
目次
大迫力な映像や美しさを追求するテレビが多くなってきた中4Kテレビがその役を担ってくれようとしています。
ではなぜ4Kテレビは美しさを表現できるのでしょうか?
一般的にテレビは画面のインチ数が大きくなればなるほど1画素の面積が大きくなります。
そのため画素が大きく粗くなり従来のテレビだとガタガタした見え方になっていました。
しかし4Kテレビはフルハイビジョンの4倍の画素数で対応することに成功し、ガタガタした見え方からなめらかかつ鮮明に美しい映像を作り出すことが出来たのです。
今見ている4Kテレビじゃ4K放送が視聴できなくなる?
4Kテレビ、4Kテレビと騒がれて、新しくテレビを購入するなら4Kテレビでしょ!4Kテレビを買いました!なんて方が多くいると思います。
しかし総務省によると「2018年からBS・110度CS(衛星基幹放送)で開始する4K・8K実用放送について、現在市販されている4Kテレビ・4K対応テレビではそのまま見ることができない。」
そのようなお達しがあったそうです。
現状として4K放送はスタートしてないの?
現在各メーカーから続々と発売されている4Kテレビは4Kテレビとして視聴する役割を担えないのでしょうか?
実は”4K実用放送”としてすでに124/128度CS放送を利用した「スカパー! プレミアムサービス」の中でスカパー! 4K 総合、4K映画、4K体験の3つのチャンネルがスタートしていてケーブルテレビもケーブル4Kとしての放送や動画配信サイトのdTV、NETFLIX、hulu、Amazonビデオなどでも配信が開始されています!
どうにかして今の4Kテレビで今後も見る方法はないの?
今はまだ試験段階のため普及がなかなか進んでいない4K放送。
2年後の2018年に本格的”BS/4Kと8Kの実用放送”としての始動を目指しているそうです。
やはり今の4Kテレビでは今後視聴することが出来ないんだ・・とショックを受ける方もきっと多いはず!
しかし、2018年の放送に向けた4K対応チューナーと専用アンテナが今後出てきて今の4Kテレビでの対応が始まるそうですが現状、チューナーもアンテナも出てきていないようで今後本格的な実施に向けて発売されていくでしょう。
結局のところ、チューナー、アンテナを新たに用意するという手間は多少でてきてしまいますが今の4Kテレビでも十分4K放送を楽しむことができるようです。
本格的に4Kが始動したら今の地上波デジタルはどうなるの?
完全地デジ化が放送がスタートされたのが2011年。
このタイミングでテレビを買い替えた人も多いのではないでしょうか。
しかし、4Kテレビと騒がれている中、4Kテレビの本格的な始動がすぐそこまで来ていますが、果たして従来のTVで地デジを視聴していた方に影響はあるのでしょうか?
現状、4K放送と地上デジタル放送の関係性はなく問題ないようで今後も地デジは地デジとして放送されていくようです。
総務省側でも地デジの周波数帯に現在空きがない状態なので4K放送対応にはしないと言い切っていてBS・CS放送のみを4Kの対象としていくそうなので4K対応のテレビをわざわざ購入しなくてもテレビを楽しみ続けることは出来そうですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世間では4Kテレビと騒がれていますがまだ試験段階なので今後様子をみながら導入を進めて行くのもよいでしょう。
現在すでに4Kテレビをお持ちの方は専用チューナー、アンテナを購入して4K放送を楽しむ準備をしましょう!
2020年の東京オリンピックはぜひ4Kテレビで臨場感や4Kならではの映像美、そして感動を味わいましょう!