バルコニストになりたい!憧れのおしゃれライフを実現する方法
目次
「バルコニスト」という言葉をご存知でしょうか?
北欧家具店のIKEAが生み出した造語で、どこのおうちにもあるバルコニーをまるでリビングの延長のように充実したくつろぎ空間にして日々楽しむ人たちのことを指します。
ソファやベンチ、テーブル、チェアなどの家具や植物、ランプなど、憧れのライフスタイルに合わせてバルコニーを素敵空間にする・・
外国のおしゃれなアパルトマンみたいで憧れますよね。
想像が膨らんで楽しい・・!
筆者自身、昨年から周囲に「バルコニストになりたい」としきりに言っていたのですが、なにせバルコニストになるにはおしゃれな家具と広いバルコニーが必要です。
そして何より、バルコニストを諦めつつあった理由はその掃除の大変さ。
洗濯を干す時しか出ないバルコニーですが、薄汚れた室外機と床には砂ぼこりや葉っぱ、虫の死骸・・
出しっぱなしのバルコニー用のサンダルはあっという間に砂ぼこりだらけで、裸足では履きたくない雰囲気。
イスやソファを置いておくなんてもってのほか!
バルコニストに憧れつつ実行できない人の多くは掃除や家具の劣化・手入れで悩んでいる人がほとんどなのではないでしょうか?
面倒臭がり屋でもバルコニストになる方法はないのか?
家賃の1割はバルコニー代みたいなもんなのに洗濯物を干すだけでいいのか?
私だってバルコニーで紅茶を嗜んだり夜はお酒を飲んだりしたい・・!
そう思った私は、バルコニストになるための一番現実的な方法を調べてみました。
掃除しやすく劣化しにくい畳やタイルを選ぶ
汚れを防ぐ対策として、バルコニー床には水に強い畳(温泉などで使われているもの)やタイルなどを選ぶのが必至。
汚れだけでなく、おしゃれなタイルを敷くことが一番手っ取り早く且つコスパ良くバルコニーの雰囲気をガラッと変えておしゃれ空間に作り上げることが出来そうですよね。
ウッドデッキはとってもおしゃれで憧れますが、劣化しにくいのは雨風に強いプラスチック製でしょうね。
画像はIKEAの「RUNNEN フロアデッキ 屋外用 ダークグレー」¥ 2,468 / m²(9ピース1999円)。
カットして使えるのですき間なく敷き詰めることが出来るそうですが、面倒くさがってカットなんてせず使うんでしょうね・・。
IKEAが紹介している1畳のバルコニーを植物園にする動画でも登場します。
やっぱりおしゃれにウッドデッキにしたい!という方は、こちらもIKEAの「RUNNEN フロアデッキ 屋外用 ラウンステイン ブラウン」¥ 3,085 / m²(9ピース2499円)。
ニトリにもありますが、1枚449円(税込)と割高。
せっかくウッドタイルを敷くなら人工芝も敷きたいですね。
水はけがよく水分をはじくので、天然芝より手入れが少なくて済みます。
ニトリなら1枚から買えて必要なだけ用意できます。
ジョイント人工芝(NT-TG01Y16) 498円(税込)/1枚
IKEA1畳チャレンジのように、狭いバルコニーで1畳(1.82405平方メートル)だったとして、「RUNNEN フロアデッキ 屋外用 ダークグレー」の場合、
¥ 2,468 × 1.82405 = ¥4501
思いのほか安く抑えられそうです!
置く家具は自然素材は避けて劣化しにくいプラスチック製
バルコニーの雰囲気全体の決め手となるチェアやテーブル、ソファの類ですが、ナチュラルなラタンとかはどう考えてもすぐ傷みます。
外に完全に置きっぱなしにするのであればある程度消耗品と考えて、IKEAの紫外線に強く色褪せしにくいプラスチック製のイージーチェアとトレイテーブルがお手頃でいいなと思いました。
イージーチェア 屋外用 ホワイト ¥ 2,999
トレイテーブル 屋外用 ホワイト ¥ 6,999
もしくは自立型のハンモックのスタンドをバルコニーに置いて、ファブリック部分は使う時だけ取り付けるようにしたら衛生面も守られそうです。
萩原 LHM-4061S ハンモックセット アイボリー \11971
もしくは折り畳み式のチェアにして、普段は屋内にしまっておく。
萩原 VGC-7353BK-1 リラックスチェア \8329
IKEAにはこんなカバーもありました。
家具セット用カバー ブラック ¥ 3,000
バルコニーのインテリア選びはテンションが一番あがる楽しい部分なので、ネットショップを見ながら想像を膨らませて選ぶとモチベーションも上がります。
お買い物するときはガチャを引くとお得なクーポンがもらえるので、購入前に回すのがおススメ。
植物は土のいらないエアプランツに
ガーデニングは素敵だけどとにかく管理が大変です。
でも緑があるのとないのとではバルコニストとしての充実度が全然違う!
ということで、土いらずのエアプランツならまだお手入れしやすいのではないかと。
エアプランツは直射日光を避けた明るく風通しのよい場所に置くのが吉。
ガンガン日の当たるバルコニーや屋根がないバルコニーは厳しいです。
土がないと言っても植物であり生きてますから、週に2度ほど霧吹きで水をあげて、ソーキング(水にエアプランツをつけてあげること)を月に1~2回、そしてしっかり風通しの良い場所で乾かしてあげるなど、正しいお手入れ法で育ててあげましょう。
株分けで増やせるのも楽しみになりそうです。
バルコニー床の砂ぼこりにはブラーバが最強!
汚れにくい床と傷みにくい家具を設置しても定期的なお掃除はやはり避けられません。
バルコニーの床なんかは排気ガスや外気で3日ほどで汚れが溜まってしまいます。
洗濯物を干すたびに物干しざおを雑巾で拭きますが、毎回黒くなりますからね・・。
バルコニーを日常的なくつろぎ空間として楽しむなら、これはもうロボットに任せちゃいましょう。
バルコニー床の砂ぼこり、ザラザラした汚れにはiRobotの床拭きロボット「ブラーバ」が最強に活躍してくれます。
ブラーバは現在「Braava jet」と「Braava 300 series」があり、それぞれ特徴があります。
【Braava jet】
「念入りな拭き掃除でキッチンなどもスッキリ」
ジェットスプレーで水を噴射して汚れを浮かせ、クリーニングヘッドを細かく振動させて汚れをこすり落とし床をピカピカに拭き掃除しれくれます。
キッチンの床など頑固な油汚れが日々残りがちな場所に最適。
・ウェットモップモード 12畳
・ダンプスウィープモード 15畳
・ドライスウィープモード 15畳
・床の種類:フローリング、積層床材、タイル、石材
・クリーニングパッド:使い捨てウェットモップパッド/使い捨てダンプスウィープパッド/使い捨てドライスウィープパッド
*別売の洗濯可能なクリーニングパッドも使用可能
・充電時間:最大2時間
【Braava 300 series】
「リビングや広い部屋も毎日スッキリ」
複数の部屋も対応しており最大稼働面積も広いです。
・ドライモード:56畳(112畳)
・ウェットモード:20畳
・床の種類:フローリング、積層床材、タイル、石材
・クリーニングパッド:再利用可能なマイクロファイバークロスおよび使い捨てクリーニングクロス(Swiffer*など)にも対応
・充電時間:最大2時間
バルコニーの床掃除には300シリーズが向いていそう。
メーカーページによると300シリーズは
「木、タイル、ビニール、リノリウム、ラミネートなどの硬質床の清掃が目的」
「滑らかな硬い面で最も効率良く清掃し、でこぼこしたタイル、厚いワックス塗りの床、クリーニングクロスが引っ掛かるスレートやレンガのような粗い面では性能を発揮できません。」
とのことなので、バルコニーの床がでこぼこザラザラしているおうちには恐らく不向き。
多少溝のあるウッドデッキなどなら大活躍してくれるようです。
ベテランバルコニストさんでブラーバユーザーの方によると、広いウッドデッキを週2回ほどブラーバに掃除してもらって、裸足で出たくなるようなツヤツヤなバルコニーになっているそう。
あとは日常的なお掃除には濡れた新聞紙で掃き掃除をして手すりを雑巾がけするようにしましょう。
まとめ:最低限のものを揃えるだけなら初期費用予算2万円以下でなんとかなりそう
braavaは現在32500円ほどで、ちょっと悩む値段ではありますが、
■「RUNNEN フロアデッキ 屋外用 ダークグレー」
¥ 2,468 × 1.82405 = ¥4501
■イージーチェア 屋外用 ホワイト ¥ 2,999
■トレイテーブル 屋外用 ホワイト ¥ 6,999
■エアプランツ 100均などでそろえる
合計:14499円 + エアプランツなど諸費用
最低限のスターターセットを揃えるだけなら余裕で2万円を切るお値段でそろえられそう!
凝り始めたらお金はいくらでもかかりそうですが、狭いバルコニーならひとまずこれで十分そうです。
まだまだ夢膨らむバルコニストの世界・・。
いつか広いルーフバルコニーのある物件に引っ越すぞ~と野心を抱きながら、今あるバルコニーを最大限に楽しみたいですね。