寝不足の原因とリスクって？快眠グッズで心地よい眠りを

ちゃんと寝てる？睡眠の悩み

ちゃんと寝てる？睡眠の悩み
寝不足の原因って？？
おススメ安眠グッズ

日中眠くて眠くて仕方ない、朝起きられない、忙しくて睡眠時間を確保できない、もしくは寝ても寝ても眠い！という、睡眠への悩みを持った方は結構多いのではないでしょうか。
実際筆者は寝ても寝ても眠かったり、寝るのが遅かった次の日に限ってなぜか目覚めスッキリだったりと、自分の睡眠時間と質に疑問を持つ一人です。
毎日安眠して日中はシャッキリ活動したいものですよね。

日本人は睡眠時間みじかめ

日本人の平均睡眠時間は、2010年の調査では平日で7時間14分、40～50代は6時間台だそうです。
個人的には案外長いな、という印象を受けたのですが、調査が始まった50年前よりおよそ1時間減っているそうです。
日本人の睡眠時間は世界的に見ても短く、経済協力開発機構（OECD）が調査した18か国の中で韓国に次ぐ短さです。
これは大人になってからの話だけではなく、アジア太平洋小児科睡眠協会がアジア太平洋17カ国の赤ちゃん0～3歳の睡眠時間を調査した結果、日本の赤ちゃんは最短の11時間37分だったそうです。
元来睡眠時間の短い民族である上に、ここ50年でますます睡眠時間が減っている我々日本人。
不眠は体のリズムを乱し、心身に様々な不調をきたします。
眠りは個性でもあるので、自分に適した睡眠時間と睡眠の質を知り、健康と快眠を手に入れたいものです。

睡眠時間で死のリスクがかわる？！

カリフォルニア大学が行った対象者110万人、期間6年間の大規模な調査で、睡眠時間が約7時間（6.5～7.4時間）の人が死にいたるリスクが最も低いという結果が出ました。
これは日ごろの睡眠時間が「3時間」から「10時間以上」の8グループに分けて6年追跡したもので、興味深いのが睡眠時間が短いグループだけでなく、長いグループも死のリスクが高いということです。
「10時間以上」のリスクが最大で、「7時間」に比べて男性が1.34倍、女性が1.41倍というリスクの高さ。
たくさん寝ればよいというものでもないんですね。
良質な睡眠を適切な時間とることが大事なようです。

お肌への影響も大！ほうれい線の原因に

美肌に睡眠は不可欠です。
十分な睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを整えて健やかなお肌をキープしてくれます。
不眠になるとこれが乱れ、角質層のバリア機能が低下してニキビができやすくなったり、水分蒸散が促進されて肌が乾燥しやすくなります。
ターンオーバーが活発化するのは入眠後3〜4時間なので、しっかり睡眠時間を確保することが大事です。
さらに新陳代謝の低下によって血行が悪化し、お肌に充分な栄養を届けられなくなってほうれい線やシワの原因にもなるんです。
まさに美肌の大敵ですね。

寝不足の原因って？？

寝る前のスマホは睡眠の質を落とす

入眠前に目に強い光を浴びると寝つきが悪くなります。
スマホに限らずテレビやパソコンは寝る1時間前から控えましょう。

身体の冷え

赤ちゃんや小さな子供は寝ている時体温が高くてほっぺが赤かったりしますよね。
人は身体から放熱して睡眠モードに切り替えるのです。
身体を温めて血のめぐりを良くして体温を上げると寝つきがよくなりますよ。

セロトニン不足で朝起きられない？

セロトニンは朝の覚醒をうながすホルモンで、朝日を浴びたり運動することで分泌が増えます。
これが少ないと、ちゃんと寝たはずなのに朝起きられない原因に。
さらに、朝から夜の間に体内で作られたセロトニンは、メラトニンという入眠を促す睡眠ホルモンに変わるんです。
睡眠に絶対不可欠な役割を果たすセロトニンですが、午前中に日光を浴びたり運動をしたり分泌をうながすアロマ（ベルガモット、ラベンダー、クラリセージ等）を使うことで増やすことが出来ます。
また、肉類、魚介類、乳製品などに多く含まれるトリプトファンという必須アミノ酸がセロトニンの材料になるので、積極的に摂りましょう。

おススメ安眠グッズ

タニタ睡眠計スリープスキャン SL-504-WH

睡眠の状態を簡単に測定できるマット状の睡眠計です。
操作方法はとても簡単で、使っている寝具の下にセットするだけで、眠りの健康度を細かくチェック出来ます。
呼吸、脈拍、体動を検知することで睡眠の特徴を分析し、結果をパソコンでグラフや点数で確認出来ます。
敷布団やマットの厚さは30cmまで測定可能で、眠りの深さなどの測定はもちろん、眠りの状態にあわせてアドバイスももらえます。