進化するインスタントカメラ!自分にピッタリのインスタントカメラはどれ?
近頃はスマートフォンやパソコンのスペックがどんどん進化しており、小さいスマートフォンでも数百~数千枚の写真を撮ることができ、パソコンには数万枚の写真を保存することができます。この便利な時代の中で、一昔前に主流だったインスタントカメラは今やあまり必要ではないのでは?と思う方も多いと思いますが、世界でただ一つの写真を撮ることができる点は大きな魅力です。
最近は、デジタルカメラとインスタントカメラが合体したハイブリッドインスタントカメラや、スマートフォンで撮影した画像をプリントするフォトプリンターと合体したフォトプリンターカメラなどのインスタントカメラが発売され、多くの人から注目を集めています。
インスタントカメラにも多くの種類があるので、初めて購入する人にはどんなインスタントカメラがおススメか、また購入後の撮影の注意点などをご紹介します。
インスタントカメラとは?
インスタントカメラとは、文字通り撮影をするとその場で1分内に写真をプリントしてくれる便利なカメラです。 昔はカメラ屋さんなどに行ってお金を払って現像しなければなりませんでしたが、1948年ポラロイド社が最初のインスタントカメラを発売して、その場で撮影した写真を確認できるようになりました。
おススメのインスタントカメラ4選!
パステルトーンのかわいいインスタントカメラ「富士フィルムinstax mini 8+」
富士フィルムinstaxインスタントカメラは特有の色彩と画質などで特別なインスタントカメラとして人気があります。 mini 8+は、大きさは116×118.3×68.2mm、重さは307gで、0.6mから無限大の固定焦点と、1/60秒で固定されたシャッタースピードを搭載しています。おススメの明るさを自動で調節してダイアルランプの点灯でお知らせしてくれます。また、明るさ調節ダイアルをハイキーモードにセットすると、きれいな写真を撮ることができます。レンズの隣に自撮りができる鏡が搭載されていて、簡単に自撮りをすることができます。
ビンテージ感のあるレトロなカメラ「富士フィルム instax WIDE 300」
富士フィルムで発売されたinstax miniフィルムの、約2倍サイズのワイドな写真をプリントできるインスタントカメラです。Mini シリーズで撮った写真は財布に入るカードサイズでかわいいですが、見るには少し小さいです。大人数で撮った写真や風景を撮るにはinstax WIDE 300がおススメです。 Instax wide300はクラシックかつレトロなデザインが可愛いです。重さ610gなので片手で持つには重くですが、側面が黒い外観は昔のフィルムカメラを連想されるデザインです。 また、きれいな写真が撮れるよう三脚ソケットが搭載されており、三脚の上にカメラを装着して安定感ある撮影ができます。また、フラッシュが内蔵されており距離と状況に合わせて撮ることができます。
デジタルカメラとインスタントカメラが合体!「富士フィルム instax sq10」
インスタントカメラの魅力は、思い出となる写真がその場ですぐ現像されることですが、通常現像されるまでどんな写真か確認できません。
「富士フィルム instax sq10」は、インスタントカメラの機能はそのまま残つつ、選んだ写真だけプリントすることができ、編集も可能な万能ハイブリッドインスタントカメラです。インスタントカメラが持っているアナログな魅力はそのまま残し、撮ったあとに編集とプリントする写真の選択ができるデジタルの魅力を追加しました。
デュアルシャッターボタンが搭載されており、右利きでも左利きでも使いやすく作りました。また、スマートフォンアプリのように、液晶画面で約10種類のフィルターや3種類の写真効果、簡単な補正機能によって編集が可能です。自動焦点、自動露光、顔認証など新しい機能も搭載され、暗い所でも明るく撮影ができたり、10cmの距離の接写ができたり、インスタントカメラとは思えない機能を多く搭載しています。
また撮影された写真は内蔵メモリやメモリカードに保存も可能です。
フォトプリンターとインスタントカメラが一つに!「kodak mini shot」
スマートフォンで撮った写真を印刷できる写真出力用フォトプリンターが発売され、大人気となりましたが、そのフォトプリンターが進化し、プリントするだけではなく撮ることもできるようになりました。
Kodak mini shotは、世界で初めて染料昇華技術が採用されたフォトプリンターとカメラ機能が融合した製品で、一般的なインスタントカメラとは違って見た目がシンプルなデザインになっています。角が丸くて後面にはカメラと同じように撮影した写真を確認できる液晶画面があります。
撮影後、液晶画面で確認してお気に入りの写真だけを選んで印刷できる点がsq10と似ています。
また、撮影する前にフィルターなどの効果を選んで編集が可能です。
一般的なフォトプリンターが使われているジンク方式を採択し、ほかのインクを内蔵しないので構造が簡単で携帯性が良いですが、他のインスタントカメラより鮮明度が落ちる短所があります。
フィルム選びは規格に注意!
最近では横と縦の比率が1:1の正方形instaxフィルム、instax SQUAREがインスタントカメラの市場の流行になりました。 インスタントカメラのフィルムサイズはカメラによって決められていて、違うサイズのフィルムは使うことができません。なのでフィルムを買う時は、自分が持っているインスタントカメラの機種に合った規格かよく確認しましょう。また、開封したフィルムは時間や温度、湿度などの色々な天気の影響を受け、一定時間以降に使用すると画質が落ちるので、2~3か月以内に撮影するように心がけ、保管には気を付けましょう。
富士フィルム instax miniフィルム
富士フィルムinstaxミニフィルムはminiシリーズに適当なミニ形のフィルムです。ミニフィルムの大きさは名刺ぐらいの製品で、キャラクターや白黒、カラーなど様々なフィルムが販売されているので、気に入ったフィルムを購入しましょう。
富士フィルム instax wideフィルム
富士フィルムinstax wideフィルムはミニシリーズのサイズではなく、ワイド形のフィルムです。名刺の2倍以上の大きさで横の長さが一般フィルムに比べて長く撮られるのが特徴です。Wideフィルムも白黒、キャラクターなどのフィルムがあるので様々な写真を撮ることができます。
インスタントカメラで撮影する時注意すべきことは?
撮っですぐにプリントできるインスタントカメラは、一般的なフィルムカメラより写真をすぐ手にすることができますが、その分フィルムの価格も高いです。フィルムを無駄にせず良い写真を撮る方法を調べましょう。
撮影する時の明るさを調節する
インスタントカメラの種類によって、3から5段階まで明るさを調節できます。カメラによって、撮影の時に光の量を認識して明るさを調節してくれる機能もありますが、その機能がない場合、光の量を自分で調節しながら撮影しなければなりません。
逆光は避ける
インスタントカメラで撮る時は順光がいいです。逆光で撮影された写真は写真に黒い点が現れることもあるので、なるべく順光で撮影することをおすすめします。
被写体と近い距離で撮る
最近は焦点機能がついたインスタントカメラもありますが、そうでないモデルの場合は被写体をはっきり撮る性能があまり高くありません。そのため、被写体と近い距離で撮るようにして、被写体が画面の半分を占めるように撮るときれいな写真を得ることができます。
プリントしたあと写真を振らない
インスタントカメラで写真を撮り、早く写真が見たくて写真をあおぐように振る人がいますが、それば現像液が均等に広がらない可能性があるのであまりよくありません。写真が出たら、涼しい場所に置いて写真が現れるまで待ちましょう。