「PlayStationR Meeting 2016」にて、ハイスペック版PS4「PlayStation4 Pro」と小型軽量化した新型PS4(薄型)の発売が発表されました。
新型PS4(薄型)に関しては最近ではカラーバリエーションも出始めています。
ここ最近のテレビCMでも話題の新型(薄型)PS4、更に11月10日にはPS4 Proも発売という、発売ラッシュのプレステ事情。
というわけで、今回は薄く、軽量化された新型のPS4を買うか、4K対応で画質があがったPS4Proを買うか、どちらを買うべきか比較してみました。
PS4 Proと薄型PS4、どちらを買うべきか
目次
PS4 Proは高画質、新型PS4(薄型)は機能そのままで薄型に
PS4 Proは「高性能」
PS4ProはPS4の機能向上版として発売されていますが、通常のPS4とPS4Proの一番大きく違う部分はGPUになります。
PS4と比較して1.84 TFLOPSから4.20 TFLOPSに向上しており、簡単に言えば画質やフレームレートが安定してリッチなゲームを楽しめるようになっています。
4K出力にも対応しており解像度が4倍になりCPUも動作クロック数が上がり1.3倍となり、HDR出力にも対応し明暗の表現が分かりやすいです。
逆にデメリットになっている部分は本体サイズが大きくなり、消費電力も最大310Wと大きいです。
またPS4 Proは光デジタル出力がありますが、新型PS4(薄型)は光デジタル出力がありません。
PS4 Proは「高画質」
PS4 Proは解像度が高くなったことにより4kに対応しています。
PS4 Proは初めからHDRに対応していますが、薄型の方は今後のアップデートにより対応していきます。
新型PS4(薄型)は「薄く・軽く」
その反面、新型PS4(薄型)は「2.1kg」、PS4 Proは重さ「3.3kg」と圧倒的に軽量化しています。
PS4 Proは、現行モデルの初代より500gも増量しており、本体の大きさも新型PS4(薄型)より20mm~40mmも大きくなりました。
その分、価格は新型PS4(薄型)の1TBより1万円高くなっています。
PS4Proは環境にも左右される
PS4ProはCS機の中でもハイリッチなものとして知られていますが、単独だとあまり恩恵がありません。
4Kテレビを所持しているのであれば最高画質で楽しめますが一般の液晶テレビだとPS4Proの良さがハッキリと伝わりません。
ゲームでも激しい動きのあるゲームやPS VRのようなスペックが要求されるものをプレイしないとPS4Proの恩恵をあまり感じられないと言えます。
どうせなら性能が高い方が良いと思われますがプレイ環境やプレイするゲームも併せて見ておく方が良いでしょう。
PS4とのその他の違い
基本的なスペック以外の違いになりますが、メモリも搭載されているCPUやHDDも違いはなく従来のPS4と変わりありません。
入出力端子にPS VRを取り付けられやすいようにUSBポートが1つ多いぐらいで主なGPUやAV出力や消費電力やサイズ以外に変わる部分はないです。
細かい部分では無線LANがIEEE 802.11ac(5GHz)、Bluetooth 4.0対応になる等して快適なプレイ環境にるよう配慮されています。
PS4Proをオススメな人
現状のPS4の解像度、グラフィックに満足できない人、画質にこだわる人はこちらがおすすめです。
今ご使用中のPS4でも十分だと思ってる人、まだPS4を持っていない人であれば新型PS4(薄型)を買えばいいと思います。
PS4Proと、新型PS4(※500GBの場合)は価格の差が1万円以上あり、
なんとなーくでPS4Proでいいかな、と思って買うには、もったいない価格差です。
グラフィックや、画質、解像度に4K対応等々。ココらへんにこだわりが無ければ、新型(薄型)のPS4で十分だと思います。
勿論新型PS4(薄型)でも、十分に画質は綺麗です。
しかしながら4Kテレビを持っていたり、高画質でぬるぬる快適に動かしたいかたは PS4Pro が最適です。
新型PS4をおススメな人
ライトユーザーの方や画質が問題無ければ新型PS4(薄型)でいいです。
とりあえず、PS4と考える方には、新型PS4(薄型)を選んでおいて、差額の1万円をソフト代と考えてもいいと思います。
また、本体サイズも小さいのでPS4を置くスペースが狭い人にもいいと思います。
PS4のHDD容量 500GBか1TBの選び方
PS4購入を検討する人の中でHDD容量を気にされている方が多い。
発売当初は500BGオンリーだったが、1TBの追加があり悩む方が続出。
ネット上でもどちらを選ぶか議論が飛び交っています。
2通り用意された500GBか1TBの選び方について比較してみました。
予算で選ぶ人
決して安い買い物ではないと思う人であれば、迷わずPlayStation®4の500GBを選ぶ人が多いが、発売当初に比べ価格も大きく下がっている。 2016年11月に追記している現時点での価格は、プレイステーション4 HDD 500GB ジェット・ブラック CUH-2000AB01通称『PSスリム』が価格.com最安値で29,799円(税込)。
プレイステーション4 HDD 1TB ジェット・ブラック CUH-2000BB01で35,370円(税込)。1TB発売当初は、希望小売価格39,980円+税だったことを考えれば、1TBを選んだほうが良いのではないでしょうか? それでもまだ、価格にポイントを置くのであれば、500GB1本の選択肢になりますね。
ソフトをどう購入するか
プレイステーションのソフトをパッケージで買うのか、ダウンロード版で揃えていくのかを考えて検討するのが◎。
実際1TBの容量がひ必要かどうかというのが気になるところです。
PS4は長期利用にあたり、コンテンツデータをHDDに蓄積していく形になるため、いつかHDD容量を圧迫するのではないかという不安を持っている方が多いのですが、実際1~2年使用して、500GBで容量が圧迫されるまで至っていない。
一度購入に至ったDLコンテンツは、必要なときに再インストール、プレイ済要済の不要データは削除をするなど行えるなら500GBでも十分と考えます。
1TBの容量を選ぶ方は、ゲーム、映画、音楽など多岐にわたるデータを、いつでもアクセスできる状態にしておきたいユーザーが選ぶと良いです。
どんなゲームが楽しめる?
PS4Proで遊べるゲームは基本的にPS4と変わらないのですが画質やフレームレートが安定していますので激しい動きのゲームやリアル感を演出しているゲームに最適です。
例えば、サッカーゲームのwinning eleven 2016、バスケットゲームの2K16、マルチプレイFPSのEvolveといったゲームは激しくリアル感があるのでPS4Proで遊ぶとゲームの良さが最大限発揮されます。
フレームレートが安定していると表現が細かく滑らかに動きますので臨場感等が分かりやすく感じられます。
当然ではありますがwinning eleven 2016、2K16、Evolve等以外のゲームにも恩恵がありますし、特にPS4ProはPS VRとの相性が良く画質がハッキリとしています。
PS4 Proと新型PS4(薄型)の選び方まとめ
PS4はソフトが共通のため、勿論PS4Proでも、新型PS4(薄型)でもどちらでも遊ぶことができます。
画質や滑らかさを重視するならPS4Pro。
値段やコンパクトさを重視するなら新型PS4(薄型)。
価格で選ぶなら新型PS4(薄型)、 画質と将来性ではProがおススメです。