ブルーレイレコーダーを選ぶときにおさえるポイントについて
はじめてブルーレイレコーダーを選ぶときに何を基準に選ぶのがベストなのか。
失敗せずに選びたい方にチェックするポイントをまとめました。
カセット、CD、DVDの時代を経て、そろそろブルーレイが定着し始めた感のある今日この頃・・・
一昔前に定着していたDVDレコーダーも現在ではほとんど生産・販売しなくなってきている時代になってきました。
そのため出始めの頃に比べてブルーレイレコーダーの品数や値段の幅も豊富になってきています。
2016年から調べ始め2019年となる今年もブルーレイは進化を続けおり、ますますレコーダーの需要は高まるばかりです。
各メーカーが鎬を削って試行錯誤して世に出る新製品の多機能ぶりにはワクワクさせられます。
直近では、Aquosでお馴染みにシャープが「AQUOSブルーレイ」の新機種8製品がでてます。AQUOSテレビと連携して使うと便利なタイムシフト機能の導入。ちょっと注目しているのは、パナソニックのスリムなBDレコーダー「DIGA」のニューモデルDMR-BRG2020。これが6チューナー搭載だから、家族で見たい番組が重なっても6番組とれるのは嬉しい。
HDDは2TBを搭載しているのですが、USBハードディスクへも録画可能だから録り溜めしすぎてしまい録画容量が足りない!なんてときも安心できる。こういった機能も選ぶときのポイントとして大事になってきます。パンフレットなどだけでなく、実際に使って時にどういったデメリットが考えられるか、それを補える機能がついているのかなど調べておくといいです。
ということで今回は 「今が買い時!!」なブルーレイレコーダーの選び方や商品の紹介をしていこうと思います。
目次
そもそもブルーレイって?
●画質の違い
DVDの画素数は約35万画素。
それに比べて、ブルーレイの画素数は207万画素になります。
映像を見たときの立体感が明確に違います。
こんな感じだそうです。
DVDは読み取りに赤色のレーザーを使い、ブルーレイは青紫色のレーザーを使い、この二つが根本的にディスクを読み取れるかどうかになります。
とはいえDVDとブルーレイ、画質がそんなに変わらない?と思ったら
テレビの性能を疑ってください。
ブルーレイの高画質が発揮されるのが、「フルスペックハイヴィジョンパネル」だそうです。
普通の「ハイビジョンパネル」では発揮されないそうです。
容量の違い
DVDに比べてブルーレイディスクの方が圧倒的に容量が大きいのも特徴。
DVDの容量が片面1層4.7GB、片面2層8.5GBなのに対して、ブルーレイディスクは片面1層で25GB、片面2層のものでは50GB。
2層式のブルーレイディスク1枚には、「DVD10枚分」の容量が入る計算となります。
ファイルを管理する領域が必要なため、実際はこの容量より7%程小さく、ユーザーファイルが使える容量はそれを差し引いた量にはなりますが、それでも記録できるデータ量や録画時間も格段に多い。
ちなみにディスクの種類として追記型と書換型があり、追記型は1回録画したらディスクからは消せませんが、書換型は追記しても消すことが出来ます。
レコーダーの種類
●ブルーレイレコーダー
ブルーレイディスク・DVDの録画と再生ができるタイプが多く、ほとんどの機種でハードディスクを内蔵しています。
●DVDレコーダー
DVDの録画と再生ができるタイプで、ブルーレイディスクの録画・再生はできません。
地デジやBSデジタルのハイビジョン放送を、そのままの画質で長時間録画することはできないため、現在ではほとんど生産・販売されていません。
稀にDVDレコーダーでも対応していないDVDなどある場合もあるので、その場合は付属の取扱説明書を見て下さい。
●HDDレコーダー
記録メディアが内蔵HDDのみのタイプで、ブルーレイソフト・DVDの録画や再生に対応していません。機種数は少ないですが、サブ機として利用する方が多いようです。
選び方のポイント
ポイント1:使用する人に合わせて選ぶ
ポイント2:録画できる容量
ポイント3:チューナー数
ポイント1:使用する人に合わせて選ぶ
ブルーレイレコーダーをいざ手にしたとして、使うのはあなただけですか?
家族で共有して使ったり、機械に余り詳しくない方が使うなどを考慮して買うことをおすすめします。
簡単操作で使えるものを選ぶ。子供やお年寄りの方が使うのに、難しい操作は優しくありません。
やはり、リモコンのボタン操作で録画や再生などが分かりやすいものを選び、メニュー操作も基本機能は簡単にできるものを選ぶのがベストです。
ポイント2:容量の選び方
金曜ロードショーなどの映画をリアルタイムに見れず録画する人や、ドラマを複数録画しておきたい方は特に重要。
ちなみに著者ははじめてブルーレイレコーダーを購入したとき500GBのものを購入しましたが、容量がいっぱいになることが多く、削除したり焼いたりする作業が頻繁に発生。
録り貯めておきたいなら、値段が多少高くなっても容量が大きいものを選ぶことをおすすめします。
外付HDDや内蔵スロットで保存領域を増やすことが出来る物等もあります。
ハードディスク容量 | 録画できる目安時間 | 5倍録画 | 目安価格 |
500GB | 約60時間 | 約300時間 | 3~4万円 |
1TB(1000GB) | 約130時間 | 約650時間 | 4~6万円 |
2TB(2000GB) | 約250時間 | 約1250時間 | 7万円以上 |
ポイント3:チューナー数
・3チューナー(同時に3番組録画可能)
・2チューナー(同時に2番組録画可能)
・1チューナー(1番組のみ録画可能)
・7~11(全自動)チューナー
チューナー数は、同時に録画できるチャンネル数になります。
リアルタイムでしかテレビを見ることがないのであれば、チューナー数は1チューナーいわゆるシングルチューナーと言われるもので問題ないです。
見たい番組が同じ時間に重なって放送されている時にどちらも録画したいなら「2チューナー」のレコーダー選びましょう!2番組同時に録ることが出来る機種をWチューナー搭載と言います。
またチャンネル数はシングルシューナー(チューナー数1)からパナソニックから発売されている「全自動ディーガ」のような11チューナー搭載と見たい番組全て録画したい!というワガママも聞いてくれる製品もあります。
連ドラを複数録画、録画時間が重なっていても録画したい方、という人はチューナー数の多いものを選びましょう。
CSやBSも見ちゃうよ!録画しちゃいたいよ!というヘビーユーザーは3つのトリプルチューナーを検討しましょう。
2チューナーが主流ではありますが、利用者の声をみると3チューナーあれば大体事足りるという声もあれば、4人家族で3チューナではキツイとい方もいらっしゃいます。チューナー数もポイント1のように利用する人数なども考慮して決める必要があります。
機能の選び方
・HDD搭載
→ブルーレイディスクに焼かなくても、内蔵されたHDDで録画データを保存できます。
・外付けHDD録画
→外付けでHDDを接続出来る機種の場合、ハードディスクを変えて用量を大きくすることが可能です。
・新番組をポップアップ
→新番組が始まるとポップアップでお知らせ。見逃しが無い。
・外出先/スマホで視聴
→専用アプリを入れると録画したデータをスマホで見れる
・お好み録画機
→キーワード/ジャンルで指定予約が出来る。 好きなタレントや特定のジャンルを登録すれば関連する番組を自動録画。
・お好み分析
→いつも見ているてテレビ番組から貴方にオススメのテレビを紹介してくれる。
・テレビと連携
テレビのメーカと同じだと、リモコンが一つで済んだり、リンクして初めて使える機能などあります。
パソコンで再生するかどうかもチェック
DVDをパソコンで再生して映像を見る場合、テレビ番組ではコピーガードがかかっています。対応しているコピーガードに対応したソフトを入れないと、dvdを再生してみることが出来ません。
まだまだパソコンではdvdのみ対応の物も多いですが、徐々にブルーレイ対応のパソコンも増えてきてます。データを保存する際は自分のパソコンがブルーレイに対応しているかどうかをよく確かめることが大切です。
ブルーレイ対応おススメパソコン
ブルーレイをよく使う人はパソコンも買い替えるタイミングでブルーレイ対応のものにしておくと後々困ることもないと思います。
NEC PC-NS700GAW クリスタルホワイト LAVIE Note Standard NS700/GAW [ノートパソコン(15.6型ワイド液晶・HDD1TB)]
東芝 dynabook T75 T75/C 2017年春モデル
富士通 FMV LIFEBOOK AH53/A3 2016年10月発表モデル
メーカー別ブルーレイレコーダーの特色
・ソニー BDZ-ET1000
デジタルトリプルチューナー搭載モデル。搭載するハードディスクは1TBでトリプルチューナーモデルとしては少なめだが、おまかせ・まる録でも外付けHDDに録画できるようになったので、外付けHDDを活用すれば容量不足に悩まされることは少ないはず。コスパの高い1台。
出展:ブルーレイのパイオニア「ソニー BDZシリーズ」
パナソニック 『ブルーレイディーガ』 BZT820
1TBのハードディスク、トリプルチューナー搭載で価格と機能のバランスに優れ、万人にお勧めしたい機種。新ビエラとの組み合わせで放送転送機能が使えるのも便利。このシリーズはUSB外付けHDDが使えるので、初期投資をおさえたい人は同機能で500GBのハードディスクを搭載するBZT720もおすすめ。
出展:扱いやすく高画質なパナソニックのレコーダー「DIGA」
・東芝 RD-BZ810/RD-BZ710
BZ810は1TBの大容量ハードディスクを搭載し、ハイビジョン長時間W録画にも対応し、ブルーレイ3D再生にも対応するなど、パワフルに使いこなせそうです。また、710は基本的に同じ機能でハードディスクが500GBになっているだけなので、USB外付けHDDを使うことを前提とすれば、容量の不満もなく使うことができ、コストパフォーマンスの高い買い物になるでしょう。
出展:機能アップを果たした新RDシリーズ
・三菱 DVR-BZ260
簡単に使える自動録画機能で手間をかけずに予約録画ができて、見どころ再生機能で効率的に録画を視聴できるなど、手軽に効率的にレコーダーライフを楽しめるレコーダー。外付けUSBハードディスクに自動的にバックアップしてくれる機能のおかげで、内蔵ハードディスクはあまり大容量にこだわらなくてもいいでしょう。
出展:自動機能を気軽に使える三菱のレコーダー
・シャープ BD-W1100
実用的なデジタルWチューナー搭載に加えて、スカパー!HDチューナーを搭載しているのが便利です。対応するAQUOSを使っていれば、Wi-Fiコネクト機能が便利に使えます。また、1TBのハードディスク搭載なのでたっぷり録画できます。現代的な機能を持ち、価格とパフォーマンスのバランスに優れています。ハードディスク容量が不足すればUSB外付けHDDも使えるので、それでいい人はW510を選択してもいいでしょう。
出展:初心者にも使いやすいシャープのレコーダー
ブルーレイレコーダーランキング
価格.com 1位
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BRG2020
発売日:2016年 5月20日
メーカー:パナソニック(Panasonic) > DIGA(ディーガ)
タイプ:ブルーレイレコーダー
同時録画可能番組数:6番組 HDD容量:2TB
amazon 1位
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BRW510
発売日:2015年10月16日
メーカー:パナソニック(Panasonic) > DIGA(ディーガ)
タイプ:ブルーレイレコーダー
同時録画可能番組数:2番組 HDD容量:500GB
楽天市場 1位
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BRW1010
発売日:2015年10月16日
メーカー:パナソニック(Panasonic) > DIGA(ディーガ)
タイプ:ブルーレイレコーダー
同時録画可能番組数:2番組 HDD容量:1TB
Yahoo!ショッピング 1位
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BRW1010
発売日:2015年10月16日
メーカー:パナソニック(Panasonic) > DIGA(ディーガ)
タイプ:ブルーレイレコーダー
同時録画可能番組数:2番組 HDD容量:1TB
yodobashi.com 1位
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BRW510
発売日:2015年10月16日
メーカー:パナソニック(Panasonic) > DIGA(ディーガ)
タイプ:ブルーレイレコーダー
同時録画可能番組数:2番組 HDD容量:500GB
5つのショップランキングからみると、人気があるのはパナソニックのDIGA(ディーガ)がどこの売り場でも上位にランクインしています。また、機種も「BRG2020」「BRW510」「BRW1010」とこの3機種がユーザーから人気を集めているのがわかります。
ブルーレイレコーダー選びのまとめ
ブルーレイレコーダがあれば好きな番組を好きな時に好きなだけ見れる。
リモコン操作が簡単で、録画した番組などソートができて探しやすいものが使いやすい。
高画質派はテレビもそれなりのものを選ぶべき。
画質を気にしなければ、容量重視で選ぶのもあり。
ブルーレイレコーダーを選ぶさいの参考にしてみて下さい。