デジタル一眼カメラは結構迷いに迷って買われる方が多いようです。スマートフォンのカメラがすこぶるキレイになっているので、スマホで十分!確かに昔のデジカメを中古で購入するくらいならスマホで十分です。《一眼には一眼のよさ》があります。今回は、初めてデジタル一眼カメラを選ぶ方に向けて、どういった見方をしたらよいのか。失敗しないデジタル一眼カメラ選びについてご紹介いたします。
初心者必見!デジタル一眼カメラの入門知識
デジタル一眼カメラを選ぶときは、どれが良いのだろう?と迷いますよね。まずメーカー。
「キヤノン、ニコン、ソニー、パナソニック、オリンパス、ペンタックス、フジフィルム」とパッと上げられるメーカーで7つ。
これだけ発売元があれば、種類も豊富になり、どれにしようか迷います。
初めて購入する際に、知っておく知識や自分が利用する場合、何をポイントにチェックすればよいのかを知っておくと、いざ購入する際にグッと選択肢を絞ることが出来ますので、是非覚えておきましょう!
目次
初心者でも楽しんでデジタル一眼カメラを楽しむために
初心者の人が、デジタル一眼カメラを購入しようとする時に、気になるポイントはいくつか挙げられます。どれくらいの写真のクオリティなのかという事と、予算内で購入できるかどうかという事と、初心者でも簡単に扱えるかどうかという事です。それらのポイントを上手に抑えた上でデジタル一眼カメラを購入したいのであれば、ニコンかキヤノンがおすすめです。
では、一体何故、デジタル一眼カメラの選び方で重要となるのが、ニコンかキヤノンなのでしょうか。その理由は、圧倒的にニコンとキヤノンの2社が、デジタル一眼カメラの国内シェア率を90%も占めているからです。そのため、レンズやボディのラインナップが優れており、様々な選択をする事が出来ます。
カメラの設定や操作方法が解らなくなるということは、初心者は多いので、いざ解らなくなったときに、周りの人に相談しようとしますよね。そこで、同じメーカーを使っているほうが、相手も教えやすいので、お互いに有利だと言えます。実はデジタル一眼カメラって、メーカーによっては、ボタンの位置が微妙に違っていたりしますので、違うメーカーですと、カメラに慣れている人でも教えにくいということがありますので、気をつけなくてはいけません。
また、ニコンはファインダーを覗いて、撮影する人の気持ちを考えて、操作性を重視したデジタル一眼カメラが多く、キヤノンは、出来上がった写真を見る人の気持ちを考えて、美しく現像されることを重視したデジタル一眼カメラを開発しています。同じカメラでも、現像時の色味が異なってきますので、しっかりと比較をするようにしましょう。
また、デジタル一眼カメラは、とことん追求すればするほど、お金が掛かってしまいます。そのため、初心者の人の場合には、いきなり高額なカメラやレンズを購入するのではなく、予算をきちんと決めてから購入するようにしましょう。
カメラの中でも、最も重要とされるのがレンズです。レンズ次第で、撮りたいものを、自分が望むかたちで撮影されるのかどうかというのが決まってきますので、カメラ本体だけではなく、きちんとレンズも慎重に選ぶ必要があります。レンズは、安くて1万円、高くても4万円程度が、初心者にはおすすめでしょう。
デジタル一眼カメラは、それ以外にもSDカードや予備バッテリーなども必要になります。初心者の人は特に、デジタル一眼カメラを準備してもバッテリーを忘れてしまうなどのミスをやってしまいがちです。そのため、予備のバッテリーは絶対に用意しておくに越したことはありません。デジタル一眼カメラの選び方で失敗しないためにも、必ずポイントはしっかりと抑えておきましょう。
デジタル一眼カメラを選ぶ時の選択肢について
デジタル一眼カメラを選ぶ時にはズームレンズと単焦点 レンズが組み合わさった形で販売が行われているレンズキットを選ぶのが良いか、それともデジタル一眼カメラのボディだけを選んで、好みのレンズを選ぶのが良いのかで悩む人は多いのではないでしょうか。
レンズキットは入門には◎
レンズキットの場合は、予めデジタル一眼カメラのボディとセット状態で販売が行われているので、初心者などにとってレンズ選びのポイントが分からない場合などではお勧めですが、撮影したい写真に合うレンズか否かを把握しておく必要があります。
レンズキットにはズームレンズもしくは単焦点 レンズの何れかの場合と両者がセットになっている場合もあります。
例えば、焦点距離が50ミリの単焦点 レンズ1本、85ミリ~200ミリの望遠レンズなどがセットになっている場合、標準から望遠撮影までをレンズ2本で賄う事が出来ます。
ズームレンズの中には35ミリから200ミリなどの焦点距離を持つレンズもあり、こうしたレンズがデジタル一眼カメラのレンズキットとしてセットになっていれば、ズームレンズ1本だけで広角から標準、そして望遠撮影が出来る、幅広い写真撮影が出来る事になります。
但し、焦点距離だけでデジタル一眼カメラのレンズキットを選んでしまうと、デジタル一眼カメラとセットになっている、レンズが暗い場合、撮影時の露出やシャッタースピードなどにも影響を及ぼす事になります。
ちょっと知識がつくと気になりだす「F値」
デジタル一眼カメラに使用するレンズには明るさを示すF値があります。
F値は数値が小さくなるほど明るくなるのが特徴で、デジタル一眼カメラのレンズを選ぶ時やデジタル一眼カメラのレンズキットを選ぶ時に比較しておくべき部分です。 F値が小さいレンズは値段も高くなりますが、単焦点 レンズであればF値が小さいものを選ぶ事も可能になります。
これに対してズームレンズの場合は、単焦点 レンズと比較した場合、F値が大きいのが特徴です。
これはズームレンズの構造上、複数のレンズを組み合わせているため、F値が大きくなってしまうからです。
例えば、50ミリの単焦点
レンズのF値がF1.8の時、24~85ミリのズームレンズのF値がF2.8~4.0になっていると、焦点距離が50ミリの時のF値は中間の値だとしても、F3.0前後の数値になります。
ズームレンズはデジタル一眼カメラとセットになっているものもありますし、単体でも販売が行われているので、後からF値が小さい、明るいズームレンズを比較して購入する事も出来ます。
初めてのデジタル一眼カメラを購入する際に注目するべきポイントとは
デジタル一眼カメラは、スマホやコンデジと比べて、非常に高画質で繊細な写真が撮れるため、大切な思い出をしっかりと残しておきたいという方には非常におすすめのアイテムです。最初の内はレンズの交換がうまくいかなかったり、備わっている機能を十分に使いこなせなかったりと苦戦するものですが、扱いに慣れてきて思い通りのイメージの写真が撮れるようになった時の感動は得も言われぬものがあります。
デジタル一眼カメラは決して安い買い物ではありません。初心者向けのデジタル一眼カメラでも数万円以上しますし、別途レンズや専用のアクセサリー類を購入していくとかなりの金額になってしまいます。その為、購入する際には、失敗しないよう慎重に選ぶ必要があります。
まずはレンズキット
デジタル一眼カメラを初めて購入したい方にとって魅力的なのがレンズキットです。レンズキットというのは、デジタル一眼カメラのボディに標準レンズや望遠レンズをセットにしたもので、購入したときからすぐにボディにセットして撮影をすることが出来るようになっています。価格もボディとレンズを別々に購入した場合よりも安くなっているので、非常にありがたいキットなのです。
2台目はレンズキットは選ばない?
しかし、デジタル一眼のレンズキットを購入することにはデメリットもつきものです。デジタル一眼に慣れた方々の多くがレンズキットを選ばない理由として、まず一つ目に挙げられるのがレンズ交換の手間です。ダブルレンズキットの場合、撮影目的に合わせて標準レンズと望遠レンズをその都度交換しなけらばならず、慣れない初心者にはやや困難です。埃や傷が入りやすくなるため、その分メンテナンスの手間が増えてしまうのもデメリットです。
またデジタル一眼カメラの醍醐味はコンデジなどに比べて明るくボケ感の強い写真が撮影できるという点です。しかし、レンズキットに付属しているレンズでは、デジタル一眼カメラ本来の性能を十分に発揮することが出来ないのです。暗い場所でもしっかりと被写体を捉え、なおかつ遠近感を感じられるボケ感を十分に出したい場合には、ズームレンズとは別に単焦点レンズが必要になってきます。
デジタル一眼カメラのレンズキットに単焦点レンズがついてくることはほぼないので、結局自分で買い足す必要があるのも慣れた方々がレンズキットを選ばない理由の一つです。
デジタル一眼カメラを購入する場合には、一番撮りたいものは何なのかをあらかじめ絞った上で、適切なレンズを選ぶのがおすすめです。デジタル一眼カメラに対応しているレンズはそれぞれ規格が異なりますので、対応している機種のレンズの中から選ぶようにしましょう。
デジタル一眼カメラ初心者は軽い製品がおすすめ
デジタル一眼カメラのおすすめ理由の一つにレンズ交換が出来る点があります。
レンズ交換で遠くまでくっきりキレイ
デジタル一眼カメラは、ボディとレンズがセパレートになっている、撮影する時にはボディにレンズを装着して撮影するカメラで、デジタル一眼カメラには多種多彩なレンズ郡が用意してあるのが特徴です。
コンパクトデジタルカメラなどの場合は、内蔵型のレンズを使って撮影する事になるので、カメラに内蔵してあるレンズが持つ焦点距離の範囲内のみでの撮影になりますが、デジタル一眼カメラの場合はレンズ交換を行う事で、広角から望遠までの焦点距離の撮影が可能になるわけです。
デジタル一眼カメラの入門機などにはズームレンズがセットになっているので、ズームレンズ1本で色々な写真撮影を楽しめます。
ちなみに、デジタル一眼カメラ入門機は単一焦点レンズもしくはズームレンズのいずれかがセットになって、色々な写真撮影をしたいのであれば、単一焦点レンズよりもズームレンズの方がおすすめです。
おすすめ理由
おすすめ理由としては、ズームレンズは28ミリ~85ミリなどのように、幅広い焦点距離の範囲内で写真撮影が可能になるからです。
28ミリは広角レンズとして利用が出来る、85ミリは望遠レンズとして利用が出来ます。
さらに、中間の焦点距離に合わせてあげると標準レンズとして使えるなどのメリットもあり、レンズ一本で、風景撮影から人物撮影、遠くの被写体を大きく写し出す望遠撮影が出来るなどがズームレンズの特徴で、初心者に便利などがおすすめ理由です。
そんなに重くないよ!
デジタル一眼カメラは重量があるなどのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、入門機などの場合は小型軽量タイプになっているので重量を気にせずに好きな写真を撮影する事が出来ます。デジタル一眼カメラのボディが小型で軽量なので、初心者にも重量が気にならない、しかもズームレンズがセットになっているデジタル一眼カメラは単一焦点レンズを持ち歩く必要が要りません。
仮に、広角レンズや標準レンズ、望遠レンズなどのような単一焦点レンズを数本持ち歩くとなると、デジタル一眼カメラ全体の重量も重くなりますが、ズームレンズなら1本で色々な写真撮影が出来るので、その都度レンズ交換をせずに写真撮影が出来るわけです。
尚、デジタル一眼カメラの入門機でズームレンズセットを購入した場合、もう少し色々な写真を撮影したい時などは、単一焦点レンズを購入すれば、200ミリの望遠レンズであれば、被写体を大きく撮影が出来ますし、24ミリの広角レンズを使えばワイド撮影が出来るなどのおすすめ理由もあります。
デジタル一眼カメラは撮影したいシーンに合わせてレンズ交換が出来るカメラ
デジタル一眼カメラはこんな方におすすめのカメラです。
例えば、風景も撮影したいし、人物の撮影をもしたい、遠くの景色を大きく撮影したいなど、色々な写真撮影をしたい人にはズームレンズがセットになっているデジタル一眼カメラをおすすめします。
レンズキットはデジタル一眼カメラとレンズがセットになっているので、すぐに撮影をしたい人にもおすすめなのですが、中でもズームレンズをセットにしたデジタル一眼カメラは、被写体をクローズアップしての写真撮影、幅広い被写体で撮影する広角撮影、ポートレート撮影に最適な標準撮影など、色々な写真を撮影したいなど、こんな方におすすめのレンズセットです。
ちなみに、ズームレンズは35ミリから105ミリなどの焦点距離を持つレンズで、ズームレンズ1本あればどのような写真撮影も出来る便利なレンズです。
そのため、望遠レンズがセットになっているデジタル一眼カメラはレンズ1本で撮影が出来るなどこんな方におすすめのレンズキット品です。
尚、ズームレンズには広角から望遠までの焦点距離の撮影が出来るのでレンズ1本あれば、レンズ交換せずに写真撮影が出来るなどのメリットもあります。
レンズで変わる世界観
しかしながら、焦点距離の移動が可能になる分、レンズの明るさが暗くなるので、本格的な写真撮影をしたいなど、こんな方におすすめなのが標準レンズと望遠レンズをセットにしているレンズキットや広角レンズと標準レンズをセットにしているレンズキットがお勧めです。広角レンズの焦点距離は24ミリから35ミリが一般的で、風景撮影をする時には幅広い視野角度で撮影が出来ます。
一方、標準レンズの場合は、人物撮影を行う時に利用度が高くなるレンズで、焦点距離としては50ミリが一般的です。
デジタル一眼カメラのメリットは撮影したいシーンに合わせてレンズの交換が出来る事で、ズームレンズや標準、広角などのレンズキットを購入しておけば、シーンに合わせてレンズを変える、ズームで焦点距離を変えて撮影が出来るなどのメリットもあります。
レンズ収集
さらに、デジタル一眼カメラは同一メーカーの製品であれば、どのようなレンズも交換が出来るなどのメリットもあります。
そのため、レンズを数本持っている人が、同一メーカーのデジタル一眼カメラ本体だけを購入すれば、2台目のデジタル一眼カメラを所有する事が可能になります。
レンズキットはデジタル一眼カメラの入門用レンズであり、同一メーカーのレンズを別に購入すればデジタル一眼カメラのボディーは常に同じものを使い続ける事が出来ます。
デジタル一眼カメラを購入したら是非単焦点のレンズを使ってみましょう
お子さんの誕生や、色々なイベントの際に思い切っていいカメラを購入する方も少なくありません。最近ではスマートフォンなどでも非常にきれいな写真を撮影することが出来るようになってきましたが、やはりデジタル一眼カメラの性能には及ばない点がいくつもあるのです。
デジタル一眼カメラ > スマホ
今まであまりデジタル一眼カメラを使ったことがない方にとって、機能が多く、専門的な用語などが多いデジタル一眼カメラは使用方法が難しく感じてしまうものです。スマートフォンなどに比べて大きい上に、レンズが別々になっているため、手入れが面倒に感じたり、重くてかさばるのが気になるという方もいらっしゃることでしょう。
しかし、そんな方こそ、デジタル一眼カメラで色々なものを撮影してみることをお勧めします。デジタル一眼カメラでは、今までスマートフォンやコンパクトデジカメで撮っていたものでも全く違った写真に仕上げることが出来るのです。
何といっても、性能が非常によく、あらゆる場面に合わせて適切な設定をしてあげれば、夜景を際立たせたり、打ち上げ花火など、撮影が難しいとされているものもきれいに撮影することが出来るのです。
また、小さなお子さんやペットなど、なかなかじっとしていない対象のものを撮影したい時にもデジタル一眼カメラはおすすめです。
特におすすめポイントとしてはシャッタースピードを変えられるので、ちょっとした可愛らしい仕草も見逃さず激写することが可能です。運動会やクラブ活動のときなど、一瞬を切り取って残したいとお考えの方は、デジタル一眼カメラの方が断然きれいに、くっきりと写すことが出来ます。
標準・望遠・単焦点
初めてデジタル一眼カメラを購入する際、レンズのタイプで迷うことが多いものです。一般的には標準レンズと望遠レンズの2本がセットになっているものが多く、特に入門向けのスタートキットとしてレンズ込みで販売されています。
もちろん、この2本を上手に使い分ければ、ある程度納得がいく写真を撮影することも可能です。
徐々にカメラの扱いに慣れてきたら、是非単焦点 レンズを追加購入してあげることをお勧めします。
単焦点のよさって?
単焦点 レンズのおすすめポイントとしてあげられるのが、まず明るくきれいな仕上がりになるという点です。特にポートレート撮影に向いており、被写体をしっかりと引き立たせて奥行きのあるボケの強い写真を撮影することが出来るというメリットがあるのです。これだけでも急激に写真技術が上がったように感じることでしょう。
また、レンズ自体が手ブレに強いというメリットがあり、暗い場所で寝ているペットの寝姿を写真に収めたい方にもおすすめです。単焦点 レンズにも色々なタイプのものがありますので、その時撮影したいものに適したレンズを選ぶようにしましょう。
デジタル一眼カメラにはカメラ本体とレンズの規格も大切なポイントです。せっかくいいデジタル一眼カメラを持っていてもその規格に合わないレンズは使用できません。お持ちのカメラのレンズ規格をしっかり調べた上で、必要なレンズをその都度探していくようするといいでしょう。
デジタル一眼カメラ選びのまとめ
デジタル一眼カメラは安くはない買い物。失敗したくないですよね。でも安心してください。家電量販店や通販サイトなどで人気のある機種などを見て、その機種の入門機となるレンズガセットになったものなどを選ぶのも良い手段です。
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一眼カメラをご購入の際は、是非一度お立ち寄り下さい